「退職の意向を伝えたら引き止めらた」
退職の希望を上司に伝えたら、何とか残ってくれないかと引き止めに合うことはよくあります。
会社側も大切な人材なので、簡単に退職すると言っても納得してもらえません。
引き止められた時の対処法は
- 引き止めの話を聞いてみる
- 転職先が決まったと伝える
- 引継ぎの計画を伝える
- 不満を伝えてみる
- 条件によっては残るのもアリ
- 退職日は交渉する
と、いろいろな対処法が考えられます。
退職するときは、円満退職が理想ですよね。
その秘訣についても後ほどお伝えします。
退職の引き止めに悩んでいるあなたに向けて
- 退職したいけど引き止められた時の6つの対処法
- 円満退職のための3つの秘策
をお伝えします。
やっと決心して退職を伝えて、引き止めにあったら心が揺らぎますよね。
最後まで読んで、退職すべきかどうかスッキリ決めちゃってください。
退職したいけど引き止められた時の6つの対処法
退職を引き止められた時の対処法は
- 引き止めの話を聞いてみる
- 転職先が決まったと伝える
- 引継ぎの計画を伝える
- 不満を伝えてみる
- 条件によっては残るのもアリ
- 退職日は交渉する
です。
では、詳しくみていきましょう。
引き止めの話を聞いてみる
退職を伝えると優秀な人材ほど、引き止めに合うもの。
全く交渉に応じないという態度を取るより、まずは話を聞いてみましょう。
退職を伝えられると、会社側もかなり動揺します。
何とか残ってもらえないものかと様々な条件を考えるもの。
あなたのために会社側も一生懸命考えてくれているんです。
条件に応じるかは、あとで考えれば問題ないので、話だけは聞いてみてくださいね。
転職先が決まったと伝える
引き止めても転職先が決まっていて、入社日が決まっている場合は、会社側も諦めます。
ただし、退職日を交渉される場合はあります。
つまり、退職を伝える前に転職先を決める場合は、リスクあり。
リスクを考慮しながら、退職準備はするようにしましょう。
他にも、退職後に留学をする、引っ越しをするなどの理由でも、会社側は引き止めづらくなります。
もし、引き止めにあった場合は、どうしても仕事を辞めなくてはいけない理由があることを正直に話してみましょう。
引継ぎの計画を伝える
退職を伝えると会社側は後任の心配があります。
そんな時は、引継ぎ計画を立てて伝えてみましょう。
例えば、あと1か月で退職したい場合は、
- どの業務を誰に引継ぎ
- 引継ぎはいつまでに完了するか
を明確にすること。
スケジュールをしっかり立てて、余裕があれば、うまく進まなかった場合までも考えておくと上司は納得してくれるかもしれません。
さらに、引継ぎの計画を伝えることによって、退職した後も職場には迷惑をかけたくないという気持ちが伝わります。
退職を伝える前に、自分の業務をどのように引き継ぐかを考えておくと退職を納得してもらえる可能性は高くなりますよ。
不満を伝えてみる
引き止めにあったら、素直に退職する理由を伝えましょう。
給与や待遇などの不満なところでも大丈夫です。
意外と退職の旨と一緒に不満を伝えたところ、給与が上がったという人も多いもの。
退職と言われると、会社側も配慮してくれることもあるんです。
どうせ辞めるならという気持ちで、思っている気持ちを素直に伝えてみてください。
ただし、ベラベラと悪態をついてしまうと逆効果。
冷静な気持ちで気持ちを伝えるように頑張ってみてください。
条件によっては残るのもアリ
もし、引き止めにあって改善されれば、条件によっては退職を辞めても大丈夫です。
会社側も退職を伝えてもすぐに受理はしません。
ですので、最初は退職の意向として上司に伝えて、話がまとまってから退職願を出しましょう。
いきなり退職願を出してしまうと円満退職ができない可能性も。
給与や待遇面が理由での退職であれば、改善の余地はあります。
改善して退職理由がなくなってしまえば、退職するのも考えていいですよね。
退職を決めたから頑なな態度はとらずに、大切な節目ですので柔軟に考えてみてください。
退職日は交渉する
退職することに承諾を得られても、退職日を交渉されることがあります。
いつかは退職されるけど、どんどん退職日を延ばされてしまっては、退職できませんよね。
ただ、会社側も、次の採用を考えたり、引継ぎのスケジュールの都合があります。
退職日を交渉されたら、どれくらいまでなら引き延ばせるなど交渉に応じましょう。
もし、転職先の入社日をずらせるのであれば、1日でもいいので、聞いてみるのもいいですね。
交渉に応じることで、好印象になり、円満に退職ができます。
また、退職前に有給休暇を使う場合も、職場に迷惑をかけないように気を付けましょう。
退職日は、なかなか決まらない場合もありますので、よく話し合って決めてください。
円満に退職するための3つの秘策
退職をするときでも、職場と友好な関係で円満に退職をしたいですよね。
円満退職するための秘策は
- 退職理由はポジティブに
- 引継ぎも考慮して数か月前に伝える
- 退職書類は迅速に提出
です。
では、詳しくみていきましょう。
退職理由はポジティブに
ポジティブな退職理由は、会社側は引き止めづらいもの。
- キャリアアップしたい
- 仕事の幅を広げたい
- 資格を取得したい
など、ポジティブな理由だと職場の人も応援してくれます。
ただし、今の仕事でも可能ではないかと言われてしまう理由では、引き止められてしまいます。
ですので、今の職場では実現できない理由を考えて伝えましょう。
退職するときは、誰しもネガティブな理由はあるもの。
でも、その中でもポジティブな理由はないか考えてみてください。
引継ぎも考えて数か月前に伝える
退職1か月以内に伝えると会社側からもう少し待ってくれと引き止められてしまいます。
しかし、数か月先だと会社側にもゆとりがあるので、話し合いながら退職の話を進めやすくなります。
多いのが年度末の退職。
そこに向けて、半年前から退職の意向を伝える人もたくさんいます。
年度が替わると新しい人を採用しやすいので、年度末は時期的には退職しやすい時期。
急ぎの退職でなければ、ゆとりを持って2~3か月前から上司に相談してみるのがおすすめ。
退職日は何となくで大丈夫ですので、まずはいつ頃退職したいという意向を伝えてみてください。
退職書類は迅速に提出
退職する際に、会社側から提出してもらいたい書類を依頼されます。
退職せずにいると、退職後まで辞めた会社の担当者と連絡を取り合わなければいけなくなります。
退職後まで退職手続きが続いているのは、後味がお互いに悪いもの。
円満にスッキリ退職したいのであれば、必要な手続きは退職日までにきっちり終わらせてしまいましょう。
転職する人は、転職先の準備でも忙しいですが、必要書類は迅速に用意しておくと、転職がスムーズに進みますよ。
さいごに
退職したいけど引き止められた時の対処法についてお伝えしました。
- 引き止めの話を聞いてみる
- 転職先が決まったと伝える
- 引継ぎの計画を伝える
- 不満を伝えてみる
- 条件によっては残るのもアリ
- 退職日は交渉する
全く交渉に応じないなどの態度は、余計に退職しづらい環境になって逆効果。
しっかり会社と話し合って、退職の話を進めてください。
円満に退職するための秘訣は
- 退職理由はポジティブに
- 引継ぎも考慮して数か月前に伝える
- 退職書類は迅速に提出
です。
退職は人生でも大きな決断!
失敗しないためにも、上司と相談しながら、後悔しない決断をしてください。