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テプラの剥がし方のコツは?プラスチックの場合に注意すべきことは?


テプラというのは、貼る時は便利だけど剥がす時に苦戦しますよね。
ベリッと白い部分が残ってしまったらどうすれば良いのでしょうか。
また、跡が残らない剥がし方というのはあるのでしょうか。

今回は、テプラの剥がし方のコツやプラスチックの場合の注意点、シール剥がしヘラのこと等についてお話しします。

テプラの剥がし方のコツは?

テプラの剥がし方のコツは、熱を加えることです。
テプラの裏面には粘着剤がついていて、期間が長くなるとガチガチにくっついてしまいますが、実は熱に弱いという性質があります。そこでテプラを貼った箇所にドライヤーを当てて温めていくと、粘着力が弱くなって取れやすくなりますよ。

この熱を加える方法と、剥がしたい箇所に以下のいずれかをつけることで比較的簡単に剥がすことができます。ただ、粘着部分に浸透するのに時間がかかるため、暫くの間ラップで湿布しておくと効果が高まりますよ。

・お酢
・中性洗剤
・ハンドクリーム
・クレンジングオイル
・灯油
・ライターのオイル

この中では、お酢が一番弱いです。確実性を考えると、中性洗剤やハンドクリームなどが使いやすいでしょう。なので、考え方としては、

・洗える物→中性洗剤と熱めのお湯を使う
・洗えない物→ハンドクリームとドライヤーを使う

という方法を試してみると良いでしょう。


テプラの剥がし方プラスチックの場合の注意点とは?

ところで、プラスチックの場合には注意しなければならないことがあります。それは、使うものによってはプラスチックを傷つけてしまう可能性があるということです。

上でお話しした、「お酢」から「ライターのオイル」までは問題ありませんが、以下のものを使うとプラスチックの表面に悪影響が出てしまう可能性があります。(でも、テプラを剥がす力は非常に強いです。)

・消毒用エタノール(または、消毒用エタノールIP)
・シール剥がし剤
・除光液
・ベンジン

この中で消毒用エタノール(消毒用エタノールIP)は悪影響といっても「少々」程度ですが、その他についてはプラスチックを溶かす作用のある有機溶剤が入っているため、特に注意しなければなりません。テプラを剥がす力は強いけれど、それ以上にプラスチックの表面を変質させてしまうため、できれば使わずに済ませる方が良いのです。

ただ、市販のシール剥がし剤については次のような商品もあります。

こちらの商品は「プラスチック用」なので安心して使えますよ。レビューを見ると、「すごく剥がしやすかった」という意見が多いものの、ムース状のスプレーなので、目的外のところに細かい飛沫が飛び散りやすい、という欠点があり、剥がす箇所によってはボロ布等に吹き付けて、それで使うようなやり方が良さそうです。

シール剥がしヘラは必要?代用品は?

テプラを剥がす際に、以下のようなヘラやカッター等があると便利です。

この商品は安いのですが、そこまで揃えるのは・・・と思う人もいますよね。なので、身近なもので代用も可能です。
実は、自分の爪も道具になるのですよね。でも、剥がす箇所が小さければ良いけど、広くなると爪を使うと痛くなるかもしれません。(私はよく爪でやってしまい、爪や指が疲れてしまうことがあります。)ですから、道具を使いたいものです。その場合、使用済みクオカード類や、割り箸の背の部分を使うと作業が比較的ラクになりますよ。


さいごに

以上の方法でテプラをきれいに剥がせるはずですが、剥がした後にどうしてもベタベタして困る、という場合は、消しゴムで擦るという方法もあります。ただ、貼ってから何年も経過している場合はこの方法だと完全には取れない可能性があります。また、取りたい箇所が広い場合は手間がかかって疲れるかもしれません。

ですから、その場合には再度ハンドクリームを使う方法が良いでしょう。ベタベタしている箇所にハンドクリームをつけてベタベタに馴染ませるようになぞっていると、次第にベタベタが剥がれてキレイになります。全て取れたら乾いた布で拭き取りましょう。

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