浴衣脇の下が丸見え!その理由と対処方法は?インナー女性お勧めは?

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浴衣脇の下が丸見え!その理由と対処方法は?インナー女性お勧めは?

初めて浴衣を着てお出かけしようと思って鏡を覗いてみたら、なんと脇の下の下着が丸見え状態。

えーっ、私が着ている浴衣は、もしかして不良品なの?
どうすれば良いの!?

と焦る人は意外と多いようです。
こんな時、脇の下をどうしたら良いのでしょうか。
そもそも脇の下が開いている理由というのはあるのでしょうか。

今回は、浴衣の脇の下の丸見えをどうすれば良いか、着付け方法やおすすめインナー女性向けアイテムを中心にお話しします。

浴衣の脇の下が丸見えの場合の対処方法は?

yukata

着物を着慣れない人にとっては脇の下が見えるというのは驚くことかもしれませんが、実は浴衣も含めて、着物というのは脇の下が開いているものなのです。

この開いている部分は「身八つ口(みやつぐち)」と言います。

ただ、開いているのは当然とはいえ、着物の下に着ているブラジャーやインナーが見えて良いということでもありません。この部分は、

  • 動作でカバーする(見えにくい動きを心掛ける)
  • 着付けでカバーする(見えにくい着付けをする)
  • インナー選びで工夫する(見えても恥ずかしくないもの等)

というような工夫が必要になります。

ではまず、動作に関する注意事項からお話しします。

浴衣で女性が気をつけるべき仕草は?

浴衣など着物の場合、洋服の時と違って二の腕が見えるほど腕を上にしてはいけません。
具体的に言うと、

  • 腕を肩の線より上にしない
  • 脇から腕を離さないように動かす
  • 遠くの物を手に取る場合は袂を押さえながら遠くに手を伸ばす

このようなことに気をつければ脇が丸見えになることはありませんし、インナーの心配も不要です。

着物に不慣れだと難しいかもしれませんが、着物の女性というのは立っているだけで目立つので、動きが雑だと悪目立ちする一方、美しい動きを習得すれば良い意味で目立つことになります。

ですから、浴衣を着る場合は、できるだけ美しく見えるよう、流れるような動きを目指して動いてみましょう。

浴衣の着付けで注意すべきことは?

動作も大切ですが、浴衣の着付けが良くないと脇が見えてしまう可能性もあるので、しっかり着付けすることも当然重要です。

着付けでは1つ1つの過程で皺を伸ばすことが大切です。

浴衣インナー、浴衣の順に着付けしていく際に、それぞれ胸紐を締めた段階で前後についた皺を両脇にきれいに集めます。この時、背中心がズレないように注意しましょう。両脇に集めた皺をいったん前に寄せてから、その余りを全て後ろ側に倒します。

その後、帯締めの前に衣紋(えもん)を抜きます。具体的には、後ろ襟が「こぶし1つ分」くらい抜いた(開いた)状態ですね。後身頃の皺を脇に引っ張り、真後ろの下へ引っ張ることで衣紋を抜きます。その後、帯を締めます。

衣紋を抜かないと浴衣の胸元や脇、裾が開いてだらしなくなるのでしっかり抜きましょう。こうすることで見た目が涼しくなり、大人の女性という雰囲気になります(襟が詰まっていると子供っぽく見えてしまいます)。

もし着付け後に浴衣の胸元や背中の皺が気になる場合は、脇の開いている箇所に手を入れて浴衣を引っ張り皺を脇に集めると、脇の下が見えにくくなります。


浴衣の脇の下が開く理由は?

浴衣を初めとする着物の脇の下は、女性のものだけ開いています。
この開いている理由は諸説ありますが、主なものを挙げると

  • 風通しを良くして着物にこもった熱を逃がして体温調節する
  • 脇から手を入れて襟のズレを直す

このような目的があります。
ではなぜ男性の着物は開いていないかというと、

  • 襟合わせが深くて前が大きく開いているため着物に熱がこもりにくい
  • 帯の幅が狭いので熱がこもりにくい
  • きっちり胸の下で帯を締める女性と違い、男性は腰の位置でゆったりと着付けする

このような女性の着付けとの違いが影響しているようです。

浴衣のインナーで女性向けおすすめは?

浴衣の着付けや動作に気をつけていた場合でも、うっかり脇の下が見えてしまうことはあり得ます。

そこで、インナー選びの際に、見えても恥ずかしくない物をつけるなど、事前に配慮しておく方が良いですね。

ところで、浴衣の場合になぜ下着をつけるかというと、汗取りと透け防止の2つの目的があるからです。

浴衣の場合は自分で洗えるとはいえ、毎回洗うと生地の傷みも早いし、かといって汗を吸ったまま放置すると当然放置します。ですから、吸水性のある下着を身につけて、出来るだけ浴衣が汗で汚れないよう大切に着たいものです。

また、透け防止というのはうっかり忘れがちですが、特に夏の浴衣だと色や生地によって透けやすく、ブラジャーのラインが背中に見えてしまう可能性もあるのですよね。

ですので、暑いから重ね着したくない、というよりも、暑いからこその重ね着をすべきなのです。

さて、浴衣の場合に考えられる下着としては、次のようなものがあります。

ワンピース式の場合

【着物用スリップ(浴衣下)】

【肌襦袢】

【キャミソール】

こちらのタイプはブラ無しで浴衣を着たい人に評判が良いです。洋服の時にも使えるデザインなので、着物を滅多に着ない人であればこういうのも検討の余地がありますよ。

【裾除け】

【ステテコ】

その他

【和装ブラ】
ブラジャーはワンピース式、セパレート式のどちらでも使いますが、洋服で使う「寄せて上げるブラ」のような物だと合わせが上手くいかず、着崩れてしまう可能性が高いです。

ですから、和装ブラがおすすめです。着る機会が少ないからと購入を躊躇するのであれば、スポーツブラにするのも良いでしょう。また、ブラジャーでなく上記キャミソールなどで代用しても構いません。必須のものではないということを理解しておきましょう。

まとめ

浴衣を滅多に着ない人にとっては脇の下が開いているというのはビックリすることかもしれませんが、着物は日本の高温多湿の風土に合った衣服で、女性の場合には汗対策の通気口としての役割や、着崩れを直す際に便利だからこのような形になったのです。

そして、着物における動作、仕草というのはとても重要ポイントであり、着物女性の美しさは控えめな動きだからこそ感じられるものです。

着物だと腕は肩より上に上げないことを注意すれば、脇は見えないはずですから、浴衣を着る当日は、ぜひ美しく見えるような動きを心掛けてくださいね。

◆浴衣に関するおすすめ記事はこちらです。
浴衣の右前とはどっち向きのこと?なぜ?洋服との違いは?





この記事を書いた人

運営者:祐希
もうすぐ50代に突入する主婦です。
若い頃はキャリアウーマンだったことから主婦としての常識を知らず、嫁ぎ先で親戚に後ろ指さされた経験があります。その後、優しさと賢さを兼ね備えた亡き姑にマナーや処世術を教わったお陰で主婦スキルが向上しました。
このブログでは、姑から教わったマナーの一般常識を中心に、生活に役立つこと、道具や手続き、車関係等について語っています。
【ホーム】闘う嫁のマナーノート

Twitter→@yomemanners

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