結婚している場合は、母の日に義理の母にプレゼントを贈る人が多いのですが、まだお付き合いしている段階だと、彼ママに母の日のプレゼントを贈るかどうかは、悩ましい問題です。
贈るとしても、品物だけ贈るわけにもいきませんので、メッセージやお手紙の書き方にも、悩まされますね。
今回は、彼ママへのさりげないメッセージ文例や、婚約者となった場合の書き方の違い等をご紹介します。
彼ママに母の日のプレゼントやメッセージは贈るべき？
彼のお母さんと親しい場合は、母の日のプレゼントをしてもいいでしょうが、まだ親しくない場合や、きちんと彼から紹介してもらっていない場合は贈らない方が無難です。
よく考えればわかることなのですが、彼のお母さんからみれば、あなたはまだ家族ではありません。「息子とお付き合いしている人」、あるいは「息子の彼女らしい人」にすぎません。
あなたの母親ではないのですから、「日頃の感謝の気持ち」とプレゼントや手紙/メッセージを贈るにも無理があります。
相手としても、「日頃の感謝の気持ち」をもらったところで意味がわかりませんし、逆に良い印象を与えない可能性さえあります。
それでもなにかしたいというのであれば、彼のサポート役に徹する方が良いでしょう。
- 彼がお母さんにプレゼントを贈るのか訊いて、一緒に選ぶ
- 彼がメッセージカードを書く/用意する際に文面を一緒に考える
ただし、彼がそもそも贈り物はしない、贈り物はしてもメッセージは添えないというのであれば、我を通して無理に一緒に何かしようとするのは、いいことではありません。彼に聞いてみて、自分にもできることがあれば手伝う程度がいいでしょう。
母の日メッセージ文例～彼ママと親しい場合
彼とのお付き合いが長い、彼ママにも何度も顔を合わせたことがあるような場であれば、贈り物にメッセージを添えるといいでしょう。
母の日のメッセージには、日頃親しくさせてもらっていることへの感謝や、スポット的にどんなことをしてもらい、どう感謝しているかを具体的に書くようにしましょう。
○○さんのお母様へ
いつも気にかけてくださいまして、ありがとうございます。
お母様とお話しできる時間は、いつも安心できる時間です。
日頃の感謝を込めて、母の日のプレゼントを選びました。
お体に気を付けてお過ごしください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
□□ □□（自分の氏名※）
※メッセージの差出人名は、フルネームで書きましょう。
彼ママへの母の日メッセージ文例～親しくない場合
まだ会ったことがないけど、母の日のプレゼントを機にお母さんへ紹介してもらう場合など、「きっかけ作り」として母の日のプレゼントを贈ることもあります。
この場合には、高価なものよりも、ちょっとした物や、相手の好みがわかれば好みの物を選ぶといいでしょう。
メッセージも簡潔に。
○○さんのお母様へ
はじめまして、□□(自分のフルネーム)と申します。
いつも○○さんにはお世話になっております。
○○さんから、お母様が△△が好みと伺い、
ご挨拶にと2人で選びました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
□□ □□（自分の氏名）
婚約者の母に贈る母の日メッセージ文例は？
婚約者という立場になると、母の日の位置づけは変わってきます。
「婚約」ということは、2人のお付き合いの関係から、家族としてのお付き合いになるからです。
でしゃばらない程度に、今後のお付き合いのことも考えて張り切りすぎない程度に、気の利いた品物を選びメッセージを添えるといいでしょう。
彼が今まで贈り物などしていなければ、「息子はプレゼントしてくれたことなかったのに」と喜んでもらえるかもしれませんし、「まだ家族ではないのに」と思われれるかもしれません。
彼のこれまでの考え方や、お母さんの性格などから、判断するしかありません。
なお、結婚するまでは「お義母さんに気に入られたい！」と思って頑張るものですが、最初に頑張りすぎると結婚して年数が経過するたびに「最初に頑張りすぎた・・・」と後悔することも。予算面で無理のない範囲で贈ることが大切です。
メッセージや贈り物の差出人は連名がいいのでしょうが、彼とも相談し自分１人の名前で書いてもいいでしょう。
私の婚約時代には、私個人の名前で贈りました。夫は、それまで一度も母の日のプレゼントをしたことがないため、「２人連名で書くなんて変だよ！（今まで母の日なんてやったことないのに！）」と言ったためです。
家庭環境や、個人の考え方によっても異なりますので、彼（婚約者）に相談し、確認をとっておけば間違いありません。
なお、彼が今までプレゼントをしたことがないとしても、連名の方がオススメです。結婚すれば、2人で新しい家族になります。これまでとは違いますし、今後は2人にとっての母なのですから。
自分1人の名前で出すのであれば、次のような内容でもいいでしょう。
○○さんのお母様へ
日頃から、お気遣いをいただきありがとうございます。
先日は夕食をご馳走して下さりありがとうございました。
これからは、教えていただくことも多々あるかと思いますが、
末永くよろしくお願いいたします。
□□ □□（自分の氏名）
連名の場合にはこちら↓
お母様へ
いつも私たちを温かく見守ってくれてありがとうございます。
可愛らしい花が、いつも元気なお母さんに似合うと思いました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
身体に気を付けて、お過ごしてくださいね。
○○、□□より（婚約者と自分の名前）
まとめ
お付き合いしている彼のお母さんへのプレゼントについては、結婚前なので出しゃばり過ぎないことが非常に重要です。
特に婚約しておらず親しくない場合は、贈ることも控えた方が良いケースが多いです。
また、結婚後のお付き合いは何十年も続くため、最初から頑張りすぎないことです。
「ポイントを稼いでおこう」という下心でやると後で辛くなるので、無理ないようにお付き合いをして下さいね。
◆母の日プレゼントの記事はこちらにもあります。