もうすぐ母の日だから、今年こそ母親に何かプレゼントしたい。
でもさあ、俺は女じゃないから母親の好みなんてよく分からないし、中学生で今財布に入っているのが1000円ちょっとだから予算が厳しいし。
毎年こうやって悩んでいるうちに、プレゼント渡さずに母の日が終わっちゃうんだよなー。今年どうしようかなあ。
こんな悩みを抱える中学生って案外多いのですよね。
中学生ともなると、男の子の場合は異性である母親に対しては恥ずかしいから感謝の気持ちを伝えるのが難しいのですよね。
今回は、中学生の限られた予算の中で贈る、母の日のプレゼントのおすすめ品やアイデアについてお話しします。
母の日のプレゼントに息子が選んで喜ばれる物は?
母親というのは、息子に何かプレゼントしてもらえる、ということを期待しないため、何をプレゼントされても嬉しいものです。
母の日や父の日のようなイベントについては、娘なら何かやってくれるかもしれない、という淡い期待を抱きますが、息子に対しては期待しない傾向があるものです。
「えーっ、期待されないのは寂しいなあ」
と思うかもしれませんが、だからこそお母さんにしてみれば
「どんな物であっても嬉しいし、気持ちだけでも嬉しい」
ものです。
こう考えると気楽でしょ?あなたも母親に対して構えなくて良いのです。
思い切って、出来る範囲で「これならお母さんが喜んでくれるかな?」ということをしてあげたり、プレゼントすれば良いのです。予算がなくても出来ることは沢山ありますよ。
これからいくつかアイディアをお話しするので、
「それならウチの母さんに良さそう!」
と閃いたら、ぜひやってみて下さい。
母親の好みや普段の行動を思い出してみよう
中学生の息子にプレゼントされたら、何をあげても喜んでくれるものですが、それでもやっぱり「物」を渡すなら使ってほしいし、「行動」で示すなら、母親が困っていることを助けてあげたいですよね。
だから、一度「お母さんがどんな物を好きか・気に入っているか」「普段の行動パターン」を振り返ってみましょう。
多くの中学生のお母さんというのは、我が子が今後高校、大学と進学するために節約を心掛けているものです。
だから、自分のことは後回し。
お洒落な服やカバン等は殆ど買えないし、趣味もストップしたり、減らしている可能性もあります。
そういう中で、テレビを見ながら何気なく「これ良いわねー、欲しいわー」などと言ったことはありませんか。また、街で買い物した時にじっと見ていた物はありませんか。
あまりお母さんと一緒にどこかへ行く機会がない場合は、お母さんの趣味が分かれば、そこから欲しい物がないか考えてみましょう。
例えば、
- 本が好き →ブックマーカー
- 園芸が好き→鉢植え(カーネーションでもそれ以外の花でもOK)
- 甘いお菓子が好き→コンビニスイーツ等
- 写真に残すのが好き→一緒に記念撮影した写真を100円ショップのフォトフレームに入れる
こんなアイデアが出るでしょう。
母親の性格で考える
社交的なお母さんだと、ママ友と世間話をする際に「子供が母の日にこれをくれたのよー、嬉しかったわー」とポロッと言う可能性もあります。
人は嬉しいことを誰かに話したくなるものなんですよ。だから、何かプレゼントする場合、家で使う物よりも、外に持ち歩ける物の方が喜ばれるかもしれません。
- 髪飾りをつける場合→シュシュ、バレッタ等
- 普段持ち歩く物→ハンカチ、タオル、ストラップ、キーホルダー等
これらは安い物であれば100円ショップにありますし、もう少し予算があるならイオンやイトーヨーカドーのようなスーパーやドラッグストアでも購入できます。
時間がある時に近くのスーパーやドラッグストア、雑貨店等で探してみて下さいね。
母の日のプレゼントで中学生におすすめは?
- 母親の好みや性格だと1000円程度で買えそうなものが見つからない
- どのアイデアもピンとこない
こういうツワモノのお母さんもいます。そういう場合は、自分の得意なことでお母さんに喜んでもらえることがないか考えてみましょう。
そもそも、中学生なのだからお金がないのは当たり前です。お金をかけずに出来るプレゼントをすれば良いのです。
例えば、
- 絵を描くのが得意→お母さんの絵を描く
- 料理するのが得意→母の日に料理を作る
- 体力には自信がある→買い物の荷物運び、家具の移動
こんなアイデアはどうでしょうか?
絵を描くのは得意な人でないと難しいですが、料理や荷物運びはそんなに難しくないと思いますよ。
◆料理について
料理は得意でなくても家庭科実習でやったことが思い出せれば大丈夫です。
朝食、昼食、夕食どれでも良いので自分が作れそうなメニューを思い出してみてください。
手軽にできるメニューとしては次のようなものがあります。
- 朝食→目玉焼き(スクランブルエッグ)とトースト
- 昼食→ピザトースト
- 夕食→カレーライス、スパゲティ
これにするなら、「今日は母の日だから夜ご飯に〇〇〇を作るよ」という感じでお母さんに提案してみましょう。
料理についてもっと詳しく考えたい場合はこちらの記事をご覧下さい。
→母の日の料理で子供でも作れる簡単レシピ 苦手な中学生高校生必見!
◆荷物運び、家具の移動について
大量に食材を買う場合は主婦一人で荷物を運ぶのが大変なので、誰かに持ってもらいたいなあと思うものです。また、家の家具を少し移動したい場合も、女一人じゃ無理なので諦めてしまうものです。
だから、「今日は母の日だから、買い物の荷物運びとか、家の片付けで必要なら手伝うよ」と声をかける方法もありますよ。
母の日のお手伝いは最終兵器!
さて、今までのプレゼントでも「うちのお母さんには合わないなあ」と思うなら、最終兵器の「お手伝い」があります。「お手伝い」といっても、考えてみると結構色々ありますよ。
- 家の掃除(風呂掃除、窓掃除、換気扇掃除、照明掃除)
- 車の掃除(洗車、車内掃除)
- 料理片付け(食器運び、食器洗い)
- 洗濯(洗濯物干し、洗濯物たたみ)
- ちょっとした手伝い(新聞取り、食事前後のテーブル拭き)
特に(1)の掃除は広範囲なので、どれを選んでも喜ばれます。
換気扇掃除は難しいかもしれませんが、窓掃除なら数が多いだけで難しくありません。背の低いお母さんだと毎回苦労しているし、年末の大掃除にやったきり放置していると汚れているものです。
リビングやダイニングの窓だけでも拭いてあげると、部屋の中が明るくなり、お母さんの笑顔も輝くでしょう。
まとめ
母の日のプレゼントとしては、
- 品物を買う
- 手作りする(料理、物)
- お手伝い(掃除、荷物運び等)
この3つがあります。
ですが、男の子のお母さんは、息子が母の日に何かやってくれるとは思っていません。だから、あなたが今回このように真剣に母の日のプレゼントを考えてくれていることを知るだけで嬉しいものなんですよ。
また、母の日に何も貰わなくても、普段から「ありがとう」と言ってもらえたり、「今日のご飯すごく美味しいね」と言ってもらえる方が、1年に1回の形だけのイベントよりも嬉しく感じるものです。
だから、ちょっと恥ずかしくて言いにくいかもしれませんが、ぜひ「ありがとう」という気持ちを伝えて下さいね。
そんなの恥ずかしくて無理!というなら、メッセージカードに一言でもいいのです。母の日が過ぎて「また、プレゼントしないで終わっちゃったよ・・・」と後悔しないよう行動してみましょうね。
◆メッセージカードの文例やカード作りについてはこちらをご覧ください。