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七夕の願い事で保育園だと親が考えるの?1歳と3歳書き方の違いは?

七夕になると短冊に願い事を書きますよね。

でも、保育園で小さい子供の場合は親が考えるのでしょうか。
1歳と3歳など、年齢によって書き方の違いがあるのでしょうか。

今回は、保育園の七夕で願い事を親が書く場合に、どのような考え方で書けば良いのかをお話しします。

七夕の願い事で保育園だと親はどう考えて書けば良いの?

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保育園の場合は0歳から6歳までの幅広い年齢の子供がいるのですが、子供は年齢と共に成長するので、その成長度合いによって親の役割が変化していきます。

ただ、いずれにせよ、何かしらの形でお母さんが短冊書きに関わるケースが多いので、関わる場合は次の2つに気をつけましょう。

  • 親の見栄を張らないこと
  • 子供が楽しく七夕行事に参加できること

お母さんも子供も、七夕行事に参加するのは初めてだし、右も左も分からないのは当然です。

だから、周囲の人たちはどんな願い事を書くのだろうか、自分の子供の願い事は年齢相当になっているかしら、などと周囲を気にしてしまうものですが、それだと子供も自分も、本当は楽しくないのですよね。

「保育園の行事だから仕方なく願い事を書いてみただけ」という感じですよね。

でも、七夕の短冊というのは、本来願い事を叶えたいから書くものです。

願い事を叶えたいなら、周囲なんか気にしちゃ駄目!ぜひ、自分の子供のことだけを考えて、楽しく七夕の願い事を考えましょう。また、子供自身が願い事を考えられる3歳以上になったら、大人だったら恥ずかしいような願い事であっても、認めてあげることが大切なのです。

では、具体的な願い事を考えていきましょう。


七夕の願い事 保育園1歳児の場合は?

0歳、1歳程度だと七夕の行事そのものを分かっていませんし、まして言葉が満足に出てこないのですから願い事なんて尚更ですよね。ですから、親が全て考えることになります。

この場合は、親として「子供がそうなって欲しい」という願い事を書きましょう。

  • ○○になるように   ×××(子供の名前)
  • ○○が出来るように ×××(子供の名前)

無難な願い事としては、

  • 毎日元気で過ごせるように
  • 楽しい保育園生活になるように

こんな書き方がありますね。

ただ、前記事でも書いたのですが、願いが叶う方法のセオリーを考えると、より具体的な内容の方が良いのですよね。そして、断定する形で文章を言い切ります。

  • 早く言葉を出せるようになる
  • 公園で走り回って遊べるようになる
  • プールの水を楽しんで遊べるようになる
  • クラスのお友達と仲良く遊べるようになる

このように、

「今はまだ出来ていないけど、近い将来出来るんじゃないかな」
「成長の目安通りだと、そろそろ出来ても良い頃だけど、ウチの子はまだかなあ」

というような、子供のことで気になるところに着目してみると、具体的にいくつか願い事が思い浮かぶはずですよ。

七夕の願い事 保育園3歳児の場合は?

2歳くらいから自我は出てきますが、七夕の願い事となると子供自身が考えられるようになるのは3歳児くらいからでしょう。ただ、3歳だと文字が書けない子が多いため、家でお母さんに書いてもらうか、園によっては先生が代筆してくれるようです。

先生が代筆する場合は、七夕当日までお母さんがどんな願いごとをするか分からないケースが多いのですが、お母さんが家で書いてくる場合は、子供と相談しながら書くことになります。

七夕の願い事を子供自身が考えた場合は、考えたことを褒めて楽しみながら短冊に書くようにしましょう。

ただ、多くのお母さんが、子供の願い事に対して「えっ!?」とビックリすることになるのですよね。

というのも、子供というのは素直で無邪気ですから、物の考え方や言い方がバカ正直なんですよね。

例えば、3歳児によくありがちなのが、

「プリキュアになりたい」
「おいしいごはんが食べたい」
「お金持ちになりたい」

こんな願い事が出てきます。

でも、お母さんの立場からすると、このような願い事だと分かると、

「七夕って、自分の習い事とかが上手になるように、というような願いの形が一般的だからプリキュアなんて変だわ!」
「おいしいごはんが食べたい、なんて私がいつも不味いご飯を食べさせているみたいじゃない!?」
「お金持ちになりたい、なんて、ウチが貧乏なのを暴露しているみたいで恥ずかしいわ!」

とか思ってしまうんですよね。

でも、こういうお母さんの気持ちは、世間体を気にしているだけなのです。

小さい子供というのは無邪気で、率直な気持ちを言うものなのです。今の時期特有のものだと思って、子供の自由に、書きたいように書かせてあげるのが一番です。願い事はワクワク、楽しみながらやるのが、願い事を叶えるための一番の秘訣ですし、七夕という行事が子供にとって楽しいことであるのが一番なのです。

ですから、あまり子供の考えを否定せず「そうか、楽しみだねえ。願いが叶うといいね。」等と楽しく話すようにしましょう。


さいごに

七夕の願い事をなかなか書けずに悩むのは親の見栄があるからかもしれません。

小さい子供はまだ七夕という行事がよく分かっていないし、願い事といえば「クリスマスサンタさんが来てくれる!」と勘違いする子も時々います。でも、子供はあっという間に成長するし、来年になればきっとまた変わるものですよ。

「正しい願い事の書き方はどうなの?」等と気にせず、お子さんと楽しく七夕を過ごせるか、それだけ考えて願い事書きを楽しんでくださいね。

◆七夕短冊に関する記事はこちらにもありますよ。
七夕の願い事はなぜ書くの?小学生向けの叶う書き方アドバイスは?

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