夫が単身赴任することになったけど準備するものが分からない、と悩む人は多いです。
そこで今回は、赴任までの短期間で漏れがないよう一人暮らしの必需品リストを作成しました。
また、夫が家事をするか否かで必要な家電は1人1人違います。
炊飯器やアイロンなどの家電は買っても使わず無駄になってしまうケースも多いので、どんな場合に必要かなどの判断基準についてもお話しします。
単身赴任で準備するものは?
単身赴任や引っ越しで一人暮らしの場合には次のような物が必要になります。
会社で社宅等を用意する場合は備え付けの家電等があるかもしれません。また、生活スタイルにより、不要なものもあります。その際はリストから除外して下さい。
電化製品
(1)基本4点セット→ 冷蔵庫、洗濯機*、テレビ、電子レンジ
(2)冷暖房器具→ エアコン、ホットカーペット、ヒーター等
(3)その他必需品→ パソコン、電気ひげ剃り、懐中電灯、ドライヤー等
(4)必要か考えて買う物→ 炊飯器、アイロン、掃除機、照明器具、電気ケトル、コーヒーメーカー等
掃除機についてはこちらの記事に詳しい内容があります↓
家具
(1)部屋の広さに応じて選択→ テーブルと椅子 または こたつ、ソファベッド等、机と椅子
(2)荷物量に応じて選択→ 本箱、タンス、衣装ケース、小物ケース
(3)その他→ テレビ台、ごみ箱
寝具
(1)布団一式→ 敷布団、掛け布団、タオルケット、シーツ、カバー、枕、枕カバー
(2)カーテン→ 厚手、レース
(3)その他→ 座布団、カーペット
台所用品
(1)調理器具
ガスコンロ、包丁、まな板、鍋※1、フライパン、布巾(食器拭き、テーブル拭き)、洗い桶、菜箸、お玉、フライ返し、ピーラー、ザル、しゃもじ、タッパー(保存用)
(2)調味料
味噌、醤油、ソース、塩、こしょう、砂糖※2、サラダ油、マヨネーズ、お酢
(3)食材等
お茶葉、インスタントコーヒー、お米※3
(4)食器類
お箸、ナイフ・フォーク・スプーン、茶碗、お椀、小鉢、皿、どんぶり、コップ、湯呑み、急須、バターナイフ
(5)片付け用品
食器用洗剤、キッチンハイター、スポンジ、スポンジ置き、生ごみ入れ(生ごみ袋、台所用ごみ箱等)、タオル掛け
※1 鍋は片手鍋で、注ぎ口がある方が使いやすいです。
※2 砂糖や塩を1kg袋で購入する場合は別途保存容器も必要です。
※3 米びつは必要性を感じたら用意しましょう。
水回り用品
(1)トイレ
トイレ掃除ブラシ、トイレ洗剤、トイレ掃除シート、トイレットペーパー、便座カバー、消臭剤
(2)洗面
洗面用コップ、歯磨き粉※5、歯ブラシ、髭剃り、ヘアブラシ
(3)風呂
洗面器、手桶、風呂用椅子、体洗い用スポンジ等、石鹸(ボディシャンプー)、シャンプー、リンス、足ふきマット、バスタオル、ファイスタオル※6、風呂掃除洗剤、風呂掃除スポンジ
(4)洗濯
洗濯洗剤、酸素系漂白剤、バケツ、物干し竿、洗濯ばさみ、洗濯干しハンガー
※5 フェイスタオルの方がバスタオルよりも乾きが早いので、バスタオルでなくフェイスタオルを多く使う方が便利です。
※6 歯磨き粉等はお気に入りがあれば買いだめしておく方が便利です。
衣類
スーツ、ワイシャツ、下着、靴下、コート、その他普段着、セーター、カーディガン、パジャマ、靴(革靴、運動靴、サンダル等)、靴べら
その他
文房具(ペン、鉛筆、消しゴム、はさみ、のり等)、裁縫道具、救急箱(絆創膏、胃薬、風邪薬等は必須)、耳かき、爪切り、ティッシュボックス、雑巾、工具
単身赴任で炊飯器が必要かの判断基準は?
料理しない夫の場合は買わないで済ませる方法がおすすめです。
通常の炊飯器で一番小さいサイズは1~3合炊きです。
ただ、お米は多く炊く方が美味しいですし、1日に何合食べるか、外食が中心になってしまうかを考える必要があります。
次の項目のいずれかに該当する場合は事前に炊飯器を購入せず、生活した様子で考えた方が良いでしょう。
- 狭い住まいなので炊飯器を置いたら邪魔になる
- 自分で米を洗って炊飯器をセットし、後片付けするのが面倒臭い
- レトルトご飯でも十分満足する
- 1日1合(茶碗約2杯)あれば十分
- 冷凍でも妻が炊いてくれたご飯の方が楽だし美味しいと思う
我が屋では夫がまさにこのタイプで、炊飯器が無駄になりました。次に炊飯器から現在までの紆余曲折についてお話しします。
我が家の炊飯器の変遷
我が家の場合、夫は単身赴任するまで一切家事をしなかった人でした。だから、初めての一人暮らしでは、全自動洗濯機を2日に1回使って干すだけで精一杯で、炊事は全く余裕がないそうです。最初の1週間だけは頑張って米を洗って炊いていたのですが、使い終わった後の片付けや半端な米の片付けなどが面倒になってしまい、その後は挫折し、コンビニご飯のお世話になったり包装米飯(サトウのごはん等)を利用した時期がありました。
そんな中、夫の帰省時に私が1週間分のご飯を圧力鍋で炊いたところ「炊飯器で炊くよりモチモチして艶があって美味しい!」と感動したことがきっかけで、現在では圧力鍋で炊いたご飯を個別包装して1週間分冷凍して持たせたり、クール宅急便で送るようになっています。(朝用は丸く、昼用は弁当箱に入るサイズでそれぞれラップで包んでおき、夫は冷凍のまま弁当箱に入れて会社に持参し、電子レンジで温めて食べます。ちなみに、おかずは別途用意しています。
夫に送る冷凍おかずやお弁当についてはこちらの記事をご覧ください。
→単身赴任の夫に送る冷凍おかずの選び方とおすすめは?お弁当向けは?
ご飯1回分のサイズが合えば、ラップを使うよりも冷凍用タッパーが便利です。百円ショップでもたくさんあります。
ちなみに、私と子供は2人暮らしですが、子供が少食のため1日1合のお米で十分です。炊飯器は夫にあげてしまったため(夫は現在使っていませんが)、その代わりに下記の商品を購入し、毎朝電子レンジで炊いています。
我が家の電子レンジの場合は蒸らし時間をしっかり15分取らないと中身の上と下で水分量が異なり(上がパサパサ、下がべっちゃりして)ますが、きちんと蒸らせば、まあまあ美味しく食べられます。
1人暮らしで少食だけどマメに料理するタイプなら、このような電子レンジの1合炊き商品が重宝するかもしれません。
単身赴任でアイロンの判断基準は?
アイロン未経験の場合は、買わずに済ませる方法を考えましょう。
アイロンを使う必要があるのはワイシャツやスーツのズボンなのですが、女性でも難しくてやりたくないという人もいるくらいなので、男性で不器用な場合はやらずに済ませる方法を考えた方が良いでしょう。
やらずに済ませる方法として次の方法があります。
- ノーアイロンの(形状記憶)ワイシャツを多めに用意する方法
- まとめてクリーニングに出す方法(2週間分10枚用意し、1週間分5枚を週末にクリーニングに出し、翌週受け取る)
単身赴任の場合 電気ケトルと電気ポットはどっちが良い?
一人暮らしの場合は電気ポットよりも電気ケトルの方がコストが安いです。
毎回沸かすのも面倒ですが、1人分程度であればほんの数分で必要分だけ沸かすことができるので、無駄がありません。電気ポットどころか、普通のポットも不要なくらいです。
まとめ
単身赴任の場合、夫が家事をマメにするか無精者かによって、必要な家電が違ってきます。
様々な部分でお金がかかるため、炊飯器やアイロンなどは本当に必要かどうか、夫の生活スタイルを考えて選ぶ方が良いでしょう。
◆単身赴任について他の記事はこちらです。
◆その他、単身赴任や一人暮らしで困ったときにはこちらにも記事があります。