七五三のお祝い食事会を自宅でする場合には、どのようなメニューがいいのでしょうか。
祖父母を呼ぶ場合ではおもてなし料理でもあるため、子どもの好きなメニューばかりというのも考えものです。
しかも、当日に七五三詣をする場合には、子どもの準備も親の準備もあります。できるだけ前日までに用意しておきたいものです。
子どもの晴れの日は、嬉しいものですが、親がひたすら忙しいのです。。今回は、用意の負担が少なく、みんなに満足してもらえるメニューや、祖父母を家に招待する際の注意点などをまとめておきます。
七五三のお祝い食事メニューおすすめは?
七五三には行事食はある?
七五三のお祝いでは、特に行事食というものはありません。
ひな祭りの「ちらし寿司」「はまぐり」や、端午の節句の「ちまき」といったものがないのです。あえて言うなら「千歳飴」ですが、これは食事ではありませんしね。
ですから、基本的には子どもが喜ぶメニューでいいのですが、せっかくの祝い事ですから、「めでたいメニュー」を入れておくと間違いありません。
代表的なお祝いメニュー
- 尾頭付きの鯛(塩焼き)
- 茶碗蒸し
- 紅白なます
- お吸い物
- お赤飯
普段の食事や子どもの好みにもよるとはいえ、あまり子ども向きのメニューではありませんね。。準備も簡単で、子どもと一緒に楽しめるメニューの方が、現実的と言えるでしょう。
七五三のお祝い食事メニューのメインにオススメは?
子どもも楽しめるお祝いメニュー
- ちらし寿司
- 手巻き寿司
- お寿司
主食には、お寿司系がオススメです。準備も比較的簡単ですし、デリバリーなどでも対応できます。しかも食卓も華やかで、子こどもたちも大好きです。
ポイント
お祝いメニューの定番「お赤飯」を用意したい場合には、内祝いとして、祖父母にお持ち帰りいただくといいでしょう
七五三お祝い食事には子どもの好きなメニューを
そもそも、子どもの無地の成長を感謝し、これからの成長を願う日ですから、もちろん主役は子どもです。子どもにとっても、着慣れない衣装を着て、神社や寺院で祈祷してもらう特別な日なのです。せっかくですから、子どもが大好きなメニューでお祝いしましょう。
子どもが好きなメニュー例
- 唐揚げ
- ハンバーグ
- フライドチキン
- フライドポテト
- ピザ
- サンドイッチ
- サラダ
- デザート
最近は、祝い事でも洋食化しています。お寿司系ではなく、ピザやパスタ、サンドイッチなどでもいいでしょう。
デリバリーもありますし、最近は冷凍食品やチルドも美味しくなって種類も豊富です。焼くだけ、揚げるだけ、混ぜるだけ、、でもそれなりになりますし、彩を加える程度で多少の手を加えれば華やかに仕上がります。
晴れの日ですから、手の込んだ料理で頑張りたい方もいるでしょうが、子どもに衣装を着せ外出し、それからの食事会です。帰ってきてから、簡単スピーディに用意できる方が、疲れたりお腹を空かせた子どもも騒がずに喜んでくれますよ。
デザートも、少し用意しておくと食事の最後が締まります。
子どもも好きなデザート例
- 季節の果物
- ぜりー
- ケーキ
七五三のホールケーキだけでなく、プチケーキやカップケーキなども詰め合わせを用意しておいてもいいでしょう。お取り寄せであれば、当日受け取りに行かなくて済むので楽ちんです。
七五三のお祝い食事 祖父母向けの注意点は?
祖父母用に華やか料理を1〜2品
家族だけであればいいのですが、祖父母も招待する場合には、祖父母向けメニューも用意しておくといいでしょう。特に、義理のご両親の好みは確認して用意しておくと、気が楽です。
祖父母用に用意したいメニュー例
- 煮しめ(筑前煮)
- 酢の物
- 天ぷら
- お吸い物
まちがいないメニューであれば、この辺りですね。食卓の広さや、祖父母の好みに合わせて、子どもメニューとは別に1〜2品用意するだけでも、違います。
ポイント
【彩を工夫する】
・煮しめ(筑前煮):にんじんを「ねじり梅」にしたり、さやえんどうなどで華やかに
・酢の物:紅白なますなど、華やかで縁起のいいものに
・お吸い物:手まり麩、花麩、三つ葉などを使い華やかに
◆煮しめ(筑前煮)を華やかにする人参の「ねじり梅」の作り方 → クックパッド「人参の飾り切り ねじり梅 (型不要)」へ
◆結び三つ葉のレシピはこちらの方法が簡単です。 →クックパッド「簡単おもてなし 麩と結び三つ葉のすまし汁」へ
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祖父母世代も洋食は好きだけど、、
ファミレスなどに行くとわかるかと思いますが、祖父母世代も洋食、つまりピザやパスタは大好きな方は多いようです。こってりした食事を完食するシニア世代に、私は時折敗北感を感じてしまうほどです。。
そうは言っても、お祝いの席となると話はまた別です。普段は洋食好きでも、お祝いの席となると、縁起のいいものや、わかりやすい定番メニューの方が面倒がありません。
内祝いは忘れずに用意
祖父母であっても「内祝い」は用意しておきましょう。
定番は、「お赤飯」と「千歳飴」。
最近は、千歳飴もなかなか素敵なものがたくさんあります。通販やデパートなどでも用意できます。
もちろん、日持ちのする焼き菓子などでもいいでしょう。
七五三のお祝い食事は無理をしない
せっかくの子どもの晴れの日ですし、祖父母も招待しているので、手作り料理でおもてなししたいところかもしれませんが、無理は禁物です。
食事会だけであれば、朝から用意する時間もあるでしょうが、七五三詣当日の食事会であれば、思うほど時間はありません。朝から、子どもと自分達の支度、写真撮影、神社や寺院での祈祷、帰ってきて食事ですから、かなりのハードスケジュールです。
大人もですが、子どもも慣れないことで疲れていますし、お腹も空かせているでしょう。着替えをして、一息ついたら食事会を始められるよう、できるだけ自分達の負担も減らすようにしたいものです。
デリバリーやお取り寄せを上手に使う
最近は、デリバリーもお取り寄せも、美味しくなり種類も豊富です。出費は多少増えますが、用意する側の負担も減りますので、上手に活用しましょう。
例えば、メインのお寿司はデリバリー、副菜は手作りや冷凍・レトルト食品を使うなどでもいいのですよ。
前日にできることは済ませておく
作り置きできるものは、前日に作っておきましょう。煮物であれば、一日置くことで味が浸みて美味しくなります。
ハンバーグなどであれば、当日焼くだけにし、下準備を前日に済ませておくこともできます。
ちらし寿司も、下準備は前日でも大丈夫ですよ。
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さいごに
七五三の食事会を自宅ですると、外食に比べると安上がりですし、何かと安心ではありますが、準備が激増するのでお母さんの負担が増えます。せっかくの晴れの日ですから、みんなが楽しめ、自分も一緒に楽しめるよう、注文できるものは注文し、前仕込みができるものは前日に用意しておくなど、当日の手間を減らせるよう工夫してみましょう。
お母さんにとっても、子どもにとっても、素晴らしい1日をなることを願っています。