敬老の日におじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしたいけど、手作りで簡単な物は何かと悩んでしまいますよね。
こんな場合に真っ先に思い浮かぶのはメッセージカードですが、
メッセージカードは誕生日にも贈ってしまったし・・・
敬老の日までやったらワンパターンよね?
と考えてしまうかもしれません。今回は、敬老の日の手作りプレゼントで、幼稚園児でも出来る簡単な物から小学校高学年くらい向けの多少手が込んだ物まで、アイディアと作り方をご紹介します。
敬老の日のプレゼントを手作り簡単に!マンネリ予防するには?
メッセージカードにしても、他の物にしても、予算をかけずにプレゼントをあげたい、と考えた場合に心配なのが「毎年同じ」「マンネリ」というキーワード。でも、この点は大丈夫です。
おじいちゃん、おばあちゃんにとっては大切な孫からのプレゼントですから、去年と同じメッセージカードだって、他のプレゼントだって嬉しいものです。マンネリだなんて、心配する必要はありません。
そもそも、おじいちゃん、おばあちゃんは孫から豪華なプレゼントを貰おうなどと思っていませんし、「敬老の日おめでとう!」「いつもありがとう」の一言だって、可愛い孫から言われたら嬉しいのですよ。
気になる場合には、メッセージ文を変えたり、絵や飾り付けを変えることで、おじいちゃん、おばあちゃんを驚かせてみましょう。1年間でずいぶん成長したなあ、と喜んでもらえるでしょう。むしろ、毎年メッセージカードで、成長の記録を伝えてもいいくらいです。目指すべきはマンネリの中の孫の成長ぶりと、子どもも親も割り切ってしまうくらいでいいのです。
プレゼントは、贈られた側は手元に残っていたり、覚えているでしょうが、贈った側は忘れがちです。何を贈ったのか、写真に残しておくのもおススメです。
我が家の場合もこの数年間は、「マンネリ愛好家」で通しています。そして、私の実家の両親は、毎年大切に使い保管してくれています。
「今年は素敵な××を描いてくれたのね~!」
と、あれこれ孫に対する褒め言葉も飛び出してくるので、作った娘も結構嬉しいようです。
さて、そんな我が家の敬老の日プレゼントですが、具体的な作り方をご紹介します。
敬老の日プレゼントを手作り 幼稚園〜小学校低学年編
さて、敬老の日のプレゼントですが、メッセージカード以外でおすすめなのが、うちわです。
うちわを一番簡単に作るには、下記のようなキットが便利です。
家に使わないうちわが沢山眠っている場合には、要らないうちわを解体して、骨組みだけ再利用することもできます。一番安上がりで、エコで、毎年作るには便利なのですよ。
ここでは要らないうちわを再利用する作り方をご紹介します。
1.うちわの土台を作ろう
(1)うちわに付いている紙を剥がします。
うちわによっては簡単にペロッと剥がれるものもありますが、粘着力のある糊が使われていると簡単に剥がせません。
洗面器の中にお湯を入れて、その中に暫くうちわを浸しておくと剥がせるようになります。紙が水に濡れて軟らかくなったらタワシやスポンジを使ってゴリゴリ擦ればきれいに落とせます。(市販のうちわキットを使えばこの工程は省略できます。)
(2)うちわに貼る紙を用意します。
A4コピー用紙を2枚用意し、うちわを上から重ねて鉛筆等で外側に印をつけます。外側カーブについては問題ないのですが、持ち手に近い方の凹みカーブは書きにくいので、ボールペンで点々の印をつけると良いですよ。(下の写真を確認してください。)
印をつけたら2枚重ねてハサミで切ります。
ハサミで切るときには、外側は印よりも1~2mm内側を、持ち手に近い方の凹みカーブは4~5mm程度内側を切るとちょうど良い大きさになるはずです。(市販のうちわキットを使えばこの工程は省略できます。)
2.うちわに好きな絵を描こう
幼稚園から小学校低学年の場合は手形アートがおすすめです。
手に絵の具を塗り、手形を取ります。それに絵を加えると、ゾウさん、孔雀、蟹(両手)、金魚などの動物が出来上がります。
手形アートを毎年続けると、1年間の成長を感じることができます。おじいちゃん、おばあちゃんにとっても、記録にも記念にもなるプレゼントになりますよ。
→手形アート画像 参考例
その他、折り紙で花を折ったりしても喜ばれるでしょう。
ちなみに、椿の花の折り紙はこちらの動画が分かりやすいです。
敬老の日プレゼントを手作り 小学校 中・高学年編
小学生の場合は、学年が上がったら少しずつ手の込んだ絵や折り紙などにしてみましょう。
折り紙の場合は、通常サイズ(15cm×15cm)でなく小さいサイズ(7.5cm×7.5cm)で沢山折ってうちわ全体にお花畑にしたり、凝ったデザインの切り絵にする等の方法があります。
◆切り絵については下記↓サイトが参考になります。
→桜まあち の 切り紙 きりえっこ
◆下記↓サイトは切り紙と切り絵のページが参考になります。
→キッズくらぶ
単なる折り紙を使った切り絵ですが、おじいちゃん、おばあちゃんの顏を表現するのもおすすめです。
さいごに
敬老の日のプレゼントというのは、お金をかけることよりも、孫の今の姿や、今出来ることを形にして贈る方がずっと喜ばれるものですよ。
ぜひ、親子で楽しんで工作して、敬老の日に孫から手渡ししてあげましょう。