毎年クリスマスになると子供達はサンタさんからのプレゼントをとても楽しみにしていますが、親はとても大変なんですよね。
子供が小さい頃はいいけど、小学生になると、サンタさんはいない、正体は親じゃないかと疑い始める中でプレゼントを渡さなきゃいけないですから。
最終的に、サンタが本当はいないということを、いつ話すべきでしょうか?
また、サンタがいないことがばれた時に、どのように説明すべきでしょうか?
我が家の場合は、比較的遅くて、小学校中学年まではすっかりサンタを信じていたのですが、高学年になり疑い始め、つい先日ばれてしまいました。
今回は、疑い始めた発端から、ばれた時の説明について、我が家の経験をお話しします。
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サンタは本当はいないって いつ話すべき?
我が家の場合は遅かったのですが、周囲のお母さん方に様子を聞いたところ、2~3年生くらいから知っていたという子が多かったです。でも、他の子供が信じているかもしれないので「友達には内緒ね」と言い聞かせていたのだとか。ウチの子も、そういう子供達に暖かく見守られてきたようです(;・∀・)
いつ話すべきか、というのは子供の精神年齢によっても違うでしょうし、周囲の友達環境や兄弟の有無によっても違うでしょう。
無理に話す必要はないのですが、周囲の友達がサンタのことを知った場合は、そこから聞いてしまう可能性もあるので、話す時期を見計らうことを考えても良いのかもしれません。
サンタなんていないんだよ、お父さんやお母さんが実はサンタのフリしていただけなんだ、と友達に言われてしまうと「騙された」とショックを受ける子も中にはいるそうですし。
まあ、周囲が親切で、サンタのことを話してこないのであれば、本人が疑問を浮かべた段階で真実を告げる言い方を考えるのが良いと思います。
サンタがいないとばれた時のこと
実は私はいくつかブログを運営しているのですが、別ブログで自分自身の子育て日記を笑い話形式で書いていました(現在は更新停止中)。最近になり、子供が自分の昔話に興味を抱いたようで、私のスマホからアクセスして、昔話を隅から隅まで舐めるほどじっくりと見たそうです。そして、その中に、こんな内容が書かれていたのだそうです。
- 数年前のクリスマスプレゼントが何だったか
- 母がプレゼントをAmazonで購入して、子供にバレないように隠して枕元に置いたこと
私は忘れっぽいので数年前にどんな記事を書いたか等、すっかり失念しておりました。(だって、気晴らしの育児日記ですから。)
ですが、この記事を見た子供が、
「あれっ?あのプレゼントはサンタさんがくれたんじゃなかったの?」
と疑問が浮かび、それ以来、
「サンタさんはどこから来るの?」
「煙突も無いのにどうやって家に入るの?」
「どうして自分の欲しいプレゼントを知っているの?」
などと、しつこいくらい訊いてくるようになっていました。
元々「何故?」「どうして?」と質問してくる性格なので対応が大変な子供でしたが、
まさか、自分のブログ記事が原因で、首が締まるとは!?(>_<)
とショックでした。
ですが、その時点では明確にはばれた、という状況まで陥っていませんでした。「とっても怪しいな」というだけで、決定打ではなかったのです。(子供もサンタを信じたいという気持ちが上回っているので、半分本当の話を読んでも、今一つ信憑性を感じていなかったようでした。)
なので、我が家と同じような場面に陥ったとしても、子供がまだ小学校1~2年生レベルなら適当に誤魔化せるかもしれません。
(ウチの子は精神年齢幼いですが、小学校4年生まで楽勝でしたし。)
ですが、つい先日のこと。
今年のクリスマスプレゼントはどうしよう・・・
と、Amazonのサイトで子供の欲しいだろう物を眺めていたところ、
子供は「サンタさんを信じたいけど本当にいるのかな?」と迷いがあったようで、今年に限ってサンタさんにお願いしたい物を全然口に出そうとしてこなかったのです。なので、そろそろ注文するにしても期限がヤバイと思って、子供に好きな物、欲しい物をどのようにして言わせるかと悩んでいました。
その時、子供が
「何、コレ!?」Σ(゚Д゚)
と言って、パソコン画面に突っ込んできたんですよ。
何かというと、
画面中央(商品写真の右側)に、こういう一文が入っているんですよ。
この「子どもにバレずに受け取る」を食い入るように見て叫んだのです。
あちゃー(;´Д`)
とは思いましたが、ウチの子供も既に小学校5年生。これ以上隠すのも心苦しかったので、ばらしてしまいました。
サンタがいないことを説明した我が家の事例
多くのお母さんが、子供にサンタがいないことをどうやって説明するか悩むようですが、我が家の場合はこの時点でばれてしまったので、次のような話をしました。
サンタさんは本当にいるけどフィンランドに住んでいるし、日本の我が家は遠すぎて来られないよ。
そもそも、ウチはお父さんやお母さんがクリスマスプレゼントを用意して渡せるけど、世界にはお父さんやお母さんにプレゼントをもらえない沢山の子供達がいるから、サンタさんはそういう家を優先して行くんだよ。
超現実的かもしれませんが、こんな話し方をしました。
ちなみに、サンタさんの村としては、実在することをこちらのサイトを見せました。
→SANTA CLAUS VILLAGE
また、サンタさんへ手紙を送るならこちらのページに住所があります。
→SANTA CLAUS VILLAGE 住所(画面下の方です)
あと、Amazonサイトを見てばれたため、次のようなフォローを。
「お父さんお母さんがいる子供なら、毎年子供にクリスマスプレゼントを買ってあげられるよね。
そういう人達は、忙しいサンタさんの代わりに子供にプレゼントを渡さなきゃいけないの。
でも、小さい子供達はまだサンタさん自身が来てくれると思っているから、
Amazonのサイトには『子どもにバレずに受け取る』というシステムを作っているの。」
我が家では、結局ばれた時点で悩みながらこんな話をしたのですが、聡いお母さんは、そろそろサンタさんを卒業するタイミングだろう、ということで、用意周到に次のようなサンタさんからの手紙を最後のプレゼントと共に置いておく、という人もいるようです。
サンタからの手紙で今年最後にする文例
○○君へ
○○君はもう10歳になったんですね。
とても元気で思いやりのある子に成長したのをサンタはうれしく思ってます。
ところで、世界には毎年たくさん子供が生まれてきて、
サンタからのクリスマスプレゼントを楽しみに待っています。
○○君に今まで毎年プレゼントを届けてきたけど、サンタは
世界中の小さい子供達にプレゼントを届けなければならないので
大きく成長した○○君へのプレゼントは今年を最後にさせてもらうね。
来年からは、○○君へのプレゼントはお父さんとお母さんにお願いするので
クリスマスが近づいたら、お父さんとお母さんに何が欲しいか相談してね。
楽しいクリスマスを過ごせるように。
そして、これからも元気で成長するよう、サンタはいつも
○○君を応援しているよ。
メリークリスマス
サンタクロースより
というような内容の手紙を日本語で書いたり、フィンランド語に翻訳したものを子供宛にプレゼントと共に枕元に置いた、というようなお母さんもいるようですが、そこまでやるのは大変ですよね。
我が家の場合は、サンタさんがウチにこないことを話した時はすごくショックだったようですが、今までのクリスマスプレゼントをいつ買って、どういう風に渡していたのか、こっそり枕元に置いていたのかを話したら「へぇ~、なるほど!」と変なところで楽しんだようで、ショックも和らいだ様子でした。
さいごに
小学生になると親離れしそうでしない、微妙な年齢ですから「疑いはじめる時期」と「プレゼントをこっそり購入するのが大変な時期」が重なるでしょう。そうなったら、伝え方のタイミングを見計らっていくようにしましょう。
我が家では、ひょんなことからばれてしまいましたが、ようやく本当のことを話して親としては肩の荷が下りました。
皆さんも親子でいろいろ話し合って、素敵なクリスマスをお過ごしください。
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