赤ちゃんはうまく話せないので、泣くことで意思を伝えようとしますよね。
けれども大きくなってきてもすぐに泣く子にはどう対処すればよいのでしょうか?
今回は年齢別にすぐ泣く子どもへの対処法をご紹介します。この記事を読んでいただき、小さなお子さんをもつママの負担が少しでも軽くなれば嬉しいです。
子供が泣くのは2歳までは生理現象
子供が2歳まではずっと泣く生き物として割り切るのが良いでしょう。泣くことで自分の「好き」「嫌い」を表す他、声帯を鍛える効果もあります。たくさん泣いて大きな声が出せる子どもになってほしいですね。
1歳をすぎたころからは「自分のいうことを聞いて」という自己主張でも泣きます。どれだけ泣き叫ぼうと、危ないことやいけないことはきちんと教えてくださいね。
3歳以上は心が作られるころ
気持ちに寄り添う
3歳からは保育園に入る子もいますよね。人間関係が広がって、自分と同じ子どもと話したり遊んだりしはじめる時期です。子ども同士だとすぐにケンカになりますし、他の子どもがしてもらっていることをおねだりすることもあるでしょう。
お友達が関係している涙は、対大人よりも興奮状態になります。子どもが落ち着くように「そうね。嫌だったのね」「あれがほしいのね」と感情に寄り添ってあげてください。
見てほしいアピールを受け止める
3歳の頃から対ママで泣く場合はおねだりか甘えたいかのどちらかが多いものです。
泣いて大人の気をひこうとします。
こんなとき「放っておいても大丈夫」と見向きもしなければ、泣くことはなくなりますが信頼関係もなくなります。甘えたいのだなと感じた時はできるだけ甘えさせてあげるのが良いでしょう。
本当にダメなことには妥協しない
子どもは良いと悪いの判断がつきません。アンパンマンのマネをして高層マンションから落ちてしまった子どもなどは最たる例です。
もし子どもが危険なおねだりをするようなら、絶対に妥協せず理解するまで伝えましょう。
まったく言うことを聞かない場合は放っておきましょう。
私の子どもも小さい頃からムチャばかりする子でした。真冬に海で泳ぎたいと言い出したときは、水道の水でも冷たいのに海に入ったらこごえると伝え絶対に譲りませんでした。今から思えば温水プールにでも連れて行ってやればよかったかもしれません。
5歳になると理由が話せるようになる
5歳を超えると今まで泣くことをコントロールできなかったのが、我慢できるようになってきます。また泣く理由も話せるようになり、ママも比較的冷静に対応できるようになります。
心の動きに敏感になる時期でもあるので、ママが不安を感じていると敏感に感じ取って泣くことも。ゆったりと構えてあげてくださいね。
どうしてもイライラするときは
子どもが泣く理由がわかったとしても、泣く子にイライラしないはずもありません。
どうしてもイライライする時は、少しのあいだ子どもから距離を取りましょう。家族に子どもを預けて外出するのがベストですが、できない場合はトイレに避難して。イヤホンをつけて泣き声をシャットアウト。Youtubeで好きな動画を観てメンタルを整えましょう。
少しメンタルが整ってきたら、子どもと対面して動画撮影するのもオススメです。
根拠はありませんが、私はギャン泣きする子どもの姿を画面越しに見つめていると、なんだか遠い世界のことのように思えて冷静になれました。
撮影した動画は家族で共有して、子育ての大変さをわかってもらうのに利用すれば一石二鳥になりますよ。
さいごに
子どもが泣く理由は年齢やその時々によって変わりますが、どんな時でもママを困らせたくて泣いているのではありません。子どもの個性に合わせて柔軟に対応してくださいね。
◆子供とのコミュニケーションを良くするためのコツはこちらにもあります。
→子どもとのコミュニケーションのコツは「共感」と「比較しない」こと。