これから寒中見舞いを書くけど、喪中だと、はがきの種類の決まりはあるのかなあ・・・
と悩んでいませんか。
今回は、
- 郵便局の官製はがきで良いのか、その場合は喪中用にするのか。
- どんなデザインが良いのか。
- 私製はがきの場合はどこに売っているのか。
- 喪中用の切手にすべきか。
以上についてお話しします。
寒中見舞いで喪中の場合はがきの種類は?
寒中見舞いに使う葉書は、官製はがき、私製はがきのどちらでも構いません。
ただ、年賀状用はがきはNGなので使わないでくださいね。
では、官製はがきの場合、どのデザインを使うか決まりはあるのでしょうか。官製はがきのデザインは、以下のように紙質と内容による分類で合計4種類あります。
- ヤマユリ(通常のはがき)
- ヤマザクラ(インクジェット用)
- 胡蝶蘭(通常のはがき、インクジェット用)
【参考サイト】
→郵便局 通常はがき
→郵便局 通常はがき購入画面(10枚単位)
この郵便局のサイトを見ると、胡蝶蘭が「喪中はがきや寒中見舞いとして使える」となっているので、寒中見舞いの場合は胡蝶蘭を使うのがおすすめです。ただ、あくまでも、郵便局のおすすめというだけなので、これを知らずにヤマザクラやヤマユリを使っても絶対駄目ということではありません。というのも、寒中見舞いは喪中はがきと違い、「季節の挨拶状」というのが主目的なので、葉書に弔事カラーを出さなくてもさほど影響はないのです。
寒中見舞いで喪中の場合デザインは?
喪中における寒中見舞いの場合、地味で祝い事を連想させないものが良いです。冬を感じさせるイラスト(雪だるま、雪の結晶、白樺、椿の花など)を使った落ち着いたデザインがおすすめです。逆に、正月にちなんだおめでたいイラスト(干支、だるま等)はNGですので使わないようにしましょう。
こちらのサイトには寒中見舞いに使えるイラストが色々ありますよ。→ササガワ:寒中見舞いテンプレート(イラスト画像)
また、このサイトには他にも寒中見舞いの文例付きのテンプレートもあります。→ササガワ:寒中見舞いテンプレート(寒中見舞い文例付き・縦書き)
ただ、この文例は喪中用以外のもあるので、必要に応じて文章は修正してくださいね。
寒中見舞い喪中の私製はがきはどこに売ってるの?
寒中見舞いで喪中用の私製はがきは以下のようなお店で購入できます。
- 大きめの文房具店
- デパートの文具コーナー
- 東急ハンズ
- ロフト
また、毛筆で手書きの場合は、鳩居堂のような書道用品や和紙製品を扱うお店で買うのもおすすめです。
近くにお店が見当たらない場合は次のようなインターネット通販が良いでしょう。
こちらのサイトには様々な葉書デザインがあり、1枚から購入できるので買いやすいですよ。
寒中見舞いで喪中の場合の切手は?
寒中見舞いの切手は普通切手(63円、ソメイヨシノ)を使います。または、記念切手などを使っても構いません。
喪中はがきの場合は弔事用(63円、花文様)を使う決まりがあります。ですが、寒中見舞いで喪中の場合は、あくまでも主目的は季節の挨拶状なので、今回のケースでは使えません。(もちろん、慶事用の切手も使えませんよ。)
→参考サイト:郵便局 普通切手一覧
このページの表の上から3段目右側に「ソメイヨシノ」、最下段に弔事用「花文様」があります。
さいごに
喪中の寒中見舞いは、喪中はがきに似ている部分もありますが、本質は「寒い中如何お過ごしですか」と相手を気遣う挨拶状です。そのため、弔事カラーに染めてはいけないのですよね。
ハガキや切手については、おめでたい色やデザインはNGですが、冬の季節的なイラストは問題ないので白黒二色でなく、赤い椿の花や雪景色で水色などの色使いは可能です。