クリスマスの食べ物といえばローストチキンですよね。
そして、飾りとして欠かせないのが白いコックさんの帽子みたいな持ち手です。
これがあると料理の美味しさが一段と引き立つし華やかになるのですよね。
この持ち手の名前、ご存知ですか?
今回は、この名前や見栄えの良い作り方と、どんな紙がおすすめか等をお話しします。
◆ローストチキンの温め方をお探しなら→ローストチキンレッグのおいしい温め方は?丸鶏は?
ローストチキン持ち手の名前と由来は?
持ち手の名前、私は単に「紙飾り」だと思っていたのですが、色々調べてみたら次のような名前がありました。
- マンシェット※
- キャップ花
- ペーパーフリル
- 紙飾り
※マンシェット(manchette)は、フランス語で袖口、カフスの意味です。
ところでローストチキンに何故これを付けるようになったかというと、食べるときに手を汚さないために巻くという目的もあるのですが、元々は、この足先は肉が薄く、骨の断面が見えてしまうため見た目がカッコ悪いということで、肉の薄い部分を隠して見た目を良くする目的だったのだそうです。
ローストチキン持ち手の作り方
【用意する物】
- 折り紙サイズの紙 1枚(使うのは、半分の長方形15cm×7.5cm)※
- ハサミ
- 糊 または セロテープ
※手羽先チューリップのように巻く部分が細い場合は7.5cm×7.5cm。
(1)長方形の紙15cm×7.5cmを細長く2つに折り、輪の部分にハサミで切り込みを入れます。切り込み間隔4~5mm程度(細かい方がきれいに見えます)。
(2) 折った部分を一度開き、山折り部分の角を丸くします(きれいな仕上がりにする為)。
(4)ずらして反対側が見えている部分を内側にして、紙をくるくる巻いて端をセロテープ等でとめます。
(5)フリル部分の形を整えてチキンの足の部分に取り付けます。
上の(3)で端をずらすと、完成時の頂点がずれて上記写真のように綺麗な花になります。
ローストチキンの持ち手の紙は何がおすすめ?おしゃれにする方法は?
ローストチキンの持ち手の紙は、基本的には折り紙やコピー用紙で問題ありません。
銀色にしたい場合は、折り紙の銀色でも大丈夫です。
ただ、料理用の紙でないと嫌だなあと気にする場合は、
- 天ぷら敷紙
- クッキングシート
このような物が良いでしょう。
持ち手をおしゃれにする方法は?
紙飾りにリボンを巻くとおしゃれに見えます。
リボンを巻くのが面倒な場合は、華やかなマスキングテープを巻くのもおすすめです。
その他、色セロファンを紙飾りの外側に重ねるようにして、細いリボンで巻くのもおしゃれになりますよ。
糊を使いたくない場合は?
紙飾りを使う場合は、その内側にアルミホイルをかぶせるので糊は直接食べ物に付かず問題ないとは思いますが、気にする人もいるでしょう。
その場合は、ごはん粒を少し水に含ませ柔らかくして、糊の代わりに軽く紙に付けてとめてください。
まとめ
ローストチキンの持ち手は簡単にできて、料理の美味しさを引き立たせます。
ぜひ、チキンを食べるとき、ひと手間かけて飾り立ててくださいね。
◆こちらの記事も記事も役立ちます→ローストチキンレッグのおいしい温め方は?丸鶏は?