冠婚葬祭マナー

弔電のお礼状を送る時期は?はがきより封筒が良いの?例文は?


弔電をいただいた場合、お礼状を送る時期はいつ頃が良いのでしょうか。

また、お礼状は手紙でなく、はがきでも良いのでしょうか。

今回は、弔電のお礼状について葉書で送る場合の葉書や切手の選び方から、例文までをお話しします。

弔電のお礼状を送る時期は?

弔電のお礼状は、必須のものではありません。
元々弔電は、参列できない人が哀悼の意を示す手段であり、お返しは不要とされているものです。

とはいえ、相手の気持ちをいただいた場合に何も返さないとなると、送った側としては「本当に相手に届いたのか」が分からないし不安に思う可能性があります。弔電を送ってくるのは葬儀を欠席した人であり、「今後も顔を合わせる機会がないかもしれない」相手なのですから。そこで、相手への到着確認の意味にもなるし、お礼を伝えておく方が良いのです。

このお礼の伝え方は口頭で行うのが基本なので、電話すれば良いのですが、丁寧にしたい場合はお礼状を出すのが良いでしょう。(ただ、どちらかというとお礼状よりも会って口頭でお礼を伝える方が良いのですが、弔電を送ってくるような相手は遠方などの理由もあるでしょうし、実際に会ってお礼を伝えるのは難しいケースが殆どでしょう。そのため、お礼状を出す、というような考え方になるのが自然ですよね。)

さて、お礼状を送る時期ですが、これは香典返しと違って四十九日法要を待たずに、なるべく早めにした方が良いです。初七日を終えた頃に作成して、葬儀から2週間頃までには投函した方が良いでしょう。


弔電のお礼状はがきよりも封筒の方が良いの?

お礼状は、はがきよりも封筒の方がより丁寧ですが、はがきでも問題ありません。
はがきを購入して印刷による文面でも良いのですが、手書きの方がより丁寧です。

ちなみに、はがきについては、郵便局のはがきを使う方法と、市販のはがきを使って切手を貼付する方法があり、どちらでも問題ありませんし、どちらもインクジェットプリンター用と普通紙用を選べるので、ご自身が印刷するか手書きにするかを考えてから購入しましょう。

(1)郵便局の官製はがきを使う場合

郵便局:通常はがきページに、胡蝶蘭のはがきがあります。
ただ、胡蝶蘭は喪中専用という訳ではなく、落ち着いた柄だから使われることが多いというだけであり、慶事で使われることもあります。

(2)市販のはがきを使う場合の切手について
市販のはがきを使う場合の切手は、郵便局:普通切手一覧ページの下の方に弔事用普通切手(63円)として花文様があります。
こちらも、一応弔事用とはなっていますが、これにしなければならない、ということではなく、他の記念切手等でも落ち着きのあるデザインがあれば、そちらでも構いません。

(3)手紙にする場合の切手は?
手紙の場合、封筒に貼るのは84円切手になるのですが、84円の弔事用切手は発売されていません(平成23年に販売中止となったそうです)。ですから、通常用の切手を使うか、記念切手で地味な柄を探すことになります。

弔電のお礼状例文は?

弔電のお礼文では、縦書きで、句読点を使わないで書くのが一般的です。
これは次のような理由があるとされています。

・葬儀が滞りなく終わったという意味で、文章が途切れないよう句読点を使わない
・読み手に対する敬意
・昔は句読点を使わずに手紙を筆で書いていた

では次に例文をご紹介します。

例文

拝啓 このたびは 亡母 ○○の葬儀に際しまして お心のこもった
ご弔電をいただき 誠にありがとうございました

□□様の温かいお言葉に 故人もさぞかし喜んでいることと存じます
お陰様で 葬儀を滞りなく相営むことができました
格別のご高配と生前のご厚誼に深く御礼申し上げます

本来ならお目にかかってお礼申し上げるべきところですが
略儀ながら書中をもちましてお礼のご挨拶を申し上げます
敬具

平成○年○月○日

・喪主の住所
・喪主の氏名(送る相手が故人との縁が深い場合には、喪主の横に「親戚一同」と記載しておく方が良いでしょう)


さいごに

今回は、弔電に対してお礼状を送ることを前提にお話ししてきましたが、知人友人親戚等からの弔電の場合、香典が一緒にあるケースが多いですよね。その場合は、忌明け(四十九日)後に香典返しを行うため、その時に合わせてお礼をすれば良いだろうと考える人もいます。(その際に、香典返しの品を半返しよりも少しだけ上乗せした金額の物にするという人もいます。)

ただ、これだと弔電に対するお礼を伝えるのが遅くなってしまいますよね。既にお話ししましたが、弔電については1~2週間で送りたいものですから、先にお礼の電話をしておくか、お礼状を出しておく方が相手も安心するでしょう。





この記事を書いた人

運営者:祐希
もうすぐ50代に突入する主婦です。
若い頃はキャリアウーマンだったことから主婦としての常識を知らず、嫁ぎ先で親戚に後ろ指さされた経験があります。その後、優しさと賢さを兼ね備えた亡き姑にマナーや処世術を教わったお陰で主婦スキルが向上しました。
このブログでは、姑から教わったマナーの一般常識を中心に、生活に役立つこと、道具や手続き、車関係等について語っています。
【ホーム】闘う嫁のマナーノート

Twitter→@yomemanners

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