生活の知恵

浴衣でトイレの行き方は男女違うの?裾のまくり方お手洗い注意点は?

yukata4
浴衣でトイレというのは難しそうだなあ。
浴衣を着るとトイレに行けるか心配だし、当日は水分を我慢した方が良いのかなあ・・・
と悩む人も多いでしょう。

今回は、浴衣でのトイレの行き方について男女別に、裾のまくり方やお手洗いでの注意事項等を含めてまとめました。

浴衣でトイレの行き方は男女どう違うの?

女性の視点だと「男の人は浴衣だとトイレが簡単そうでいいなあ」と思うかもしれませんが、実際には男性も女性も大変さは一緒なんですよね。

というのも、小用の場合に男性は立って出来ると思うものですが、実は、

・立って用を足すと撥ねやすい
・浴衣が汚れる可能性がある

という切実な問題があるのです。そのため、小用であっても広い個室で用を足す、という男性は意外と多いです。ですから、男性も女性も、苦労の度合いは一緒ということになります。

では、個室で座って用を足す場合について、男女の違いはあるのでしょうか。

これは、微妙にあり、男性の方が少々やりにくいかもしれません。

何故かというと、個室で用を足す場合は浴衣の裾をまくり上げてから下着を下ろして行うのですが、男性の方が帯の位置が低く、裾をめくり上げる前に帯をウエスト部分(一番細い箇所)まで引き上げる必要があります。帯を上にズラさないと下着が重なった状態で動かせない事態になるからです。
そして、帯をズラすと終わった後に着崩れする可能性が高いのですよね。女性は帯が高い位置なので帯はそのままの状態でめくり上げれば良いので、着崩れはさほど酷くなりにくいです。

では次に、浴衣の裾のまくり方から下し方までを細かくご説明します。


浴衣の裾のまくり方から下し方まで

女性の場合

(1)裾のまくり方
浴衣、裾除けの順に1枚ずつめくり上げていきます。両手で浴衣の左右の裾を持ち、思い切ってめくり上げましょう。めくり上げた裾は、丁寧に帯の中に挟み込みます。次に裾除けを同じようにめくり上げて帯に挟みます。
全てめくり上げた後は、袖が汚れないように気をつけて下着をおろして用を足します。

(2)裾の下し方
用を足した後は下着を上げてから、帯に挟んでおいた裾よけを外して下して整えます。次に浴衣も同様に下げて整えます。
最後は
・前の襟合わせが崩れていないか
・おはしょりが乱れていないか
を確認します。裾をめくり上げる際に前後のおはしょりが一緒に上がってしまうケースもあるのです。もし上がっていたら、おはしょりを下げるようにしましょう。

男性の場合

(1)裾のまくり方
男性の場合も殆ど女性と同じですが、最初に帯をウエスト部分まで引き上げておきます。
その後、浴衣の左右の裾を思い切りめくり上げて、帯の中に挟みます。その後、下着類を下ろして用を足します。(ちなみに、男性の場合は女性と違って裾よけは使いません。汗対策、足さばきを考えるとステテコを履くのがおすすめです。)

(2)裾の下し方
用を足したら、下着類を上げて、襟合わせが崩れていないか確認し、崩れていたらきれいに整えましょう。その後、ズラしていた帯を元の低い位置に戻します。最後は、帯まわりに皺がないか確認し、もしあったら皺をきれいに伸ばします。

ただ、帯は一回細いウエストまで引き上げることで緩みやすくなっています。そのため、元に戻しても緩い、と気になる場合は、帯を結ぶ箇所だけは締め直した方が良いですね。

浴衣でのお手洗いで注意すべきポイントは?

浴衣でトイレに行くことについては、多くの人が注意深くなるものです。でも、実際にトイレに行ってみて、「無事に出来て良かった」と思ってホッとすると、その後失敗することもあるのでトイレを出るまでは充分注意しなければならないのでしよね。

何が問題かというと、最後に手を洗う時にうっかり汚してしまうということが意外とあるのですよ。
ですから、トイレを出る最後まで、気を抜かないことが重要です。

具体的には、

・手を洗う際に蛇口やシンク底から水が跳ねて浴衣が濡れてしまう
・シンクの縁が濡れているのに気づかず袖がシンクに触れて濡れてしまう

このような現象があります。
最近は、蛇口に手を近づけると自動で水が出てくるタイプも多いので、うっかり手を近づけただけで反応して水がピューッと出て袖にかかってしまう、ということもあります。
ですから、くれぐれも手を洗って拭くまでは、気を抜かないようにしましょう。


さいごに

浴衣でトイレは大変、というイメージがありますが、ロングスカートをまくるのと同じようなものです。ただ、やはり裾を汚さないようにするには、なるべく広めのトイレを選んだ方が安心ですね。また、トイレに行く回数を少なくするために、着付けの前に一度トイレに行っておく方が良いでしょう。

あと、裾の上げ下ろしを考えると、裾をまくった時に帯や腰紐と下着が重ならないよう、下着は浅めのものを選ぶ方が楽ですね。





この記事を書いた人

運営者:祐希
もうすぐ50代に突入する主婦です。
若い頃はキャリアウーマンだったことから主婦としての常識を知らず、嫁ぎ先で親戚に後ろ指さされた経験があります。その後、優しさと賢さを兼ね備えた亡き姑にマナーや処世術を教わったお陰で主婦スキルが向上しました。
このブログでは、姑から教わったマナーの一般常識を中心に、生活に役立つこと、道具や手続き、車関係等について語っています。
【ホーム】闘う嫁のマナーノート

Twitter→@yomemanners

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