七五三のお祝いで食事会をするけど、どんなメニューにすれば良いのか分からない! このような悩みを抱えるお母さんは非常に多いです。
祖父母を呼ぶ場合だと、おもてなし料理ですから豪華に見える必要があります。 また、自宅の場合は当日だと慌ただしいから、出来るだけ前日に準備しておきたいですよね。
だって、お母さんは、七五三当日に料理や祖父母の接待だけでなく、 「子供が無事に写真撮影や神社参拝を済ませること」 が何よりも重要なのですよね。
だから、あっちもこっちも気を遣わなくちゃいけないし、本当に大変です。 ですから今回は、 ・お母さんの負担が少なくて、皆に満足してもらえるメニューは何か ・祖父母を家に呼ぶ際に注意すべきことは何か 以上についてまとめました。
七五三のお祝い食事メニューおすすめは?
七五三の食事メニューの定番は、特に決まっていません。
ひな祭りの「ちらし寿司」「はまぐり」とか、端午の節句の「ちまき」のようなものはありません。ですから、お祝い事を連想させる「めでたいメニュー」を入れるのが良いでしょう。 お祝い事におすすめなものとして、次のメニューがあります。
- 尾頭付きの鯛(塩焼き)
- 茶碗蒸し
- お吸い物
- お赤飯
ちなみに、お赤飯は主食の一種ですが、どちらかというと内祝いとして招待した祖父母に持ち帰ってもらうパターンが多いですね。 主食と主菜については、
- 寿司
- ちらし寿司&刺身の盛り合わせ
七五三で祖父母に出す食事で注意すべきことは?
(1)祖父母の好みのメニューを入れる
普通のおもてなしなら、上記だけでも十分かもしれませんが、七五三のお祝いですから、お年寄り向けにもう少し品数を増やしたいところですね。祖父母の好みが分かる場合は、そのメニューを入れましょう。 もし分からない場合ですが、上記だけだと野菜系が足りないので、野菜系が欲しいところです。
- 煮しめ(筑前煮)
- 酢の物
- 天ぷら
よくあるパターンとしては、こんな感じですね。ただ、酢の物は子供が好きではないし、天ぷらは作るのに時間がかかるので、時間に余裕がないと難しいかもしれません。やはり、煮しめというのが無難だし楽ですね。
(2)お祝い料理の雰囲気を演出する 自分達だけなら寿司やちらし寿司を、ただ並べるだけで「お祝い料理」と言えますが、祖父母を招待する場合には、もう少しお祝い事の雰囲気を出したいものですね。そのためには、次のような方法がありますよ。
【お吸い物を華やかに】
- 彩りの工夫→手まり麩、花麩などを使うと華やかになります。
- 三つ葉→三つ葉を使うと緑の色合いで鮮やかになります。(お祝い事だとサラダを出さないパターンもあるので、その場合に緑色の三つ葉が色合いとして目立つのでおすすめです。) 更に工夫するなら、「結び三つ葉」にしましょう。
◆結び三つ葉のレシピはこちらの方法が簡単です。 →クックパッド「簡単おもてなし 麩と結び三つ葉のすまし汁」へ
【煮しめ等を華やかに】
煮しめ(筑前煮)は彩りがとても地味素朴な味です。そこで、人参を「ねじり梅」にしましょう。ねじり梅を作るのは慣れないと時間がかかりますが、少しあると料理全体が華やかになりますよ。 →クックパッド「人参の飾り切り ねじり梅 (型不要)」へ
(3)内祝いを忘れずに用意しておく
自宅に招待する場合は、お祝いに来ていただくのですから内祝いとして手土産を用意しておくべきですね。和菓子屋さん等で次の物を注文しておきましょう。
- 赤飯(折り詰め)
- 千歳飴
七五三料理で子供向けおすすめは?
(1)子供の好きなメニューを入れる 七五三の主役はもちろん子供です。だから、子供が喜ぶメニューも並べてあげましょう。 お祝い事というと大人にとっては「鯛の尾頭付き」かもしれませんが、子供はあまり嬉しくないのですよね。それよりも、
- 唐揚げ
- ハンバーグ
- フライドチキン
- フライドポテト
- 唐揚げ→唐揚げ粉を使う
- ハンバーグ→スーパー精肉コーナーの「ただ焼くだけ」の物を使う
- 季節の果物
- ケーキ
ケーキについては、不二家などでは七五三用のケーキが販売されていますが、大きいサイズなのですよね。ですから、コージーコーナーにある、プチサイズのケーキのような小さいものが良いですね。 楽天市場の次の商品は少々高めですが、非常に人気があります。
七五三の食事を自宅でする場合の注意点は?
(1)可能なものは宅配で済ませること
七五三当日は予定が沢山入っているのに、料理を何品も作るなんて出来ません。そこで、宅配などを上手に使って当日のお母さんの負担を少なくしてみましょう。宅配メニューは次のようなものがありますよね。
- 尾頭付きの鯛(塩焼き)
- 寿司(または、刺身の盛り合わせ)
- 茶碗蒸し
- オードブル
(2)前日に準備できる料理もある
前日に作っても保存上問題ないものは前日に作っておきましょう。特に煮物は一日置くことで味が浸みて美味しいですよ。 前日に準備可能なものは次のようなメニューがあります。
- 肉系(ミートローフ/ハンバーグ/焼き豚(煮豚)/ローストビーフ)
- 煮物(煮しめ、筑前煮が一般的。その他、かぼちゃの煮物、ひじきの煮物等単品もお好みで)
- ちらし寿司(下準備のみ前日行い、仕上げは当日。)
◆ちらし寿司の作り方はこちらをご覧ください。 →ひな祭りちらし寿司の具材で前日可能な下準備は?寿司飯2合の作り方
さいごに
七五三の食事会を自宅でやるのは、外食に比べると安上がりですが、お母さんの準備はすごく大変です。 事前に注文できるものはしてしまい、前日に可能なものは準備しておく、ということで出来るだけラクすることを考えて動きましょう。
◆その他、おかずと汁物で悩む場合はこちらの記事もご覧ください。 →ちらし寿司に合うおかずと汁物 はまぐり以外で安くて美味しい物は?