親しい友人からメールでペットが亡くなったと連絡がきた場合、
「返信したいけど、ペットのお悔やみって何を書けば良いのか分からない!」
と悩んでしまいますよね。
また、メール以外に香典や何か贈り物をした方が良いのでしょうか。
今回は、友人のペットが亡くなった場合のお悔やみメール文例や気が利く言葉遣いと贈り物についてまとめました。
お悔やみメール文例 ペットの場合
親しい友人からメールでペットの訃報をもらった場合は、やはり早めにメールで返信したいものです。(メールというのは正式な通信文書ではありませんが、返信を期待する性質の通信ツールなのですよね。)
とはいえ、悲しみの中で葬儀の準備を行ったりして忙しいこともあるし、短い要点を抑えた文章にまとめることが大切です。
ペットというのは飼っている動物だけど、飼い主にとっては家族と同じと考えている人が多いので、「お悔やみ申し上げます」「ご冥福をお祈りします」という言葉を使っても問題ないでしょう。
【メール文例】
お悔やみ申し上げます。
○○ちゃんは、▲▲さんと過ごしてきて
きっと幸せな犬生だったことでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
(しっかりお見送りをしてあげてくださいね。※)
※カッコ内()は、これから葬儀を行う場合のみ。
寂しくなりましたね。
○○ちゃんは、▲▲さんにとても可愛がってもらえて
幸せな一生だったと思います。
辛かったね。
○○ちゃんは沢山愛してもらって本当に幸せだったと思うよ。
きっと今は、天国で他の犬達と一緒に楽しんでるよ。
ペットのお悔やみで気が利く言葉遣いは?
ペットとはいえ、相手にとってが大事な家族ですから、亡くなった直後は気持ちが沈んでいます。その時、元気になって、というような励ましよりも、
「辛かったね」「寂しいね」
というような悲しみを分かち合う言葉や、
「そのペットは▲▲さんと暮らして幸せだったと思う」
というような、ペットが在りし日を肯定してあげることが、何よりも慰めになります。
また、人間と同様に、弔事における避けるべき言葉というのもあります。
不幸が重なる「重ね重ね」のような忌み言葉もありますが、それ以外にも、次のような言葉を使うと悲しみに沈んだ相手の心をえぐることにもなりかねないので、避けた方が良いでしょう。
「可哀相に」
「残念でしたね」
「たかがペットなんだから」
「また別のペットを飼えば癒えるのでは」
ペットを飼ったことがない人にとっては、たかがペットと思うかもしれませんが、ペットを大事に飼っていた人にとっては家族の一員ですから、自分の子供が亡くなったのと同じくらい悲しいのですよね。そんなところに、他人事のような言葉を言われると、ものすごい辛くなるものです。
ペットのお悔やみで言葉以外の方法は?
今までメールのお話しをしてきましたが、メール以外にも、親しい友人で、よく会って話すような関係であれば、悲しみの真っ只中にいる友人の家へ伺い線香をあげさせてもらったり、後日会って話を聞いてあげるなど、じっくり寄り添う方法もあります。
後日会うつもりであれば、最初にメールを返信する際に「何も出来ないけど、話くらいなら聞けるからいつでも声かけてね。」と最後に一文入れておいたり、暫く経ってから、再度「まだ傷心かもしれませんが、会って食事しませんか」等のようなメールを送ると良いでしょう。
ただ、相手とあまり親しくない場合は寄り添うのが難しいでしょうし、相手の気持ちが浮上するまではそっと見守っている方が良いかもしれません。大事な家族の一員が亡くなったら、悲しくて悲しくてどうすることもできない、ということも考えられます。
ペットのお悔やみで贈り物のおすすめは?
ペットの場合、香典を送るというよりも、メール以外にプラスαで何かしたい場合は、ペットの好物やお花をお供えしてもらう方が良いでしょう。
お花を直接持参するのであれば、近所の花屋さんに行き、「仏事用のアレンジメントで○○円くらいの予算でお願いします」と言って注文できますが、送るのであれば、花屋さんでなく、ネット注文も可能です。
どちらにせよ、花束よりもアレンジメントの方が花瓶の心配をしなくて済むし、そのまま飾れるので便利です。
ちなみに、贈る時期については人間と違って法事なども決まりが無いので、相手の様子を見ながら、落ち着いた頃に贈っても大丈夫でしょう。
また、花を贈るのであれば、以下のようなメッセージ付きの供花もおすすめです。
その他、供花アレンジメント単品だけや、メッセージとアレンジメントを組み合わせるなどの商品もあります。
基本的に、ペットが亡くなった直後は哀しみの真っ只中であり、華美なお供え物、贈り物は感情を逆撫でする可能性もあるので避けた方が良いのですが、以下の商品は、なかなか悲しみが癒えない人へのプレゼントとして評判が良いようです。
これはウィローツリーという、犬や猫、小鳥等を抱いた人や天使などの人形です。癒しのギフトとしてアメリカでは非常に人気のある商品で、日本でも密かにブームになっているようです。
こちらのコメントを見ると、愛犬を亡くした人へのプレゼントとして好評なようですね。
また、ペットの場合はお花をお供えするとしても骨壺が小さいので、次のような小さくて取り替え不要のアレンジメントなども喜ばれます。
ちなみに、こちらのお店、ディアペットではペットの仏壇仏具やお悔やみ用のお菓子なども取り扱っています。上のアレンジメントはCT触媒加工のものですが、他にプリザーブドフラワーやハーバリウム等もあるので気になる方は下記のお店からご覧ください。
さいごに
可愛がっていたペットが亡くなった場合、相手にとっては家族が亡くなるのと同じようなもので、深い悲しんでいるはずです。ですから、励ますというよりも、悲しみに寄り添っていく姿勢が大切です。
今回の記事が参考になれば幸いです。