卒業式や入学式のためにスーツを数年ぶり出してスカートを穿いたところ、
「きつい!」
「ウエストが入らない、どうしよう!?」
というお母さんは案外多いです。
今回は、
- きついスカートを調整せず無理矢理穿いていたらどうなるか
- きついウエストの応急処置方法
- 短期間でウエストを細くして痩せる方法
このような、ウエストがきつい場合に簡単にできる対処方法についてまとめました。
きついウエスト調整しないとどうなる?
女性は出産を機に体が老化して、腰回りが一回りサイズアップしてしまう傾向があるようです。
そして当然ですが、太ると服がきついけれど、そのまま痩せていた頃のスカートやズボンを無理して穿くと内臓へ負担がかかるし、特に女性の場合は子宮も圧迫されることになり、体の様々な部分に悪影響があります。
人によって違うのですが、具体的には次のような不調が出てきます。
- 血行不良
- 冷え性
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 腹痛(胃痛、腸の痛み)
- 腰痛
- 肩こり
- 背骨の歪み
酷い場合は、逆流性食道炎や膀胱炎、腸ねん転等の病気になる可能性もあります。
卒業式や入学式は数時間ですが、きつい状態で穿いているとこのような痛みが出てくるため、出来ればサイズ直しを考えた方が良いですね。
締め付ける方法として、ガードルやコルセットのような補正下着をつけて細くする方法もあるのですが、補正下着の本来の目的は、弱くなった筋肉の機能をサポートして修復するためのものであり、痛みがある場合や引き締めたい場合に一時的に使うものです。
人間には元々腹横筋と呼ばれる筋肉がウエスト周りについていてウエストを引き締める働きをしているのですが、ガードルやコルセット等の補正下着を常につけていると筋肉が衰えてしまいます。
きつくなったスカートを穿くために補正下着を一時的に使う方法もありかもしれませんが、常用しないように注意しましょう。
ただ、
ゆったりした服を着ると太るから買い直したくない!
という心配をする人が非常に多いです。
「お金かかるのは仕方ない。
でも、サイズアップしてゆったりした服を買ったら、
体がそのサイズに馴染んでどんどん太ってしまうのではないか?
だから買うのが怖い!」
と思うのですよね。
でも、実際にそうなってしまう場合の本当の原因は、ゆったりした服のせいではありません。
ゆったりしているが故に、今まで意識していたウエスト部分への意識が薄れ、筋肉の緊張感が無くなってしまうのが原因であって、洋服そのものが原因ではないのです。
だから、普段から自分のスタイルを維持するよう心掛けている人であれば、ゆったりした服を着てもその体型になってしまうことはないのですよね。
もし太ることを心配するのであれば、きつい服による危機感を常に持って食事制限や運動を意識するという体型維持方法もありますが、やはり締め付けは体に良くないので、程々のサイズにして、服を感覚の基準にするのでなく、自分自身の体型を日々鏡で見て意識するようにすると良いですね。
では次に、簡単に出来る応急処置方法についてお話しします。
ウエストがきつい場合の簡単な応急処置は?
以下の4通りの応急処置をご紹介します。
ただし、スカートを穿けるようになってもウエスト部分の見た目が悪いので、上着等で隠す必要があります。
ウエストを見せるデザインの場合はこれらの方法だと格好悪いため、新しい服の購入を考えた方が良いでしょう。
縫い直す方法
引っ掛けられる側の前カンを一度外してギリギリの箇所に縫い直します。
(この方法だと1~2cm広げるのが限度でしょう。)
安全ピンを使う方法
裏側に安全ピンをつけて、前カンの代わりにします。
ヘアゴムを使う方法
ゴムの方が安全ピンの方法よりも伸縮性があるので、食後おなかが一杯になった際にも苦しくありません。
使い方は次の通りです。
- ボタンの場合→ボタンホールに髪用ゴムを通して結わいて外れないようにして、その端を反対側のボタンに留めます。
- 前カンの場合→前カンの引っ掛ける側と逆側にヘアゴムを縫い付けておき、前カンで留めます。
便利アイテムを使う方法
ウエストサイズを4cm伸ばすアイテムで取り付けが簡単です。
ウエストサイズを約4cm伸ばすアイテムで、前カン用とボタン用が1個ずつ入っています。
スカートやズボン(男女問わず)の2cmまでのボタンや6mm以上の前カンに対応しています。(ただし二股の前カンには使えません。)
縫わずに簡単に取り付けできて、しっかり固定できます。
素材はウエストを伸ばす部分に肌に優しいシリコンを使っています。
また、前カン金具部分はステンレス、ボタン部分はポリエステルです。
取り付けた際、ウエストが4cm程度長くなるためファスナー部分が一番上まであがりません。
ただ、実際には取り付けた部分がしっかり固定されているため動いている間にファスナーが下がる心配はありません。
妊娠中等でウエストをかなり伸ばす必要がある場合
妊娠中でウエストをかなり伸ばす必要がある場合でも、下記の商品だと足や腰がスカートズボンに入れば使えるので、妊娠7~8ヶ月程度まで大丈夫です。服全体がピッチリしたデザインでなければマタニティ用を新調しなくて済むかもしれません。(もちろん、上着等でウエスト部分を隠す必要があります。)
ウエストきつい場合に痩せるには?
応急処置でも今のきついスカートを穿くことは可能ですが、ウエスト部分を隠さないと格好悪いという欠点があります。
だから、今のスカートをそのまま美しく穿きたいのよ!
という場合は、まだ日数があれば運動によるダイエットもあります。
ウエストを2週間で細くする方法について、こちらに分かりやすい動画があります。
コメントを読むと、直ぐに効果が現れた人もいますが、全く効果がないという人もいます。
ただ、ウエストを引き締める筋肉を使う運動なので、やってみる価値はあると思います。
でも、太るというのはやはり消費カロリーよりも食事量の方が多いからなので、運動しないで痩せたい場合は、次のような酵素ダイエットもあります。
さいごに
スカートやズボンのウエストがきつい場合、数時間とはいえ無理して穿いていると腹痛や頭痛、肩こりなど体に悪影響があるかもしれません。応急処置で乗り切る方法もあるので、無理して体を締め過ぎないようご注意ください。
◆他にも卒業式や入学式で迷うことがあったら、こちらの関連記事が参考になりますよ。
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