掃除道具にはかかせない「コロコロ」。
「コロコロ」は、進化をし続け、カーペットだけではなく、あらゆる場所のお掃除に対応できるようなものが販売されています。
私は、コロコロをなんとかフローリングで使えないかと思い、試したこともあります。フローリングにコロコロが張り付いてしまい、余計な掃除を増やした、残念な思い出となりました。
それは例外としても、掃除機を出すほどではないから、「あそこのゴミがコロコロで上手にとれたら・・・・」など思うことは、日常的にもよくあります。
今回は、各社のコロコロの違いや、使い方などを用途別にご紹介します。
コロコロの正式名称は?
コロコロの正式名称は「粘着カーペットクリーナー」。
聞き慣れませんが、確かにホームセンターなどの売り場では、「粘着カーペットクリーナー」や「粘着クリーナー」などと表記されています。
「コロコロ」の由来は、ニトムズの販売している「粘着カーペットクリーナー」の商品名が「コロコロ」。
商品名だったのですね。。
商品名 / 登録商標が一般名詞化するのはよくあることで、身の回りにもたくさんあります。
例えば、
- ウォシュレット:温水洗浄便座、TOTO株式会社の商標登録
- QRコード:2次元コード、株式会社デンソーウェーブの商標登録
- サランラップ:ラップ / ラップフィルム、日本では旭化成とアメリカのダウ・ケミカル社の登録商標
「コロコロ」もその一つですが、的を得たネーミングだと感心してしまいますね。
コロコロにはどんな種類がある?
100均のコロコロ
100円ショップにもコロコロがたくさん取り揃えられていますね。
過去には、100円ショップのものは、「安かろう悪かろう」扱いもありましたが、最近はそんなことはありません。
用途別のコロコロテープの種類も豊富で、コストパフォーマンスがいいものが取り揃えられています。
例えば、
- 畳・フローリング用
- ペット用
- 洋服用
- 強粘着コロコロ
サイズも、大きいものから小さいものまであります。
ミシン目がなくて、くるくるっと剥がすだけのコロコロもあります。ミシン目がわからなくなり、うまく剥せなくなるあの煩わしさがなくなるよう工夫がされているんですね。
我が家も、100円ショップのコロコロには愛用品の1つ。
用途によっては、すぐに粘着力が弱くなるため、何度もテープを剥がさなければならないので、スペアテープは常備しておく必要があります。
本体1つでも、スペアテープを取り替えることで、用途別に使い分けることができるのは、便利です。
カインズのコロコロ
ホームセンターのカインズにも、コロコロがたくさん取り揃えられています。
収納ケースが工夫されていたり、持つところが長いもの・短いものが選べたり、掃除する粘着テープの部分だけではなく、生活シーンを考えた工夫がされています。
中でも、人気があるのが、収納ケースのいらないコロコロです。
なんと、壁に直接かけて、収納ができるようになっているのです。
狭い収納スペースにも、さっとそのままかけて置くだけでOK。とても便利ですよね。
しかも、ワイヤーフレーム。カラーも白と黒から選べます。インテリアの邪魔をしないオシャレなデザインになっています。
引用:カインズのケースが要らない ワイヤーフレーム カーペットクリーナー
ニトリのコロコロ
ニトリのコロコロもさまざまなコロコロが取り揃えられていますね。どれも、お値段以上のものばかりです。
ニトリでは、収納ケースが工夫されているものがあります。
木製ケースのコロコロ
コロコロのケースは、プラスチックが定番ですが、ニトリでは、木製ケースが販売されています。
見た目が、柔らかい感じなので、木目調のお部屋にはぴったりですね。
掃除道具は、インテリアを邪魔してしまうことが多いのですが、木製ケースなら、床にポンと置いておいても、生活感がでなくて、インテリアにもしっかり馴染んでくれますね。
引用:ニトリの木製カーペットクリーナー ハンディ(WOOD ビーチ)
スペアのストックを収納できる収納ケースがあるコロコロ
スペアをストックできるものまであります。
収納ケースにスペアも収められるので、保管場所に困ることも、保管場所まで取りに行く手間もありません。
他のコロコロの収納ケースと比べると大きくなってしまいますが、縦型なので場所もさほど取りません。奥行きが変わらないのは、収納には便利ですね。
無印良品のコロコロ
無印良品にもあります。
無印のコロコロは、種類は選べませんが、収納ケースもついて690円とお手頃価格です。
無印良品ならではのシンプルな見た目で、床に置いても自立するケースです。
収納するときは、ケースの横からすっとコロコロをしまうだけ。
さらに、無印良品のコロコロのすごいところは、アルミ伸縮性のポールを取り付けて、立ったままモップのようにコロコロを使うことができます。
取り外しが可能なので、収納スペースにも困りません。しまう時はポールを外して、使うときはポールをつけて、カーペットやソファを自由自在に掃除することができますよね。
ただし、無地良品のコロコロの粘着力は、あまり強くないのが少し残念。
100円ショップなどで販売しているスペアを取り付け可能です。スペアテープは用途に合わせて使いやすいものを選び、本体はオシャレな無印という使い方もオススメです。
コロコロを使うときの4つのポイント
コロコロは、掃除機で取りきれなかった場所の掃除にとても最適です。
- カーペットを掃除する場合には、繊維とは逆方向にしてコロコロをかけましょう。
繊維に沿って、コロコロをかけてしまうとゴミが埋もれてしまい、上手に取りきれません。 - 軽く転がす、まさにコロコロ転がして使いましょう。
強く押し付けるようにすると、ゴミが取りづらくなってしまいます。 - 粘着力が弱くなったらテープを交換、新しいテープでコロコロしましょう。
ゴミがつき粘着力が弱い状態のまま使うと、ゴミが取りにくいだけでなく、ゴミを移動させただけになってしまうこともあります。 - コロコロテープの切れ目がわかりづらい場合は、テープをめくった時に、端に少し折り目をつけておくとわかりやすくなります。
切れやすく工夫されているものや切れ目がわかりやすいものもあるので、使い勝手のよいスペアテープを用意するのもオススメです。
さいごに
フローリングや畳など、用途別のコロコロを探している場合は、100円ショップでスペアテープを探してみるといいでしょう。
インテリアにマッチさせたい場合は、本体はカインズやニトリ、無印などで探してみるのがオススメです。