初詣の計画を立てようと思うけど、いってはいけない日があるのか気になりますよね。
三が日の混雑は避けたい、出掛けていてお参りできない、体調が悪くお正月には行けなかったなど、理由もさまざまあります。
結論になりますが、「初詣に行ってはいけない日」というのはありません。だだし、避けた方がいい日はありますので、ご紹介します。また、避けた方がいい時間帯や、おすすめの参拝方法もまとめておきます。
初詣の行ってはいけない日などの疑問を解決して、安心して計画して初詣に行ってくださいね。
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初詣に行ってはいけない日はあるの?いつまでに行くべき?
初詣に行ってはいけない日はありません。ただ、避けた方がいい日はあります。
・忌中(仏教では49日ですが、神道では50日)
・月に3回~5回ほどある不成就日(ふじょうじゅび)
初詣を避けた方がいい日① 忌中
身内が亡くなり、忌中は神社へのお参りは避けます。仏教での忌明けは四十九日ですが、神道では50日ですから、没後50日間のお参りは避けましょう。
仏教徒であれ、他の宗教の信徒であれ、神社にお参りする際には神道の考え方は尊重すべきです。忌明けであれば、喪中期間でもお参りに問題はありません。
お寺へのお参りであれば、忌中・喪中でも関係ありません。お正月のお祝いはしませんが、お寺にお参りすることにはなんの問題もありません。
初詣を避けた方がいい日②不成就日(ふじょうじゅび)
不成就日(ふじょうじゅび)とは、文字通り「何も成就しない日」、物事を行うのに縁起の悪い日とされています。
ただ、これは仏滅などのカレンダーの暦に書かれているものでも、宗教的な意味合いがあるわけでもありません。気にならない方は、気にする必要はありません。
【2024年1月の不成就日】
・1月2日(火)
・1月10日(水)
・1月16日(火)
・1月24日(水)
【2025年1月の不成就日】
・1月5日(日)
・1月13日(月・祝)
・1月21日(火)
・1月31日(金)
不成就日は、結婚や入籍などの婚姻ごとは避けた方がいい日と言われていますので、お祝い事がある人も是非参考にしてみてくださいね。
初詣はいつまでに行くべき?
初詣の期間に決まりはありませんので、体調がよく天気がいい日にいきましょう。
新年最初のお参りですから、正月三が日(1月1日~1月3日)に初詣に行く人が多いですが、慌てる必要もありません。
お正月期間であれば、関東は7日まで、関西は15日までですし、旧暦で考えれば2月3日前後の節分までと考えてもいいのです。混雑を避けて、ゆっくりお参りしても構わないのですから、無理はしないが一番です。
初詣の避けた方がいい時間帯は?おすすめの時間や注意点
初詣の避けた方がいい時間帯は、特に決まっていません。ただ、初詣に行くときに何時に行くかまで計画をしておくことはおすすめします。
- 空いているのは午前中の早い時間
- 神社の開いている時間にも注意
空いているのは午前中の早い時間
お参りの時間に迷ったり、時間に融通がきく場合には、午前中の早い時間がおススメ。
初詣は、遠くから来る人も多く、お昼近くになるととても混んできます。特に、1月1日~1月3日に初詣を予定している場合は、早い時間に行った方が混雑を回避できます。
私は、お正月に電車に乗って少し遠いい神社に行った時は、駅から神社まで大行列で驚いたことがあります。
30分でも早く行くと全然混雑が違うので、初詣に向かう場合はなるべく早めにいきましょう。
早朝は冷え込んでいますので、暖かい格好をして出かけてくださいね。
神社の開いている時間にも注意
24時間参拝できる神社もあれば、17時ぐらいで閉まってしまう神社も。神社が何時から何時まで開いているかだけは確認しておきましょう。
朝は比較的早い時間から開いていますが、早いところだと夕方には閉まります。年の初めのご挨拶ですから、よほどの事情がない限り夕方などは避ける方が無難です。
初詣を安心してできるおすすめ参拝方法は?
私の体験を元に意外と知らないおすすめしたい参拝方法やマナーをお伝えしますね。
- 服装は神様に失礼のない服装で
- 願い事は1つだけ
- お守りはなるべく買った神社やお寺に返す
詳しくみていきましょう。
服装は神様に失礼のない服装で
神社に行く服装は、近所であればなんでもいいと思うかもしれませんが、パジャマやルームウェアなどの軽装は避けましょう。
やはり神様の前でお願い事をするのですから、失礼のない格好で行くのが望ましいですよね。
願い事は1つだけ
初詣で願い事ができると思うとついつい欲張りがち。
でも、願い事は1つだけ、心をこめてお願いしましょう。
あれもこれもではなく、新年最初のお願いごとは、一番大切なことを願いましょう。
お守りはなるべく買った神社やお寺に返す
お守りはなるべく授かった神社やお寺に返しましょう。
毎年お参りする神社やお寺であれば、初詣の際に持参してお焚き上げをお願いしてもいいでしょう。お寺の場合には、宗派が異なるとお焚き上げを受けてもらえないこともありますので注意が必要です。
👉お守りを授かりたい人はこちらの記事も参照ください。最強のお守り(護符)について書きました。
さいごに
初詣に行ってはいけない日はありませんが、少なくとも忌中(神道では50日)は避けましょう。
期間限定ではありませんので、不幸があった場合には忌明け後の心身ともに落ち着いてから、体調不良などであれば体調が回復してから、ゆっくりお参りしましょう。
時間帯にも特に決まりはありませんが、神様へのご挨拶ですし、混雑を避けるためにも午前中の早い時間がオススメです。神様に失礼のない服装で、一番大切な願い事をゆっくり心を込めてお願いしてみるといいでしょう。
初詣は、特に厳しいルールはありませんので、混雑の日は避け、都合のいい日に計画をして、1年に1度の参拝を楽しんでくださいね。
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