名刺を受け取る時ってなんて言えばいいんだっけ?
オンラインが増え、名刺を交換する機会も減り、久しぶりの名刺交換となるともらい方がわからなくなったということもありますよね。
特に転職したばかりの時は、挨拶で失敗しないためにも、名刺交換の受け取り方は押さえておきたいですよね。
名刺を受け取るときは「頂戴いたします」と言って、丁寧に両手で受取ます。
他にも、名刺を交換する順番やしまい方も注意が必要です。
さらに、名刺が間に合わずその場で交換できないということもありますので、対処法をお伝えしますね。
久しぶりの名刺交換をするけれども受け取り方を忘れてしまったあなたに向けて
- 名刺を受け取るときの適切な言葉は?
- 名刺交換の時の3つの注意点
- 名刺がない場合の対処法
をまとめています。
名刺交換は、ビジネスにおけるとても大切なマナーが必要。
しっかりと押さえて、社外の方との今後のお仕事に活かしていってくださいね。
名刺を受け取るときの適切な言葉は?
名刺を受け取るときは、「頂戴いたします」と言って受け取ります。
受け取ったときは
- 名前の復唱
- 読み方の確認
も一緒にするとよいでしょう。
では、詳しくみていきましょう。
「頂戴いたします」
名刺を受け取る取ったときは、両手で「頂戴いたします」と受け取りましょう。
無言だったり、片手で受け取るのはNGです。
名刺交換は、初対面で行うことが多いので、とても緊張しますが、難しいことはありません。
丁寧に挨拶をして、相手と顔を覚えて帰るぐらいの気持ちで臨めば大丈夫。
緊張して、声が小さくなりがちなので、はっきりゆっくりと「頂戴いたします」というようにしてみてくださいね。
逆に何を言ったか分からず、聞き返されてしまったら、恥ずかしいですよね。
「頂戴いたします」は、さりげない一言のようですけど、きちんと言うか言わないかで印象は変わってしまいます。
丁寧に名刺を受け取ることを心がけてみてくださいね。
名前の復唱
名刺を受け取ったら、すぐにはしまわずに名刺の内容を確認しましょう。
名前を復唱して「○○さんですね」と言うと、名前の呼び間違えなども少なく安心です。
これから、お仕事を一緒にする取引先の担当の方になりますので、名前の読み間違えは決してあってはなりません。
名刺交換はマナーも大切ですけど、大切なのは名前を覚えること。
名刺交換だけを意識しすぎると名前が分からないということにもなりかねません。
きちんと名前を覚えるために、名刺を受け取ったら、名前や肩書、連絡先などにもさらっと目を通すようにしましょう。
名前の読み方の確認
もし、名刺の名前の漢字の読み方が分からない場合は、確認しましょう。
「変わった苗字ですね」
「なんとお読みすればよろしいでしょうか」
と聞けば大丈夫。
名前の読み方は、初対面の時が一番聞けるチャンスですよ。
緊張しすぎて名前の読み方聞き忘れてしまった!ということにならないように、読めなければきちんと聞くようにしましょう。
初対面で名前の漢字の読み方を聞くことは、失礼なことではありません。
逆にきちんと覚えようとしてくれていると好印象を与えることもありますよ。
ただし、読み方を聞くときは少しトーンを下げてへりくだって言うようにしてみましょう。
強気で聞いてしまうと相手もびっくりしてしまいますので、さりげなく聞くのがポイントですよ。
名刺交換の時の3つの注意点
名刺交換は、失敗できないビジネスの場ですよね。
名刺交換の時の注意点は
- きれいな名刺を用意
- 座った状態で行わない
- 自分から積極的に名刺を出す
です。
では、詳しくみていきましょう。
きれいな名刺を用意
名刺交換に使う名刺はきれいな名刺を用意しましょう。
あまり名刺を使わない人は、久しぶりに名刺を出したら、角が折れているたということもあるかもしれません。
名刺交換する前には、必ず自分の名刺をチェックするようにしてくださいね。
転職したばかりで、新しい名刺の人も自分の名前や連絡が間違ってないかも念のため確認しておきましょう。
座った状態で行わない
名刺交換を座った状態で行うのは失礼です。
必ず立って、名刺交換をするようにしましょう。
また、テーブルなどを挟んで名刺を交換をすることも失礼です。
テーブルがある場合は、テーブルの端っこまで移動して、名刺交換をするのが一般的。
ビジネスマナーですので、イスに座っていたりテーブルがある状態で名刺交換が始まってしまっても慌てず、立って移動すれば大丈夫です。
相手が名刺を持って待っている場合も、先に手を出さないで正しい位置に移動するようにしてくださいね。
名刺交換は、ビジネスマナーもとても大切ですので、慌てず落ち着いて行ってくださいね。
自分から積極的に名刺を出す
名刺はなるべく自分から積極的に出すようにしましょう。
名刺交換は、ビジネスの場では目下の人から行うのがマナー。
でも、万が一相手が先に名刺を出してしまっても、慌てる必要はありませんよ。
ただ相手が名刺を出すのを待ってるぐらいであれば、自分から「名刺交換をお願いします」と声を掛けて、自己紹介をすると好印象です。
名刺を持って構えている必要はありませんが、少しだけ自分から名刺を出すことを意識してみてくださいね。
名刺がない場合の対処法
名刺交換の場にいても名刺を持っていないということありますよね。
名刺がない場合の対処法は
- 名刺は両手で受け取る
- 名刺を持っていない旨と名前を伝える
- 名刺入れは持ち歩く
です。
では、詳しくみていきましょう。
名刺は両手で受け取る
名刺を持っていなくても、相手の名刺は受け取るようにしましょう。
せっかく差し出された名刺を「名刺を持っていないので」と言って断るのは失礼です。
名刺交換は、名前を確認することが目的ですので、名刺の受取拒否=名前を知りたくないと思われてしまいます。
せっかく挨拶をしているのですから、両手で「頂戴いたします」と快く受け取ってくださいね。
名刺を持っていない旨と名前を伝える
名刺を受け取ったら、「名刺を持っていないのですが○○と申します」と挨拶をすれば大丈夫。
私は、派遣だった時は名刺を持っていなくて、名刺をたくさんもらいながら名前を伝えて挨拶をしていました。
特に不快に思われず、問題なく挨拶ができましたよ。
名刺を持っていないからこそ、名前と顔を覚えてもらえるのはこのタイミングしかないのです!
積極的に名前を伝えて挨拶してくださいね。
名刺入れは持ち歩く
名刺を持っていなくても、頂いた名刺を入れるのに名刺入れは持ち歩くことがおすすめ。
名刺を持っていないからと名刺入れは持ち歩いていないと、名刺をもらったときにどうしようと困ったことがあります。
ビジネスマナーとして、名刺入れは1つ鞄の中にいれておくと安心ですね。
仕事をしている上で、名刺を頂く機会はたくさんありますので、名刺保管用として名刺入れを準備しましょう。
さいごに
名刺を受け取った時は「頂戴いたします」と両手で丁寧に受け取りましょう。
また、名刺を受け取ったときに名前の読み方を確認するのがマナーです。
名刺交換の時の注意点は
- きれいな名刺を用意
- 座った状態で行わない
- 自分から積極的に名刺を出す
です。
名刺がない場合の対処法は
- 名刺は両手で受け取る
- 名刺を持っていない旨と名前を伝える
- 名刺入れは持ち歩く
です。
名刺交換は、難しいマナーがないだけにできなかったらビジネスの場でとても恥ずかしいもの。
名刺交換マナーをしっかり押さえて今後の仕事に役立ててくださいね。
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