出産祝いを友人に贈る場合、どんなプレゼントが良いのでしょうか。
また、相場を考えると3000円というのは少ないでしょうか。
20代30代だと結婚ラッシュ、出産ラッシュなのでお祝いの出費が多くて大変です。そんなに親しいという訳でもない友人の場合、何をプレゼントしたら良いのか、相場はどうなのかと気になりますよね。
今回は、プレゼントのおすすめ品や相場、贈る時期や注意事項についてお話しします。
出産祝い友人だとプレゼント相場は?
友人知人が出産祝いを贈る場合、金額の相場は一般的に5000円から10000円といわれています。
また、会社の同僚などの場合は他の人と連名でお祝いしても良いでしょう。
出産祝いの代表的なプレゼントとしては次の物があります。
- ベビー服
- おもちゃ
- 紙おむつ、離乳食セット等消耗品
- その他のべビーグッズ
出産祝いで悩ましいのが「お祝いが多いだろうから重ならないものを」と考えなければいけないことです。だから、揃っている物や親戚からもらうだろう赤ちゃん用品のメジャーなところを外す必要があるんですよね。
この中でベビー服の場合、サイズをよく考える必要があります。
一般的な赤ちゃんの服サイズは次のようになっています。
1~3ヶ月→60cm
3~9ヶ月→70cm
9ヶ月~1才6ヶ月→80cm
でも、あくまでもこれは標準サイズであって、そうでない子供もいるんですよね。
私の経験ですが、夫が185cm、私が170cmと身長が高く、横幅もガッシリしているためか、生まれた子供も出産時こそギリギリ標準の3050gでしたが洋服のサイズは3ヶ月で80cmになってしまいました(-_-;)
そして、出産祝いにいただいた洋服は70~80が多くブランド品の可愛い物ばかりでしたが、寝返り程度の赤ちゃんに普通の服は着させるのが大変だし、夏なのに先を見越した長袖だったりして(サイズ80になる頃は冬だろうと想像されていた)、全く着られずに終わった物が多かったです。
かといって、生まれてすぐのベビー服は親自身が用意していたり、親戚からの出産祝いも多いので重なるのを避けるためにも止めた方が良いですし。ベビー服を友人が出産祝いにするのは難しいと感じます。
どちらかというと、私自身は消耗品の方が貰って嬉しかったし、贈る場合も選ぶことが多かったです。ベビーグッズは色々ありますが、自分達では買わないような気の利いたグッズがあるので色々調べてみると面白いですよ。代表的な物では、消耗品を兼ね備えたオムツケーキがメジャーですね。
また、オムツポーチは手頃な値段なことから友人が贈るにはちょうど良い品物の1つです。
出産祝い のしと表書きについて
出産祝いを贈る場合はデパート等で買い物する際に「出産祝いです」と言えば店員さんが熨斗などを説明してつけてくれるものですが、通常は赤白水引(蝶結び)の熨斗紙で、表書きは「御出産御祝」「御出産祝」「祝御出産」「御誕生祝」等になります。
出産祝い友人で3000円でも大丈夫?
出産祝いで友人の場合上でお話ししたように相場は5000円から10000円といわれていますが、20代の女性でまだ働いていない場合や、社会人になって間もない場合は5000円という出費は大きいため、3000円にしたいと考える人も少なからずいます。その場合、3000円という可能性は考えられます。
出産祝いというのは気持ちの問題なので金額云々ではないのですよね。
ただ、渡す際に「お返しはなしでいいよ」と言っておく方が良いでしょう。
出産祝いをすると通常はお返し(内祝い)があり、3分の1から2分の1の金額に相当する品をいただくことになります。だから実質的には5000円のお祝いをすれば2500円程度戻るんですよね。
だから、「お返し無しで3000円のお祝いをする」という発想は見方次第ですが、合理的ともいえます。
その反面、3000円という金額は、結婚祝いの20000円と同様に物議を醸す金額ということも理解しておく必要があります。
ネットを見ると様々な意見が出ていますが、次のように良かったという人と困ったという人の意見が真っ二つに割れます。
・お返しなしで良いと言われたので気が楽だったし嬉しかった。
・さほど親しい訳ではないので貰えるとは想像しておらず嬉しかった。
・20代前半ならまだしも30代になんだから少ない気がする。
・「お返し無しで良いよ」と言われても普通はお返しするものだから困った。
正直言って、相手次第なんですね。
お祝いの「気持ち」を受け取ってくれる相手なら快く思ってくれるでしょうけど、相手によっては金額について云々言う人もいます。
そういう場合は3000円だと、もしかしたら文句を言われたり疎遠になるかもしれませんが、気持ちよりも金額を重視するような人ということで今後の付き合いについて割り切った方がよいかもしれません。
5000円か3000円かで迷った時の判断基準としては他に以下の2つがあります。
(1)親しい友人かどうか
- 親しい友人→5000円
- さほど親しくない→3000円
親しくない人から5000円の出産祝いをもらうとビックリしませんか?出産祝いの相場が5000円といわれても、貰ってみると結構戸惑うものです。だから、こういう判断基準もアリだと思いますよ。
(2)「お返し無し」と言って通用する相手かどうか
- 「お返し無し」が通用する相手→3000円
- 「お返し無し」が通用しない相手→5000円
特に律儀な人の場合は「お返し無しでいいよ」と伝えても、お返ししてくる可能性が高いです。特に親や姑が礼儀正しい場合、古いしきたりを重視する場合によくあります。
この場合に半返しと考えると、3000円の半分1500円分の品物と送料700円となると合計2200円の出費です。実質的なお祝いは少ないのですよね。だから、手間を考えると「貰わない方が良かったのに」ともなりかねません。
だから「お返し不要」が通用する相手かどうかを考えて決める方法もあります。
さあ、出産祝いが決まったぞ!となったら次に「いつ贈るの?」と悩むことになります。
出産祝いを贈る時期と方法についてお話ししますね。
出産祝いを贈る時期と方法
出産祝いは、赤ちゃんとママの体調を考えて贈ることが重要です。
通常出産の場合、
・お祝いする
・赤ちゃんを見に行く
この2つを考えますよね。でも、同時に行うのは難しいので別々にすると考えておく方が良いでしょう。
つまり、赤ちゃんの顔を見るのは後回しにして、先にお祝いを送るという流れになります。
このお祝いを送る時期としては、ママが退院した後である「出産後1週間から1ヶ月以内」というのが目安になります。
ただ、退院して直ぐだと落ち着かないため、出産後2~4週間で考えるのが良いでしょう。
というのも、友人が「出産したよ!」とメールしてくると自分まで嬉しくなって病院に行ってしまいたくなるものですが、産後すぐというのは体力が落ちているのでゆっくり休養する必要があります。だから、家族や親戚、よほど親しい友人でなければお見舞いに行かない方が無難なのです。
入院中にお見舞いする場合の注意点
入院中にお見舞いする場合、基本的にお祝いを渡すと荷物が増えて迷惑になるため、かさ張る場合は自宅へ送るのが無難です。
お見舞い時期としては退院直前の方が良いですね。その際、相手の体調を考えて長居をしないようにします。風邪をひいている場合は移してしまうと迷惑だし、小さな子供は病室に入れないという病院もあるので避けましょう。
ただ最近は、産後実家に戻る場合は、実家でなく暫くして自宅に戻って落ち着いた段階でお祝いを持参する、というケースも増えています。いずれにしても、相手ときちんと連絡を取って訪問日時を決めて行くようにしましょう。
さいごに
出産祝いを選ぶ場合、品物も金額も悩むと思いますが、要はお祝いしたい「気持ち」ですから、あまり世間一般の考え方に振り回されず、相手のことを真剣に考えて決めましょう。
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