年賀状は毎年パソコンで作っているけど味気ないので自分で手作りしてみたいなあ、という人におすすめなのが、切り絵です。切り絵はカッターを使うし簡単ではありませんが、同じ手作りでもハサミ1本で出来る切り紙なら、そんなに難しくありません。
今回は、子供向けにも大人向けにもなる、サル年の手作り年賀状を切り紙で作ったのでご紹介します。
年賀状サルの切り絵 簡単な作り方
【使う道具】
・折り紙(肌色・茶色 各1/4サイズ1枚)
・千代紙(お好みで)
・ハサミ
・穴あけパンチ
・スティック糊
【作り方】
(1)肌色と茶色の折り紙を用意します。
通常サイズの場合は4つに切ったサイズにしてから下の写真のように半分に折り、下書きをしてハサミで切ります。
目の部分は穴あけパンチを使うときれいに切れますよ。
(2)切ったものをそのまま重ねると、サルの尻尾が左右2本になってしまうので、一方だけ切ってください。(どちらでもお好みでOKです。)
(3)羽子板は、千代紙の柄を生かして、こんな風に半分に折って下書きしてからハサミで切ります。
(4)羽子板の羽も、千代紙の柄を生かしてハサミでチョキチョキ切ると簡単に形ができます。
(5)切ったパーツを全て糊で貼り、最後に文字入れすれば完成です。
年賀状手作り切り紙でもっと凝った作品に
もっと凝った年賀状にしたい、という場合は周囲に梅の花を飾ったりするとお正月らしさが倍増します。
こちらのサイトが参考になるのでおすすめです。
折り紙の梅・椿・桜(平面・立体)の簡単な折り方・切り絵の作り方!
周囲に梅を飾るとこのように華やかになります。
左下は上記サイト通りに作った梅ですが、中心部分をハサミで切るのは大変なので、その他の梅のように、貼ってからペンで中心線を描き入れる方が簡単です。
年賀状切り絵の糊は何がおすすめ?
切り絵や切り紙の場合は糊をきちんと貼っていないと郵便局の区分機等で区分中に剥がれてどこかに無くなってしまう可能性があるため、粘着力が強くてきれいに貼れる糊を使うほうが良いでしょう。
今回の場合、カッターで細かい作業を必要とする切り絵とは異なるので、スティック糊でも十分ですが、もし精密な切り絵の場合はスプレー糊がおすすめです。
また、スティック糊については、古くなると乾燥して糊が硬くなってしまうため、できれば新しい物を使った方が良いでしょう。
ちなみに、液状糊や、でんぷん糊の場合は塗りやすい反面、水分が多すぎて仕上がりがふやけてしまいますので避けましょう。
また、木工用ボンドもきれいに貼ることが出来ますが、ヘラなどで均一に塗らなければならないので案外手間がかかるかもしれません。
まとめ
年賀状の切り紙は簡単です。
今回のサルなら子供でも出来るし、周囲の飾りを工夫すれば大人の年賀状としても十分素敵な作品になりますよ。
パソコンの年賀状よりも味があるし、相手にインパクトを与えることができます。
今年はぜひ、手作りの温かい年賀状を作ってくださいね。