退職後に転職活動を始めようと思っているけど不利になる?
仕事をしながらの転職活動は時間や労力もかかりかなり負担。
そんな時は、退職後に時間に余裕ができてから、転職活動を始めたいですよね。
結論からお伝えすると退職後の転職活動は不利になることはありません。
ただし、退職後から期間が空いていると不利になる可能性があります。
でも、すぐに働くことができるなどメリットもたくさん。
メリットとリスクについても後ほど解説しますね。
退職後に転職活動は不利になるのか気になっているあなたに向けて
- 退職後に転職活動は不利になるの?
- 退職後に転職活動をする3つのリスク
- 退職後に転職活動をする3つのメリット
をお伝えします。
退職後に転職活動をすることは決して悪いことではありません。
リスクとメリットをしっかりと理解をして、安心して転職活動を進めてくださいね。
退職後に転職活動は不利になる?
退職後に転職活動は不利になりません。
ただし、退職後に期間が空いてしまっていると不利になる可能性はあります。
詳しくみていきましょう。
基本的には不利にはならない
退職後に転職活動をしても、不利になることはありません。
面接で聞かれた際も、「すでに退職していていつでも働けます」と伝えればOK!
在職中に転職活動をするのは大変と思う人は、退職後に転職活動するのもアリ!
すでに退職していることを隠しながら転職活動をする必要はありませんよ。
退職してから転職活動をする人はたくさんいます。
隠そうとすると逆に面接官に怪しまれてしまいます。
面接官に聞かれた際は、堂々と「退職してます」と答えてくださいね。
期間が空いている場合は不利になることも
退職後、時間が空いてしまっていると不利になることもあります。
でも、退職後は
- 少しゆっくり休みたい
- 勉強をする時間にしたい
- なかなか希望の転職先が見つからない
などの理由で、期間が空いてしまうことがありますよね。
面接官によっては、退職後、期間が空いていると「何をしているのか?」と気になります。
もし、質問されたとしても、堂々と答えればOK!
少しポジティブな内容も交えて伝えるとさらにグッドです。
例えば、
- キャリアアップのための勉強期間にした
- 新生活を始めるための引っ越し期間にした
- 夢を実現するための仕事選び期間にした
などのこれからの将来を見据えての期間だったという風に伝えると分かりやすいです。
あいまいに答えると「よくわからない人だな」という印象になってしまいます。
なるべく具体的にわかりやすく伝えることが大切。
面接のときはどれだけ具体的にわかりやすく答えられるかが大切ですよ。
もし、期間が空いてしまった人は、質問される可能性を考えて準備することがおすすめですよ。
退職後に転職活動をする3つのリスク
退職後に転職活動は不利にはなりませんが、リスクはあります。
- 退職時点で仕事が決まっていない
- 収入がない中で転職活動をしなければならない
- 社会保険などの手続きが必要
です。
では、詳しくみていきましょう。
退職時点で仕事が決まっていない
退職後に転職活動をする一番のリスクは、退職時点で仕事が決まっていないこと。
やはり仕事がないという状況は誰だって将来に対して不安になりますよね。
でも、転職活動をしっかりとすれば、必ず就職先は見つかります。
不安な人は、在職中に自己分析ややりたい仕事などを調べておくと、転職活動がスムーズに進められます。
退職後に1から転職活動をするのではなく、ある程度在職中に準備は必要なもの。
転職活動は、自己分析から内定までだいたい3か月程度かかると言われています。
自己分析だけでも先にやっておけば、退職後1か月から2か月程度に短縮ができちゃうんですよ。
個人差はありますが、少しでも無職の期間を短くしたい人は、在職中に少しずつ転職の準備を進めてみてくださいね。
収入がない中で転職活動をしなければならない
退職後に転職活動をすると給与が入らないので収入がない中、進めなければいけません。
転職活動には、面接時の交通費などお金は少なからずともかかりますよね。
生活費を払いながら、さらに転職活動のための費用が必要となります。
退職後に転職活動するための費用がないということにならないようにある程度貯金をしておく必要があります。
退職後には雇用保険から失業給付を受けられることもありますが、あてにしておくのは少し不安です。
失業給付は給付制限があり、退職後すぐに受け取れないこともあります。
退職後に転職活動をする場合は、少なくとも生活費3か月分程度の貯金はしておくようにしてくださいね。
社会保険などの手続きが必要
退職後に転職活動をすると就職してない期間の社会保険の手続きは自分でする必要があります。
今まで会社に頼りっぱなしだったという人は、とても不安に思う点ですよね。
退職後の社会保険は、市役所で手続きをする国民健康保険などに入るか配偶者の扶養に入ることができます。
どちらも自分で手続きが必要となりますので、予め確認しておくと退職後安心ですよ。
社会保険は、退職後も必ず必要な手続きになりますので、退職後慌てないように準備しておきましょう。
退職後に転職活動をする3つのメリット
退職後の転職活動のリスクをお伝えしましたが、もちろんメリットもあります。
- すぐに働ける
- 面接の日程を立てやすい
- 転職活動に集中できる
です。
では、詳しくみていきましょう。
すぐに働ける
退職後に転職活動をすれば、予定がない限りすぐに働くことができます。
これは、在職中に転職活動をする場合と大きく違う点です。
すぐにでも働ける人を採用したいと企業がたくさんあります。
その企業での面接では、優秀な在職中の人よりもすぐに働ける人の方を採用したいという場合があります。
そのような面接では、退職後の転職活をしている人の方が有利になるんです。
ぜひ、面接では「すぐに働けます」ということをアピールしてくださいね。
面接の日程を立てやすい
退職後の転職活動では、平日仕事がないので面接の日程を立てやすくなります。
多くの会社の選考を受けて、自分に合う会社を探したいという人は多くの面接を受けなければいけません。
平日の予定が空いていればたくさん受けることができるので、たくさんの会社の選考を受けられるのです。
また、面接が進んでいくと「明日面接来れる?」と言われる場合もあります。
そんな時在職中だとなかなか対応できないもの。
そういったスケジューリングも退職後だと容易にできちゃいますよね。
たくさんの会社の選考を受けて、スケジューリングをラクにしたい人は、退職後の転職活動が最適なんですよ。
転職活動に集中できる
退職後に転職活動をすれば、転職活動だけに集中できます。
在職中だと仕事をしながらの転職活動なので、なかなか本腰をいれられないですよね。
在職中に転職活動がうまくできる人はかなり器用な人で、普通の人はなかなかうまくいかないもの。
退職後に転職活動にしっかりと力を入れて成功させている人はたくさんいます。
退職後に転職活動することは、転職活動に力を入れられず失敗したくないという人にとってはピッタリなんですよ。
さいごに
退職後の転職活動は不利になることはありません。
ただし、期間が空いてしまっていると不利になることもあります。
しっかりと面接で理由を伝えることが大切ですよ。
退職後に転職活動をする3つのリスク
- 退職時点で仕事が決まっていない
- 収入がない中で転職活動をしなければならない
- 社会保険などの手続きが必要
退職後に転職活動をする3つのメリット
- すぐに働ける
- 面接の日程を立てやすい
- 転職活動に集中できる
退職後に転職活動をすることは成功するためのメリットたくさん。
在職中に転職活動を進めることが不安な人は、退職後に気持ちを切り替えて転職活動を頑張ってくださいね!