「男性のネクタイは意外と見られている」
今回は「まさ」さんから頂いた、娘さんに嫌われてしまった失敗談と解決方法をご紹介していただきます。
男性はネクタイをいつもしている場合、目線に入らないこともありどんなネクタイをしているか忘れてしまうことがあります。
しかし、まわりからはしっかりと見られているので注意が必要です。
それでは、「まさ」さん、お願いします。
仕事場から直接、卒業式に向かったためネクタイが派手すぎて失敗してしまいました。 次女の時には、妻から注意もあったのでネクタイにはかなり気を使いました。 今回は、卒業式における保護者の服装の話です。
服装よりも目立つ、卒業式でのネクタイ!
私は広告代理店で働いていることから、スーツは着ていますが、ネクタイはあまりしません。
大きなクライアントとの仕事の時にのみ、ネクタイをしていきます。
そして、よく行うのはクライアント企業にあったネクタイを選ぶこと。
例えば、CO2削減のコンペなどではアースグリーンカラーのネクタイをチョイスします。
他にも海外のクライアントの場合はその国の国旗と同じ色のネクタイをチョイス。
そして、問題となったのは長女の卒業式の日でした。
私は大手のアニメ制作会社のCM撮影に臨んでいました。
CM撮影の為、朝から撮影は行われますが、当日の私の仕事はそれほどないので、朝、現場で企業の人に挨拶だけして、長女の卒業式に向かう。
そういう段取りでした。
無事にクライアントに挨拶を終え、長女の小学校へ。
時間に余裕があり、入退場ゲートサイドの席を無事にキープできました。
妻は別の席でママ友と話していたのが、今思えば運の尽き。
入場してきた長女は私を確認すると、思いっきり睨んできたのです。
「なんだろう?」と思い、卒業式の記憶もそぞろでしたが、退場の際にも睨まれました。
その後、妻と合流した際に原因が発覚しました。
私のネクタイは思いっきり、その日のCMで撮影するアニメキャラのネクタイだったのです。
これには赤面を通り越して青くなり、長女にはその日の内に謝りました。
もう2度と間違えない様に、ネクタイケースを購入!
卒業式において多少崩した格好でも、あまり目立ちませんがなぜかネクタイは悪目立ちします。
この経験としばらく長女が口をきいてくれなかったこともあり、ネクタイケースを持ち歩く様にしました。
ネクタイケースとは通常、ネクタイにシワがつかない様にするものですが、私はこれに常に「フォーマル用」と「葬式用」を入れています。
これにより、TPOに合わせたネクタイをその場でチョイスできます。
卒業式での失敗は尾を引いて長い間、根に持たれます。
未だに妻には「ネクタイ大丈夫」などと言われる始末。
この様にならないためにもネクタイを複数、常にチョイスできるということが重要です。
卒業式ではとにかく目立たに様にするのが保護者の鉄則
私の場合、ネクタイがアニメキャラクターという悪目立ちするものだったということと、席が他の保護者は勿論のこと、卒業生からも見えるいちだったのが問題でした。
ネクタイというのは、自分で付けてしまった後は意外と目にしないものです。
その為、私は撮影現場から電車に乗って、学校の中に入り、席に着くまで多くの人に見られていたはず。
しかし、誰1人としてそのことには触れてくれませんでした。
触れられなかったというのが正しいかもしれませんが、その結果として悪目立ちすることに。
とにかく、卒業式ではいかに周囲に馴染むかが重要ということが身に染みて分かりました。
あと、卒業生に見つかった場合はやはり厄介だなとも思いました。
幸いなことに長女の父親ということはバレなかったのですが、結構な話題になったそうです。
そのことを肝に銘じた結果、次女の卒業式では、あらかじめ用意していたフォーマル様のネクタイを装着し何事もなくこなせました。
卒業式において、保護者の服装が悪目立ちすることは、子供にとってかなり嫌なものだと思われます。
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