子供が急に学校に行かなくなっちゃって不登校になっちゃった!どうしよう・・・
と、急にお子さんが不登校になってしまうと親としてどうしたらいいのか戸惑ってしまいますよね。
大抵の場合は、子供が不登校になったときに子供の様子の異変に気づき、何が起こったのかわからなくなってしもうものです。
でも、まずは子供が不登校になってしまっても、落ち着いて冷静に状況を確認していきましょう。
子供が不登校になったときの親ができることを挙げてみると
- 子供の話をよく聞く・話し合う
- 学校の先生にも事情を聞く
- 規則正しい生活を送らせる
など、子供のためにいろんな対応ができます。
でも、子供が不登校になってしまった時のNG行動もありますので、要注意!
後ほど、詳しくお伝えしますね。
子供が不登校になってしまってどうしようと戸惑っているあなたに
- 子供が不登校になってときに親ができる7つのこと
- 不登校に子供にやってはいけない親のNG行動
をお伝えしていきますね。
子供が不登校になってしまっても、誰かのせいにしたり、焦ったりする必要はありませんよ。
親のできることをチェックして、できることを1つずつ試してみて、少しずつお子さんの悩みに寄り添って解決していってくださいね。
子供が不登校になってときに親ができる7つのこと
子供が不登校になったときに親ができることは
- 休んでいいと伝える
- 子供の話をよく聞く・話し合う
- 学校の先生にも事情を聞く・進級の相談をする
- 規則正しい生活を送らせる
- 友達と交流を持つようアドバイスする
- 保健室などの別室登校を考える
- フリースクールなどのサポート団体を利用する
です。
これらを行うことによって、必ず学校に行けるようになるというわけではありませんが、まずは子供の気持ちを優先してできることをやってみるのが大切。
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
休んでいいと伝える
まず不登校になってしまったら、学校に行けるようになるまで「休んでも大丈夫だよ」とお子さんに伝えてあげてください。
親としては、1日でも早く学校に行ってほしいものですが、焦りは禁物。
お子さんが学校に何らかの理由で行けなくなってしまったということは、お子さんには休息が必要なんです。
元気になるまでは個人差があり、すぐに学校に行けるようになる子もいれば、何か月もかかる子もいます。
まずはお子さんの気持ちを尊重して、ゆっくりと休むことを優先させてあげてくださいね。
子供の話をよく聞く・話し合う
休んで少し元気で話せそうになったら、子供の話をよく聞いてあげてください。
親の意見を子供に押し付けたくなる気持ちはグッと抑えましょう。
「学校に行かなきゃいけない」というのは、子供が一番よくわかっているはず。
時間をかけて
- なんで学校にいけなくなったのか
- これからどうしたいのか
しっかりとお子さんの声に耳を傾けてあげてくださいね。
意外とよく聞いてみれば、子供はしっかりと考えを持っていた!ということもありますので、ゆっくりじっくり話し合ってみてくださいね。
学校の先生にも事情を聞く・進級の相談をする
子供が不登校になってしまったら、学校の先生にも話を聞きに行くようにしましょう。
学校で何かあったのであれば、学校の先生が事情を知っている可能性もあります。
再登校できるようになったときも学校の先生の協力は不可欠。
長期休みになってしまったら、進級や卒業も不安になってきてしまいますので、早めに相談していくと解決できるかもしれません。
規則正しい生活を送らせる
不登校になってしまっても、必ず生活は規則正しく生活を送らせるように気を付けましょう。
学校に通わなくなると、急に不規則な生活になりがち。
不規則な生活になるとどんどん体調も崩れていって、学校へ再登校するのも難しくなってしまいます。
きちんと3食食べる、早寝早起きを心がけるだけでも、元気になって、また学校へ行ける可能性もあります。
無理のない範囲で、親が生活が乱れないように管理してあげてくださいね。
友達と交流を持つようアドバイスする
不登校になってしまっても、友達と遊びに行ったり、SNSで連絡を取り合ったりとすることを子供に勧めてみてください。
家で一人ぼっちになってしまうと余計に暗い気持ちになってしまいますので、誰かとつながっていた方が前向きになれます。
不登校でも友達とは遊びに行けるという子もたくさんいるようです。
不登校になってしまうとなかなか外にも出る機会がなくなってしまうので、外に出て友達と遊びに行く機会があると嬉しいです。
もし、仲のいい友達がいれば、積極的に連絡をとってみるように言ってみてくださいね。
保健室などの別室登校を考える
不登校になってしまっても、保健室など自分の教室以外だったら登校できることもあります。
お子さんに保健室などの別室登校はどうかと相談してみるのも1つの手。
私も、小学生の頃友達が不登校気味でよく保健室に登校して、教室まで来ることがあれば、教室に顔を出さずにそのまま下校してしまうこともありました。
テストなども保健室で受けていましたので、学校によって対応は異なると思いますが、相談してみると対応してくれる可能性も。
意外と保健室は、教室にいることが苦手な子が集まっていたりするので、保健室で友達ができたりもします。
保健室登校=普通に登校できていないと捉えず、
保健室登校=登校できた!と考えて、前向きに検討してみてくださいね。
フリースクールなどのサポート団体を利用する
不登校になってしまって学校に通うことは難しいけど、家から出てどこかに通ってほしいという場合はフリースクールなどのサポート団体を利用することもできます。
フリースクールに通えば、休んで遅れてしまった勉強も少しずつ取り戻していくこともできます。
でも、勉強よりもまずは少しずつ外に出る機会や友達と関わる機会を増やしていくことを優先してってくださいね。
勉強は、いつでも学びなおすことはできますので、焦りは禁物。
不登校の子供のためのサポート団体には、他にもICTを通じたタブレット学習などの支援、家庭訪問の支援などもあります。
親としては色々やってしまうと忙しくなってしまいますが、時間をかけてサポート団体なども利用しながら、お子さんをサポートしてあげてくださいね。
不登校の子供にやってはいけない親のNG行動
不登校の子供についついやってしまいそうなNGな親の行動を紹介していきますね。
- 無理に学校に行かせる
- 親の意見を押し付ける
- 誰かのせいにする
無理に学校に行かせる
不登校になってしまったからと言って、無理に学校に行かせるのはやめましょう。
もし、無理に学校に行かせたとしても、問題が解決していないと途中で抜け出して寄り道してしまったりと危険な目に合う可能性もあります。
また、学校に行かないとダメというように無理強いもしてはいけません。
まずは、学校には行けないという現実を親もきちんと受け止めてあげましょう。
学校に行きたくなったら、子供から言ってくるはずなので、ゆっくりと待ってあげてくださいね。
親の意見を押し付ける
子供の話に耳を傾けず、親の意見だけを押し付けるのはNG。
もちろん子供は親がしつける必要があるので、言いたいことがたくさんある気持ちもわかりますが、そこはグッとこらえましょう。
子供に親から何か伝える時は、一方的に意見を押し付けるのではなく、アドバイスとして伝えてあげると子供も受け入れやすいものです。
心が弱っている子供なのに、言葉1つ1つにも敏感になっているはず。
とても難しいですが、言葉選びには十分に注意して、優しくアドバイスをしてあげてくださいね。
誰かのせいにする
不登校になったのは
- 親のせい
- 子供のせい
- 学校のせい
など、悪いことに対して誰かのせいにするのはダメ。
学校に行けなくなってしまったのは、子供自身の問題であるので、子供の気持ちに視点を置いてあげてくださいね。
誰かのせいにしたときしても、根本的な問題は解決されません。
親がきちんと子供の気持ちに向き合って、解決へと導いてあげてくださいね。
さいごに
不登校になったら親ができることをお伝えしてきました。
- 休んでいいと伝える
- 子供の話をよく聞く・話し合う
- 学校の先生にも事情を聞く・進級の相談をする
- 規則正しい生活を送らせる
- 友達と交流を持つようアドバイスする
- 保健室などの別室登校を考える
- フリースクールなどのサポート団体を利用する
一度にたくさんのことをやろうとするととても大変なので、学校の先生やサポート団体にも相談しながらできることを少しずつ試してみてくださいね。
また、不登校の子供へ親のNG行動は
- 無理に学校に行かせる
- 親の意見を押し付ける
- 誰かのせいにする
です。
不登校になったときは、何よりも子供の気持ちに共感して寄り添うことが重要。
子供が不登校になってしまうと親も心配で負担が増えてしまいますが、焦る必要は全くありません。
ゆっくりと解決してあげてくださいね。