夏のビーチでの海水浴では、多くの人が集まります。
せっかく友達や家族と遊びに行くのですから、事故にあったり、ケガをしたり、イヤな思い出にならないように気をつけたいものですね。
夏のビーチ海水浴マナー5か条
夏のビーチ海水浴で、まず絶対に守りたいのがこの5つ。
- 騒ぎすぎない
- ゴミは持ち帰る
- パラソルなどは飛ばないようにしっかり固定
- 海の家やトイレはタオルで体を拭いてから利用
- 喫煙は決められた場所で
騒ぎ過ぎない
ビーチは、住んでいる地域によっては「非日常空間」です。海の近くに住んでいれば日常の一部ですが、そうでなければ行くだけでウキウキしていきます。
子どもだけでなく、オトナだって気分があがります。
気分があがり、ついつい騒いでしまいますが、ある程度のところで抑えるのがポイントです。
周りの人への迷惑もありますし、少し落ち着くことが事故やケガ予防にもなります。
なお、大自然の中だからと、大音量で音楽をかけて騒ぐのは、モラルの問題です。自分たちだけでなく、周りもみて行動するのがオトナです。
ゴミは持ち帰る
海水浴に限らずですが、アウトドアでは自分たちのゴミは持ち帰るのが基本です。
有料キャンプ場などで、ゴミ捨て場の利用料が含まれている場合には、ルールに則りゴミを捨てて構いませんが、それ以外では持ち帰りが前提となっています。
海の家などの飲食店のゴミ箱は、その店舗で購入した飲食物のゴミを捨てるためのものです。持ち込んだものを勝手に捨てていい訳ではありません。。
ゴミ袋は必携。ゴミもですが、濡れた衣類の持ち帰りにも便利です。
パラソルなどは飛ばないようにしっかり固定
パラソルやタープ、キャンプテントなどをビーチに持ち込み利用する場合には、しっかり固定するのもポイントです。
想像以上の強い風が吹いて、飛ばされてしまうこともあります。ケガや事故にもつながりますので、ここは念入りに。
帽子やビーチボールなどの私物の管理も大切です。軽いものは、フワフワと結構遠くまで飛ばされて、回収するために運動会状態になることもありますので、ご注意を。
海の家やトイレはタオルで体を拭いてから利用
海の家やトイレは、タオルで体を拭いてから利用しましょう。
海の場合には、プールとは違い「砂」もついています。塩分のある海水+砂のダブルパンチですから、施設への出入りの際には、気をつけたいものです。
バスタオルやビーチタオルのような厚手のタオルもいいですが、パレオのような大判の布は便利です。バスタオルのように体を拭くこともできますし、水着の上から巻きつけたり、日除けとして羽織ることもできます。すぐ乾くし、畳めばコンパクトで軽いので重宝します。
喫煙は決められた場所で
海水浴場だと屋外なのでどこでもタバコを吸えそうですが、喫煙は決められた場所でするようにしましょう。時代の変化もあり、喫煙スペースが定められていることもあります。
喫煙する方は、海水浴場に行く前に喫煙所を事前に調べておくと安心ですね。
夏のビーチでの危険性と溺れないための3つの注意点
毎年、海水浴では事故も起きています。海水浴場といっても、絶対安全安心なわけではありません。ケガや事故に巻き込まれないよう、危険性があることも理解しておきたいものですね。
ライフセーバーがいる海水浴場に行く
海水浴場を選ぶ時は、ライフセーバーがいる海水浴場に行くようにしましょう。
人が少なくて穴場だからと言って、監視されていない海で遊ぶのはとても危険です。
ライフセーバーがいて、遊泳できるように海水浴場として開放されているところは、比較的安全で何かあったときに対応してもらうこともできます。
自分が泳げるから大丈夫と言っても、海では何が起こるかわかりません。油断は禁物です。
遊泳禁止区域に入らない
ライフセーバーのいる海水浴場でも、遊泳できる区域は決まっています。
旗などで目印になっていますので、海水浴場ではまず遊泳禁止区域は確認しておきましょう。
特に、子どもと一緒の場合には、絶対に遊泳禁止区域には入らないように約束しましょう。遊泳禁止区域は、流れが早かったり深い場所だったりしてとても危険があることを、先にきちんと伝える必要があります。
見ただけではわかりませんし、泳いでいると気づかないうちに流されてしまい、遊泳禁止区域に近づいてしまうこともあります。しつこいようでも、何回も確認し言い聞かせる必要もあります。
子供からは目を離さない
海水浴場は人も多いし、非日常空間ですから子どもも盛り上がって、ビーチでは迷子になりやすくなります。
海に入れば、遊んでいるうちに流されやすくもなります。
子どもからは絶対に目を離さないようにし、小さいうちは海水に入る時には必ず付き添うようにしましょう。
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日本では、海水浴ができる期間はとても短いです。梅雨や台風などの天候不良、お盆前には海水浴も終わりです。1年のうちにチャンスが少ない分、無理や無茶をしがちになります。
でも、一歩間違えれば命に関わるような大きな事故にもつながります。危険性もしっかり理解したうえで、存分に楽しんでくださいね。
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