ホットプレートが家にあると焼肉が安くて手軽に出来るのは嬉しいのですが、その反面、
煙がモクモク出るし、
油はねも酷いし、
床に飛び散った油汚れで床はベトベトに!
食べるだけの家族は嬉しいだろうけど、後片付けする主婦はどうすれば良いのか分からず途方に暮れちゃいますよね。
今回は、ホットプレート焼肉の煙と油はね、油汚れに関する対策をまとめました。
◆ホットプレートの選び方に関する記事はこちらにもあります。
→ホットプレートで象印とタイガーとブルーノおすすめは?実際の使用感
ホットプレートで焼肉する際の煙対策は?
ホットプレートで焼肉する場合、台所のガスコンロと違って換気扇が真上に無いので煙モクモクは避けられません。
ですから、煙によるニオイ対策としては、洋服に関しては、
ニオイがついても良い服に着替える
ということしかありません。
また、ニオイが部屋に籠らないようにするためには、以下の2つを行いましょう。
(1)ニオイを防ぎたい部屋はきっちり扉を閉めておく
(2)焼肉をする部屋は風が流れるようにする
(2)について具体的には、
- 窓を開ける
- 扇風機・換気扇・空気清浄機などを使う
ということが考えられます。そして、これらは部屋の1ヶ所だけでは足りません。必ず2ヶ所以上風が通るようにして、空気が入る場所と空気が出る場所を作る必要があります。
冬の場合は窓を開けると寒いのですが、ホットプレートを熱くするため多少は寒さを防げるでしょう。
ホットプレートの油はねを防ぐには?
ホットプレートの油はねは、プレートに敷く油が多いほど酷くなります。
油を使わない料理なら油はねはありませんが、焼肉のような調理方法だと油はねは当たり前と考えて、はねた物の後片付けが簡単にできるようにという方向で対策する方が良いでしょう。
【事前対策】
・テーブルいっぱいに新聞紙を敷いておく
・床にも半径2m程度新聞紙を敷いておく
(お客様が来る場合は新聞紙だと恥ずかしいので、ラッピングシート等を100円ショップで購入して敷く方が良いですね。)
【事後対策】
窓を全開にして、以下の脱臭効果のある物を利用しましょう。
- ボウルに酢を入れて部屋に置いておく
- 観葉植物を置く
- 炒ったお茶殻を置く
- コーヒーの豆殻を置く
- 濡れタオル絞って部屋で振り回す(アロマオイルを含ませると尚良い)
また、布製品については次のようにしましょう。
- 洗える物→洗って乾かす(ソファーカバー、クッション等)
- 洗えない物→消臭スプレーをする(カーテンなど)
ホットプレート焼肉で床の油汚れが酷い場合は?
事前に新聞紙を敷いておけば良かったけど忘れて床のフローリングがベトベトになった場合は掃除しなければなりませんよね。
この場合の掃除は次のいずれかを使って雑巾で拭き掃除します。
・マジックリン等をお湯で薄めた液(マジックリン5mlに対してお湯1Lの割合)
・重曹をお湯で薄めた液(重曹小さじ1に対してお湯1L程度)
・アルコールスプレー
ただ、油汚れが特に酷い部分は最初に油の吸着除去を行ってから拭き掃除する方が良いでしょう。手順は次の通りです。
(1)新聞紙を使って出来るだけ油を吸わせる
(2)小麦粉を撒いてベトベトしている部分にこすりつける
(3)ほうきと塵取りを使ってゴミ箱へ捨てる(この時掃除機を使ってはいけません。)
ホットプレートの油はねが絶対嫌な場合は?
ホットプレートの油はねがどうしても嫌な場合は、ホットプレートそのものを考える必要がありそうです。2通りの選択肢があります。
油が下に落ちるホットプレート
油はね、煙のニオイが気になる場合は、油が落ちるタイプのホットプレートの方がおすすめです。
例えば、タイガー「これ一台 CRC-B300」や象印「やきやき EA-JB20」などは、
焼肉プレートの中央に穴が開いており、焼いた肉の脂が穴から下に落ちる仕組みです。
ですから、ヘルシーに仕上がるし、余分な脂が無い分、油はねも(穴がないプレートよりも)少なくなります。
ただし、これらのホットプレートの場合はプレートの穴の下に受け皿があり、最初に水を入れて使う仕組みです。
そのため、片付けの際に受け皿も掃除しなければならず、手間がかかります。
油はねや煙の無いホットプレート
こちらのザイグルというホットプレートは値段がちょっと高いのですが、高いだけあり、煙や油はねの心配をしないで済む、主婦にとってはとても嬉しい商品です。
我が家では別のホットプレートを買ってしまいましたが、事前にこれを知っていれば!と思ってしまうほど凄い機能です。
さいごに
ホットプレートがあると家で手軽に焼肉できるのですが、煙や油はねのことを考えると主婦にとっては手軽ではないかもしれません。
油はねしないホットプレートもありますが、ちょっと高額なので、どうしても嫌というのでなければ今あるホットプレートで対策しながらやるのが良いでしょう。
とにかく、新聞紙等を使って「片付けを簡単にする」というのを念頭に準備して下さいね。