【経験談】葬儀での弔辞の言葉で使ってはいけない言葉は?

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【経験談】葬儀での弔辞の言葉で使ってはいけない言葉は?

「弔辞の言葉で使ってはいけないものは?」
と聞かれてすぐに思い浮かぶでしょうか?

不幸は突然やってくることが多く、弔辞も考える暇もなく述べることになります。
そんなときにこれだけは使ってはいけない言葉を覚えておくとよいですね。

今回は「双子」さんから弔辞に使ってはいけない言葉について失敗した経験談をご紹介します。

それでは「双子」さん、お願いします。

 

誰でも1度は、葬儀に参列するものです。 自分の両親や親戚、あるいは友人・知人の訃報を受けて、心の準備・気持ちの整理がつかないままに、葬儀に参列することがあるでしょう。

そのような中で、亡くなられた方と親しい間柄であったなら、ご遺族から弔辞を頼まれることもあるかもしれません。 いきなりのことで、戸惑うことになるでしょうが、この時に断ることはできるだけ止めてきちんと受けなければなりません。 普段から話すことが苦手だからといって、弔辞の依頼を拒むことは、故人にもご遺族にも失礼に当たります。

しかし、弔辞の際に決してきれいな文を読み上げる必要はありません、 自分が故人に対しての日頃から思っていたことや思い出などを素直に述べればいいのです。

但し、ここで注意しなくてはならないことは、使ってはならない言葉を口にしないことです。 自分が全くそんななふうに思っていなくても、弔辞を聞いている参列者からすれば、「何て非常識なことを言ってるんだ」 とひんしゅくを買ってしまうことになりかねません。 いわゆる「禁句」とも言うべき言葉を無意識に使ってしまうことなのです

葬儀で使ってはならない言葉

では、葬儀の弔辞で使ってはならない言葉としては、どんなものがあるのでしょうか?

タブーな言葉としては、「浮かばれない」「迷う」「重ね重ね」「度々」などがあります。

どうしても弔辞の時に、使ってはいけないの?

では、どうしてこれらの言葉を使ってはダメなのでしょうか?

「浮かばれない」「迷う」は、仏教式の葬儀の時は、最も使ってはいけない言葉として認識されています。
ここまで言うと、その理由が何となく理解される方もいらっしゃると思いますが、これらの言葉は故人の魂が成仏できないということを意味しているからです。
「浮かばれない」とは、亡くなられた人が三途の川を渡れずに霊界に行けないことを意味しています。
また、「迷う」も「浮かばれない」と同じ意味合いで、「故人の魂が成仏できず迷っている」という解釈として、聞く人達に受け止められてしまうわけです。

次に「度々」「重ね重ね」という言葉をですが、これらの言葉からは、「同じことが2度、3度も続いてしまう」ということを連想させてしまうのです。
そうです、「不幸が何度も続いてしまう」ということをイメージさせるので、葬儀では使ってはならない言葉なのです。

ちなみに故人の魂が浮かばれないという意味ではありませんが、葬儀が仏式ではなく、キリスト、神式で執り行われる時には、「ご冥福」「供養」「往生」「成仏」などの言葉は避けなければなりません。

これらの言葉は仏式の葬儀で使われるもので、神式やキリスト式では使用してはいけません。キリスト教の葬儀に参列した時は、「哀悼の意を表します」という表現を使うようにしましょう。

実際にどんなふうに使ってしまうのか?

弔辞を述べる女性

「浮かばれない」「迷う」「重ね重ね」「度々」などの言葉を弔辞の時に思わず使ってしまう。

恥ずかしながら、私自身も誓ってしまったことがあります。

私の幼馴染みの友人が不治の病で亡くなった時の葬儀で、弔辞を読むことになったのですが、突然の指名だったこともあり、心の準備ができていませんでした。その時の言葉が次のようなものでした。

「私の幼い頃から親しかった友人です。でも、彼も突然の出来事で、とても無念だったと思います。本当に浮かばれません。」
使ってはならない言葉だとは後から気付いてしまい、残された奥さまに平謝り。
これだと本当に友人も浮かばれません。

タブーとされている言葉の使い方は、本当に注意しなくてはなりません。

この他にも次のような言葉を聞いたこともあります。

「●●さんがお亡くなりになったこと、重ね重ねお悔やみ申し上げます」
一見、とても丁寧な挨拶のように聞こえますが、やはり「不幸が繰り返される」というふうに聞こえてしまいます。

「故人からは、生前の時から度々お声をかけていただきました」
故人が自分のことを心配してくれて、元気にやっているかということを思い出話として言うのですが、この時の「度々」が「不幸の連鎖」をイメージさせてしまうのです。

誰でも不幸が続いてしまうことは、嫌なものです。
それだけに「不幸が何度も襲いかかること」を連想させてしまうさせてしまう言葉は避けるべきです。

無意識に使わないように意識して挨拶すること

弔辞を述べる時は、生前に故人から受けた恩や感謝について触れたり、楽しかった思い出を語ったりと、相手を偲ぶ言葉に連ねて行くことになります。それだけに体裁を整えた言葉にしようと気負いしてしまうものです。

しかし、決して肩肘を張らずに気張って話をする必要はありません。素直な気持ちで臨めばいいのです。

但し、「浮かばれません」「迷う」「度々」「重ね重ね」などの言葉が無意識に出ないように心配りをすることだけは、しっかりと覚えておいてもらいたいのです。

特に親しくしていた友人・知人が相手なのてあれば、なおさら故人の冥福をお祈りして、さしさわりのない言葉を選んで挨拶をするようにしましょう。

自分の心の内を話すことが故人の供養になりますし、感傷的にならずに述べることで、ご遺族に対する弔辞の挨拶となるのです。

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