結婚式のご祝儀を直接手渡ししたいけど出来ない場合は送ることになるのですが、郵送方法をご存知ですか。
現金書留の専用封筒の中にご祝儀をそのまま突っ込んで良いのでしょうか。それとも、一言メッセージを添える方が良いのでしょうか。もしメッセージを添える方が良いなら、メッセージカードはご祝儀袋の中に入れるか、外に出すか、どちらが良いのでしょうか。
今回は、結婚式のご祝儀について郵送する方法と、欠席時の手紙メッセージ文例についてお話しします。
結婚式のご祝儀の郵送方法は?
現金書留について
ご祝儀は現金ですから、現金書留で郵送しなければなりません。
現金書留は通常、専用封筒を使って送るのですが、これは郵便局で2種類販売しています。
定型サイズ 19.7cm×11.9cm
定型外サイズ 21.5cm×14.2cm
ご祝儀袋は大きめなのでサイズが心配でしょうけど、普通サイズのご祝儀袋であれば定形外サイズの専用封筒なら入ります。ただ、定形外サイズといえども余裕がある訳ではないので、ご祝儀袋は飾りの多くないタイプがおすすめです。
また、ご祝儀袋が通常よりも大きい場合やご祝儀袋を複数一緒に送りたい等の事情で専用封筒に入らない場合は、この現金書留の専用封筒でなくても大丈夫です。郵便局に行き、窓口で現金書留を指定すれば送ってくれます。
ちなみに、現金書留の料金は、重さと送る金額によって決定します。送る金額については、以前は現金書留封筒に「申出損害要償額」を記入していましたが、現在では郵便局の人が端末で入力してくれるので記入不要、口頭で伝えるだけで済みます。
メッセージを同封する
現金書留封筒にご祝儀袋を入れるだけよりも、一言メッセージを添える方が相手に良い印象を与えます。メッセージは現金書留封筒の中に、ご祝儀袋と一緒に入れましょう。
どんな用紙が良いかというと、親しい場合は一筆箋でも構わないのですが、どちらかというと別封筒を用意して、便せんやカードを入れたものを現金書留封筒に入れて送るという方法が丁寧ですね。ただ、メッセージ用の別封筒を用意すると現金書留封筒がキツくなってしまう場合は、ご祝儀袋の中に現金とメッセージを同封しても問題ありません。
また、メッセージカードや便せんを選ぶ場合は現金書留封筒に入るサイズかどうか確認してくださいね。
では次に、メッセージ文例についてご紹介します。
結婚式欠席時のご祝儀郵送メッセージ文例
手紙として丁寧に書きたい場合の文例
前略
ご結婚おめでとうございます。
○○さんの晴れ姿を見るのを楽しみにしていましたが
出席出来なくなり誠に申し訳ございません。とても残念です。
結婚式の写真が出来たら是非見せて下さいね。
本日、心ばかりの物をお送りしましたのでお受け取り下さい。
直接お渡しできず失礼とは存じますがご容赦ください。
末永くお幸せでありますようお祈りしております。
先ずは、お祝い申し上げます。
草々
一言メッセージで済ませたい場合の文例
本当は、欠席する場合はその理由を簡潔に書いたり、直接手渡しできないことのお詫びを書く等すべきですが、あまり細かく書くと言い訳がましくなるので簡潔に済ませましょう。(そういう意味では、上記の手紙文例が参考になるでしょう。)
ただ、もう少し短く済ませたい場合や、お祝いの気持ちは当然あるけど一言で済ませたいという場合はメッセージカードを使用したほうが楽ですよ。
・ご結婚おめでとう!いつまでもお幸せに!
・ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。
これらの一言に、
・出席できずにごめんなさい。心ばかりの物を送ったのでご笑納ください。
親しい場合はこんな感じでお詫びやご祝儀を送ったという内容を書いても良いでしょう。
さいごに
結婚式のご祝儀を送る場合は現金書留で郵便局から送ります。
ただ、直接手渡し出来ないということで、一言メッセージを添える方が相手に良い印象を与えるものです。思い浮かばない場合は「結婚おめでとう」の一言で大丈夫ですから、ぜひカード等を同封しましょう。