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掃除

下駄箱にカビが生えた場合の掃除と靴の手入れ方法は?予防するには?

下駄箱を何気なく見たら、いつの間にかカビが生えて酷い状態になっていました。

そして、お気に入りの靴までカビが生えて、どうしよう~(ノД`)・゜・。

こんな場合、下駄箱の掃除はどのようにするのでしょうか。
もう靴は捨てなきゃいけないのでしょうか。手入れで何とかなるのでしょうか。

今後下駄箱にカビが出ないよう予防方法はあるのでしょうか。

このような下駄箱の状態で悩む人は案外多いものですよね。

今回は、下駄箱のカビに関する対策をまとめました。

下駄箱にカビが生えた場合の掃除と靴の手入れ方法は?

getabako

下駄箱や靴にカビが生えた場合、エタノール逆性石鹸で拭き掃除します。

逆性石鹸を使う場合は水で約200倍に薄めてから使います。コスト面を考えると、逆性石鹸の方が安いのでおすすめですが、薄めるのが面倒という人なら、薄めずに済む消毒用エタノールの方が良いでしょう。

ただ、エタノールはワックスやニスを溶かしてしまうため使う場所が限られており使用にあたって注意する必要がありますが、逆性石鹸はそういう制限がなく安心です。

逆性石鹸とは?
逆性石鹸とは水に溶けた際に【陽イオン】に変化する界面活性剤です。普通の石鹸は【陰イオン】になるので『逆性』と名付けられています。石鹸に比べて細菌やカビの吸着に優れています。

逆性石鹸の商品は以下のようなものがあります。

 

下駄箱の掃除

(1)カビの胞子は飛び散りやすいので、ボロ布等にエタノールか逆性石鹸の200倍薄め液を浸み込ませて、フワフワ表面に浮くカビを摘まんで捨てる作業を繰り返します。

(2)きれいなボロ布に再度エタノール等を浸み込ませて、棚板や天井、側面等を丁寧に拭き掃除します。(下駄箱の気になる臭いもエタノールで落とせるケースが多いです。)

※使ったボロ布等はカビの胞子が外に飛び散らないよう、ビニール袋に入れて結んでから捨てましょう


靴のカビ掃除

布製・合皮製の場合

(1)下駄箱の掃除と同様に、カビの胞子が飛び散らないよう、ボロ布等にエタノールか逆性石鹸の200倍薄め液を浸み込ませて、フワフワ表面に浮くカビを摘まんで捨てる作業を繰り返して表面のカビが取り除けたら、靴に張りついているカビの部分を叩くように拭きます。

(2)通常の靴洗いのように、ブラシとお湯と洗濯用固形石鹸で擦り洗いをしてすすぎます。

(3)50度のお湯に酸素系漂白剤を入れて1~2時間浸け置きして殺菌消毒します。(酸素系漂白剤の量の目安は「しみ抜き」の分量です。)

(4)水ですすいでタオルで水気を拭き取ってから、風通しの良い場所で陰干しします。

本革靴の場合

(1)布製・合皮製と同様にカビのついた箇所をエタノールか逆性石鹸で拭きます。

(2)皮革専用洗剤(サドルソープ等)で洗います。

(3)水ですすいでから風通しの良い場所で陰干しします。

革靴のカビについては、下記のようなカビ取りスプレーを使うとキレイになります。

下駄箱のカビ予防方法は?

下駄箱にカビが生えないようにするには、次のような方法があります。

1.下駄箱対策

(1)下駄箱の換気・湿気対策
カビ菌は目に見えないだけで、実は私達の回りの空気中をずっと漂っているものです。

そして、空気が滞留しているところがあれば、そこに菌が着いて繁殖していきます。ですから、日々換気をしていればカビ菌が着きにくくなりカビ予防になります。また、カビ菌が着いても湿気が少なければ繁殖し難いので、次のような湿気対策が不可欠です。

  • 窓を開けて換気する。
  • 玄関扉をこまめに開ける。
  • 扇風機で下駄箱に空気を送る
  • 除湿機を使って玄関全体の湿気を下げる
  • 下駄箱の扉は開けっ放しにする(無理なら少しの隙間でもOK)

(2)下駄箱を定期的にエタノールで拭き掃除
2~3ヶ月に1回程度は下駄箱を拭き掃除して、埃や土汚れだけでなく目に見えないカビ菌等も取り除きましょう。

ボロ布等にエタノールを浸み込ませるか、直接エタノールをスプレーして拭き掃除します。
(下駄箱の気になる臭いもエタノールで落とせるケースが多いです。)

(3)下駄箱に新聞紙を敷き詰める方法もある
新聞紙は汚れを受ける役割の他、除湿、消臭の作用もあります。そこで、下駄箱の棚板に新聞紙を敷き詰めて、その上に靴を置くようにするという方法もあります。

ただし、デメリットとして、ゴキブリが多く出る場合の通り道になる可能性もあるので、ゴキブリが多い場合は新聞紙を使うかどうかよく考える方が良いでしょう。

この方法も数ヶ月に1回程度は新聞紙を交換しましょう。

2.靴対策

(1)履いた靴を直ぐに下駄箱に入れない
履いた靴を直ぐに下駄箱に入れると湿気や雑菌を持ち込むことになってしまいカビが生えやすくなります。

それを防ぐためにも、風通し良い場所で1~2日干してから下駄箱に入れることが大切です。

(2)靴を定期的に陰干しする
2~3ヶ月に1回程度、靴を陰干ししましょう。その際に上記下駄箱対策(2)のエタノールによる拭き掃除をすると良いですね。

3.便利アイテムを使う

下駄箱用の除湿剤を使うという方法もありますが、カビの発生や臭いを抑える次のような商品もあります。

さいごに

下駄箱は換気をしないとカビやすいです。

カビ臭いなあと感じた時には目に見えなくてもカビが繁殖しているので、気付いた時に掃除をしたり、靴がカビていないか確認した方が良いでしょう。

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