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お盆

お盆に海に入っちゃダメは本当?プールや川遊びは?危険な理由と注意点

お盆に海に入ってはいけないと言われているのはご存知でしょうか?

まだまだ暑さも続く夏なのに、お盆に海に入ってはいけないのは不思議ですよね。
そういえば、地域差はあるとはいえ、お盆前には海の家の営業も終了してしまいますね、、

理由は様々ありますが、クラゲの発生や海水の流れなど、実際に危険性があるのです。

では、川やプールはどうなのでしょうか?水遊び自体がダメなのか、それとも海がダメなのか。

今回は、お盆に海に入ってはいけないと言われる理由や、他の水遊びについてまとめました。せっかくの楽しい夏です。事故など起きないように十分すぎるほどに気をつけて楽しんでくださいね。

お盆に海に入ってはダメな5つの理由

まだまだ暑い夏ですが、お盆に海に入っていけないと言われるにはちゃんとした理由があるのです。

  • クラゲが大量発生する時期だから
  • 台風が来る時期だから
  • 大きな波が発生して危険だから
  • 離岸流が発生するから
  • 風習や言い伝えから

クラゲが大量発生する時期だから

地域差はありますが、お盆時期にはクラゲが大量に発生します。海岸付近にまで来ますので、刺される危険性があります。中には、強い毒をもったクラゲもいます。

クラゲに刺されるとても痛いらしいです。幸いなことに私も、家族も刺されたことはありませんので、実際にどの程度大変な思いをするのかは想像するしかできません。

とはいえ、そういう時期であるならば、身の安全のために避けるしかありませんね。

台風が来る時期だから

例年、お盆あたりから大きな台風が本州を直撃するようになります。台風が近づくと、直撃しなくても海も荒れてきますので危険です。

大きな波が発生して危険だから

お盆の時期は、土用波(どようなみ)という高波が発生しやすい時期でもあります。

土用波は、夏の土用の時期に海岸に打ち寄せてくる大きな波で、晴れていても突然打ち寄せてくることがありとても危険です。
遠くの海で台風などでできた小さな波が徐々に大きくなって、海岸に到達するころには高波になって打ち寄せます。

海水浴だけではなく、釣りや海岸付近で遊ぶ時にも注意が必要です。

高台や船で釣りを楽しんでいても、急な高波に襲われて水難事故に遭う危険性もあります。
また、高波は引く力も強いので、砂浜で遊んでいるときに高波に襲われると引き込まれ、まさに海にさらわれる危険性もあります。

海水浴ではなくても、海に近づく時には十分に注意が必要ですね。

離岸流が発生するから

お盆の時期は、突然足が持ってかれるように沖へ流される離岸流も発生し、とても危険です。

離岸流とは、波打ち際に流された大量の海水が岸から沖への一気に流れていく潮の流れのこと。これも、台風の影響を受けて発生するそうです。

離岸流が発生していても、海は穏やかに見えることもあるようで、素人目には判断が難しいとのこと。
しかも、離岸流は突如発生して、数時間から数か月もその場所にとどまることもあるそうです。

万が一、離岸流で足を取られて流されてしまった時は、無理に泳がず、流れに身を任せて、救助を待つのが対処法

なにはともあれ、離岸流に巻き込まれないのが一番なのですから、くれぐれも気をつけましょう。

風習や言い伝えから

他にも、お盆の海はご先祖様の霊がやってくるので危険とか、地獄から帰ってきた霊に足を引っ張られるから危険とか、昔からの言い伝えもあります。

迷信といえば、それまでですが、高波や離岸流などで急に海にさらわれることを体験した昔の人たちが、子ども達を守るためにそのように教え伝えてきたのでしょうね。

お盆に川やプールに入るのもダメ?

では、お盆の時期の川やプールでも水遊びはどうなのでしょうか。

川は増水に注意

お盆の期間でも、台風や大雨による増水に注意する必要があります。

今、遊んでいる箇所では雨が降っていない、水流も穏やかだとしても、上流の方で大雨で降っている(降っていた)可能性もあります。
上流から、遊んでいる箇所へ流れてくるまで、タイムラグがあるので油断禁物ですね。

最近は、ゲリラ豪雨ゲリラ雷雨線状降水帯も日本全国で多発しています。
短時間のうちに、水量や水の流れが変わることもありますので、足元だけでなく、天気予報や雨雲にも気を付ける必要がありますね。

また、水草の発生で足を取られやすくなる時期ですし、川の水温は思った以上に冷たいものです。
水難事故のリスクが高い箇所も多々ありますので、浅瀬で気をつけて遊ぶか、もしくは避けた方が良さそうですね。

プールも意外と危険

海や川のような自然災害がない分、プールはまだ安全性が高いですが、それでも普段以上の注意が必要です。

お盆や夏休みでそもそもで普段以上に混雑しています。
台風などの天気の影響もあり、子ども達が水遊びを楽しめる場所も限られてくるので、プールには人が集まりやすくなります。

お盆の海や川は、台風の影響も受けやすく、当日天気が良くても危険なことが多いので、どうしてもプールに人が集まってしまいます。

混雑するとプールの監視員の目も届きにくくなりますし、些細なことで事故が起こったり、トラブルに巻き込まれたりと、水難事故のリスクが高まります。

さらには、お盆の時期には水があるところに霊が集まって危険と言う言い伝えもあります。
海や川のような地質的気候的な要因はありませんが、混雑しているところでは事故も起きやすくなることを考えると、言い伝えには科学的根拠はなくても納得するものがありますね。

プールによっては、混雑しすぎないように入場制限をしているところもあります。混雑しすぎないプールを選んでいってくださいね。

お盆に海や川、プールなどで安全に遊ぶ方法や注意点

危険性はあっても、暑い日や天気がいいと水辺に行く機会もあることでしょう。基本的は注意事項を再確認しておきましょう。

  • 準備運動をする
  • 深いところには行かない
  • 子供からは目を離さない

準備運動をする

海や川、プールなどで水遊ぶをする前には必ず準備運動をしましょう。

外気温が高いと体も温まっていて平気な気がしますが、水の中は意外と温度は低く寒く感じるものです。

急に寒いところに入ると、筋肉も硬直して足をつったり、心臓への負担も考えられます。

海などに入った時の体への負担にならないように、肩や足のストレッチなどの軽い準備運動をしてから入水しましょう。

深いところには行かない

海や川では急に深くなっている箇所もあります。大きな波などが来たり、流れが早くなったりした場合、足がつかないと溺れてしまうこともあります。

もともと深いとわかっていれば避けようもあるのですが、気が付かなかったり、わかっていても遊んでいるうちに深いとこに行ってしまうこともあります。
さらに海では、高波や離岸流の危険があるので、沖には行き過ぎないようにくれぐれも注意しましょう。

プールの場合には、急に深くなるようなことはありませんが、遊んでいるうちに足がつかないような深い方へ行ってしまうこともあります。
泳ぎが得意でない場合にはなおさらですが、泳ぎが得意でも混雑時には深いプールもなるべく避けることをおすすめします。
あるいは、泳ぎが得意でも、混雑時には浮き具などをつけて遊ぶのもオススメです。

子供からは目を離さない

お盆の時期に限らずですが、海や川、プールに行く時には、絶対に子どもからは目を離さないようにしましょう。

遊びに夢中で離れて行くときには、声をかけて近くまで戻るよう言わなければなりませんし、少しでも目を離した瞬間に流されたり、沈んだりしてしまう危険性があります。

水の中は、突然の波が起こることが多いので、常に危険と隣り合わせなことを意識して、子供と水遊びを楽しんでくださいね。

さいごに

お盆に海に入ってはいけない理由についてお伝えしました。

  • クラゲが大量発生する時期だから
  • 台風が来る時期だから
  • 大きな波が発生して危険だから
  • 離岸流が発生するから
  • 風習や言い伝えから

また、川やプールも、海ほど危険ではありませんが、水難事故などの危険性があります。

夏の暑い日は、水遊びをして快適に過ごすと心地いいのですが、海や川、プールはいつでも危険が潜んでいると意識して、夏の水遊びを楽しんでくださいね。

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