結婚や同棲で新居に住み始める時には、「引越し」という一大イベントがついてきます。
片方の家で一緒に住む時には、荷物の移動は徐々に行うこともできますので、さほど大変ではありませんが、新居でスタートとなるとこれはかなり大変です。
大切なのは、事前に二人でよく話し合う事。それぞれが何をどのくらい持っていくのか、新しく揃えるものはどうするのか、事前によく話し合い、調整しなければ、引越し直後に大喧嘩なんてこともあるのです。
・それぞれが持ち込むものを決める
・新しく買うものを決める
・新生活で使うものを想定し、必要最低限で持ち込む
他にも注意点などがありますので、ここでは
- 結婚時の引っ越しの準備3ステップ
- 結婚時の引っ越しの3つの注意点
- 実家の荷物を持っていく時のポイント
を解説します。気持ちよく新生活が始められるよう願っています。
結婚・同棲で引越し準備 3ステップ
結婚・同棲での時引越し準備の3ステップです。
1. 新居の間取りを考えて必要な荷物を調整
2. 不要なものは処分
3. 必要なものだけを荷造り
詳しく見ていきましょう。
新居の間取りを考えて必要な荷物を調整
新居が決まったら、ざっくりとしたレイアウトも含めて、必要なものを確認し調整しましょう。ポイントは3つ。
・必要な生活家電や家具などを確認する
・持ち込みか購入かを決める
・入居時には必要最低限に留めておく
二人とも実家暮らしであれば、生活家電などは一式買い揃えることになりますが、二人とも一人暮らしをしている場合には、それなりの家電や家具、食器などを持っていることになります。二人分の家電製品は使いませんし、持ち込んだところで一人暮らし用家電だと二人暮らしには不向きなこともあります。どちらの家電や家具を持ち込むのか、新しいものを買うのか、しっかり話し合いましょう。
使いそうなものや気に入っているものを全て持ち込むと、部屋がモノだらけになって収まりが悪くなることもあります。新生活のスタート時には、一式揃えたくなるものですが、まずは必要最低限でスタートすることもポイントです。足りなくなったら、すぐ買えるのですから、そんなに心配はいりません。
不要なものは処分
新居に持っていくものが決まったら、不要なものはどんどん処分していきましょう。自分の都合だけで進められないこともありますので、引越しが決まったら2ヶ月くらい前から準備を始めるのがオススメです。
◉ まずはフリマサイトで売却
時間的に余裕があれば、売れそうなものはメルカリなどのフリマサイトで売却しましょう。ただ、今日出品して、すぐ売れて、明日には発送できるとも限りません。引越しの1〜2ヶ月前から始めるといいですよ。
◉ リサイクルショップで売却や引取り
家具などの大型のものや、フリマショップで売却できないものは、リサイクルショップなどで売却したり、引き取ってもらいましょう。値段が付かなくても、無料引き取りが可能であれば引き取ってもらうほうがいいです。粗大ゴミだと自分で搬出しないといけませんし、手数料もかかります。無料引き取りであれば、余計な費用も労力もかかりません。
見積もりなどで時間もかかることもありますので、1ヶ月前には売却先や引取先を探し始めたいところです。
◉ 処分する
小物であれば、家庭ゴミで処分できますが、自転車や家具、家電だと、粗大ゴミになったりします。生活ゴミとは異なり、捨てられる日が決まっていますし、時期によっては事前予約が一杯になって予約が取れないこともあります。こちらも、早めに準備を始めるといいでしょう。
捨てられないもの、とっておきたいものは、実家に残すなども含めて準備しておきましょう。
必要なものだけを荷造りする
最後に必要なものを段ボールに詰めて荷造りをします。
「使うかも」「あったらいかも」レベルは持ち込まず、必要最低限に留めて持ち込むのがポイントです。生活が変われば必要なものも変わります。買い足すのは簡単ですが、捨てるのは労力も使いますので、気をつけましょう。
生活必需品(と思われる物)であればまだいいのですが、趣味などの私物が多い場合には要注意です。事前に、どのようなものかと物量をパートナーに相談し承諾を得ておかないと、ケンカの原因にもなりかねません。部屋の広さや、パートナーの理解次第では、実家に避難させておく方が無難です。
結婚・同棲での引越し〜3つの注意点
結婚・同棲での引越しにおける注意点は3つあります。
・荷物はコンパクトにすること
・引っ越しの日程を調整する
・片付けは完璧を求めない
詳しくみていきましょう。
荷物はコンパクトにすること
荷物はなるべくコンパクトにしましょう。
新生活でもなるべく今の生活スタイルと変えたくないと思うと、小物まで全部持って行きたくなってしまうものです。一人での生活が二人になると、モノも増えます。細かなことですが、モノの置き場も変わります。洗面所やトイレ、お風呂など、狭くて細かなモノがあるところほど、注意が必要です。
衣類も同様です。家が広くなったからといって、クローゼットや衣類を置く場所が倍増するわけではありません。むしろ、一人分としてみれば狭くなることもあります。
ミニマリストでもない限り、生活すればモノは増えます。スタート時は少なければ少ない方が楽ですよ。自分の生活にとって、必要なモノだけを持ち込むように心がけましょう。
引越しの日程を調整する
それぞれが、新居に引っ越す日程を調整しましょう。同日の同じ時間帯で引越し作業がかぶると、業者も大変ですし、あなた方二人も大変です。
なお、家具、家電など大物が多い方が先が基本です。
家族の場合、同日に一気に引越しするものですが、2カ所から1カ所へ引っ越しする場合には、同日を避ける方がいいです。新居が離れているなど、どうしようもない場合には、午前午後で分けるとか、1日ずらすだけでもかなり違います。
片付けは完璧を求めない
引越しで物の搬入が終わると、今度は片付けです。片付けは大きな物、すぐ必要なものから始めるのが基本です。
この時の最重要ポイントは、最初から完璧を求めないこと。
新居ですから、今までの部屋との使い勝手も異なりますし、荷物も二人分です。自分の考え方やイメージを押し通して、完成形を求めても無駄です。自分の使い勝手もありますが、相手の使い勝手にも配慮が必要なのです。暮らしながらいくらでも変えていけるのですから、しばらくは様子見くらいで構えておきましょう。
実家から引越しで気をつけたいこと
実家から引越す際には、さらに気をつけておきたいこともあります。
・実家にある自分の荷物をは片付ける
・荷物を置いていくときは親の許可を得る
・時間がかかっても必ず自分の部屋は片づける
詳しくみていきましょう。
実家にある自分の荷物は片付ける
実家から引越す際には、自分の荷物はきちんと片付けましょう。家の考え方にもよりますが、「自分の部屋」という感覚は捨てた方が無難です。
あなたがいない間、誰も部屋に入らないわけではありません。掃除や換気で、家族が部屋に入ることもあります。誰が入っても困らないように、部屋の中をは片付けておきましょう。
- 机の上や棚、引き出しなどは片付ける
- 壊れやすいものや大切なものは片付ける
- 見られて困る物、見られたくない物は処分する
- 保管する物はわかるようにダンボールなどに入れて封をする
もう使わないようなものは、引越しの準備期間に処分しておくといいでしょう。本来であれば、なにも残さないがベストです。
荷物を置いていくときは親の許可を得る
実家とはいえ、「あなたが住む家」ではなくなるのですから、荷物を置いていく時には親に断りをいれましょう。
場合によっては、「あなたの部屋」はあなたの部屋ではなく、他の方が使うこともあります。その際の荷物の扱いもきちんと確認しておきましょう。
時間がかかっても必ず自分の部屋は片づける
どんなに時間がかかっても実家の荷物は必ず片付け切りましょう。
「実家じまい」などで、実家の荷物が、親のモノが、、という話は聞こえてきますが、家をでたあなたの荷物も同じようなものです。不要ならば処分する、残しておきたいものであれば自分の責任で保管するのが基本です。実家を出てすぐに全て片付けるのは難しい場合もありますが、時間をかけてでも自分の部屋は片付けましょう。
実家から引っ越すときは、基本的には荷物は全部持っていくか処分するですが、どうしても片付けきれないときは親の許可を得て、時間がかかっても片づけるようにしましょう。
結婚や同棲する時は想像以上にやることがたくさんあり大変ですが、しっかり準備して注意点を守って、素敵な新生活を過ごしてくださいね。
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