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お正月

初詣おみくじは当たる?凶が出たら?大吉は持ち帰るべき?処分は?

omikuji
初詣に行くと、1年の最初だからおみくじを引いてみたいな、と思う一方で、当たるのか分からないし、良いくじが出ればいいけど凶を引いたらどうすれば良いのだろう、という疑問が浮かんでくるものです。

今回は、大吉や凶を引いた場合にどうするのか、処分方法などもお話しします。




初詣おみくじは当たる当たらない?何を見ればいいの?

おみくじは今でこそ遊び感覚で引いていますが、元々は神社で神様の神意を判断する手段として行われてきたものでした。

多くのおみくじには運勢が

大吉・吉・中吉・小吉・凶

という5段階があります。
神社仏閣によっては小吉と凶の間に吉・末吉を入れたり、
もっと増やして

大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・平・凶・小凶・半凶・末凶・大凶

と細かく区切るところもあります。

ちなみにおみくじのこれらの種類はその神社仏閣で自由に決められるし、比率も様々あります。

初詣の時期だけは凶を無くしたりする神社もある一方、東京浅草寺では凶の比率が3割という多さです。
これは、凶を多くすることで、厄をお寺に落としていってもらう意図なのだとか。

また、明治神宮では吉凶の無いおみくじが特徴です。
書かれている内容は、明治天皇や明憲皇太后の和歌から選ばれた一句とその解説で、今後どのように過ごすべきかを説いているのです。
有難いと素直に受け止める人もいますが、内容が抽象的過ぎて分かりにくい、と感じる人も多いです。

でも、おみくじを引いたときに大切なことは、吉凶でなく、運勢の説明であり、 今後どのようにしたら運勢を良くすることが出来るかを受け止め、アドバイスを実行することなのです。

おみくじを2回以上引いていいの?

おみくじで期待外れを引いた場合に引き直す人がいますが、元々は神意を仰いだものだから、何回も引き直すことは控えるべき、という考え方があります。
一方、何回引いても構わないという考え方もあります。その場合は、引き直した最新のくじが有効となります。

これも言ってしまえば「気の持ちよう」であり、やりたいようにやって構わないと思います。
ただ、現実問題としては1回につき100円から200~300円程度のものが多いでしょうし、そこまでするもの?と思ってしまいますよね。

上でお話ししましたが、運勢の吉凶よりも、見るべきポイントは説明書きであり、引いたおみくじは、その年のあなたの宿命を意味するのでなく、その時点での占いなので、「気に入らないからもう1回引きたい!」と考えるのでなく、1回いただいた神様からのアドバイスを良い方向になるよう実行することが大切なのです。

では、次に具体的に凶だった場合にどうすべきかをお話しします。

初詣おみくじで凶が出たらどうすればいいの?

運勢は気にせず説明書きを読んで実行することが大切、と言われても、やはり凶が出たらショックを受ける人もいますよね。

でも、凶は「それより下は無く、あとは上るだけ」という意味になります。
また、漢字の構成はメ」=芽と、それを入れる箱になります。
そして、芽の上は開いているので芽がどんどん伸びていくという意味になります。

ですので、現時点での運勢であり、明日以降今年は良い年になる、と思っていれば大丈夫なのです。

おみくじは持ち帰るべき?結ぶべき?

おみくじは本来、神様からの言葉やアドバイスをしっかり読んで大事にするものであり、読んですぐ結びつけるのでなく財布などに入れて持ち帰り、時々読み返しておみくじのアドバイスを真面目に実行するべきものです。

ただ、「結ぶ」というの文字の中に「吉」が含まれていることから、縁担ぎで「結んでも良い」とされ、持ち帰りたければ持ち帰り、神社に結んでも構わないこととなったのです。

そして、凶が出た場合は厄を落として帰る方が良いという意味で、おみくじを神社に結び付けて帰る、という方法が出てきたのです。

凶のおみくじを結びつける方法

おみくじを結びつける場合、通常ならどのような結い方でも問題ありませんが、凶については「利き手と逆側の手だけで高い場所に結びつける」方法で厄を払うとされています。
これは、利き手でないと困難な結び付けですが、それを行うことで「困難なを乗り越える」という意味があります。

初詣のおみくじが破れたらどうする?

利き手と逆側での結びつけは結構大変です。
そのため、ビリッと破いてしまうことも度々ありますよね。
私も数年前に一度やってしまったことがあります。

その場合ですが、慌てて神社で聞いたのですが、バチは当たりませんので安心して下さい、と言われました。
神様はくじを何回引いても怒りませんし、ちょっと破れてしまった程度で怒るような狭量ではないのだそうです。

ただ、破れないようにするためにも、おみくじはなるべく細長く折ってから結びましょう。
細長くすることで厚みが出るし、強度が出て破れにくくなりますよ。


初詣おみくじで大吉が出たら持ち帰る?処分方法は?

大吉は一番良い運勢なので、素直に喜んで持ち帰りましょう。
結ぶと折角の運を捨てるようなものです。

ただ、上で話した凶とは逆に、「今が一番良いからあとは落ちるだけ!?」と心配する人もいるかもしれません。
でも、これも吉凶を気にし過ぎず、今が良いことだけを受け止め、後は説明を読んで実行していけば、その年は良い1年になる、ということなのです。

そのためにも、財布等に入れて持ち帰り、時々読み返して神様のアドバイスを振り返ることが大切なのです。

初詣おみくじの処分方法は?

その年の運勢として引いたおみくじですから、1年後に同じ神社仏閣の所定の場所に結びます。

もし遠くで行けない場合は、おみくじと同じ金額程度のお焚き上げ料をおみくじと一緒に封筒に入れて送ります。
この場合、封筒には現金を入れることができないため、郵便局で定額小為替にして同封します。

郵便局の定額小為替

さいごに

おみくじを神社等に結びつける場合は、木の枝に結ぶと木を傷めてしまうため、所定の場所に結ぶようにしましょう。

もし、おみくじの結果が気になり、今後のゆくすえをもっと詳しく知りたくなったら、「占い」がおすすめです。今は実力ある占い師や霊媒師に電話で占ってもらえます。

相性の良い占い(師)の探し方・出会い方については以下の記事を参考にしてください。

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