太巻きを切るのは案外難しいですよね。
太巻きを包丁で切ろうとしたら、うっかり潰してしまい米がべちゃっと付いてグチャグチャになった、という経験をした方は多いでしょう。
今回は、太巻きの切り方で上手な切り方と、初心者向けの簡単ラップによる方法をお話しします。
太巻きを上手に切る方法
太巻きを切る際に上手に切るには、当然包丁を研いで良く切れるようにしておくのは当然ですが、それ以外のコツとして次の2つがあります。
(1)包丁の状態をきれいにして湿らせる
包丁に汚れがついた状態や乾いた状態と上手く切れないし、崩れやすくなってしまいます。
そこで、上手に切るためには1回切るごとに濡れ布巾で拭き取るとうことが大切です。
また、包丁に酢水を塗ってから切る方法もあります。
(2)包丁の刃全体を前後に動かす
包丁を細かくギザギザ動かしたり、下に押そうとすると潰れやすいです。
最初は包丁の先端の方から刃を太巻きに入れ、スーッと手前に引きながら半分くらい切り、残り半分は包丁を押し出すように切ります。
反対側の手に力を入れ過ぎないように(そちらの手で潰さないよう)注意してください。
海苔巻きの端はシャリがきちんと入っていないケースもあり元々崩れやすい部分なので、他の部分よりも少し厚めに切った方が良いでしょう。
くれぐれも、包丁は真下に押そうとせず、前後の動きで切るようにしてやってみて下さい。
太巻きの切り方で初心者向け簡単ラップ法
太巻きを切るのに1回毎に濡れ布巾で拭き取るのが面倒だ!
上のやり方でやっても上手くできない!
という場合は、ラップを使えばきれいに切ることができます。
【手順】
(1)ラップできつめに太巻きを包みます。
(2)ラップの上からお好みの幅で切ります。
海苔は動きやすいのですが、ラップで包むことで動きにくく安定してくれるので切りやすくなるようです。
ちなみに、自分で手作りした場合で、作った段階でラップで巻いてあるときは、そのまま切って大丈夫です。
そして、このラップ法は太巻きだけでなくロールケーキやサンドイッチにも応用できます。
サンドイッチの場合も具材が沢山入っていると中身が飛び出したり崩れたりしやすいのですが、最初にラップで隙間のないようピッタリ包んでから切ると、具材が出ないし潰れないで上手に切れます。
まとめ
太巻きを切る時は包丁の使い方がポイントですが、難しい場合はラップを使えば簡単です。
サンドイッチを切る時にも使える技なので、ぜひ覚えておくといいですよ。