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告別式で焼香のみは失礼なの?途中退席や途中参加の円滑な方法は?

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告別式で焼香のみの参列は失礼なのでしょうか。

お通夜の時間帯の都合が悪かったので告別式にと思ったけど、告別式も最初から最後まで参列するのは難しい・・・という場合、途中退席するか、途中参列する方法ではいけないのでしょうか。

今回は、葬儀の焼香のみ参列したい場合の円滑な方法についてお話しします。

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告別式で焼香のみは失礼なの?

お通夜の場合、一般弔問客は焼香後に退出する流れになるため、焼香のみで問題ありませんが、告別式の場合は焼香後も最後まで残って出棺を見送る流れになります。
殆どの人が故人とお別れするために参列しているため最後まで残っているため、見送りをせずに退出してしまうと大変失礼ではないか、と考える人が多いです。

で、マナー本などを見ると「遅刻するのはマナー違反」「途中退出はマナー違反」などと書いてあることもありますが、一般参列者の遅刻早退は、後ろ指さされるほどのマナー違反ではありません。

葬儀で大切なのは、参列者などの目を気にすることではなく、
故人とのお別れをすること、冥福を祈ること、遺族への挨拶をすることです。

ですから、焼香のみでも遺族にとっては「用事があるのに駆けつけてくれた」と思うものですし、故人も手を合わせてくれた、と喜んでくれることでしょう。

とはいえ、多くの人が最後まで残って読経を静かに聞いていることから、厳粛な式の空気を壊さずに退出すること、入場することを心掛ける必要はあります。


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告別式の途中退席を円滑に行うには?

告別式は最後の出棺まで参列するのが基本なので、途中退出する人はあまりいません。

でも、どうしても外せない用事があって退出しなければならない場合もありますよね。
その場合は、

  • 末席に座っておく
  • 焼香後に目立たないよう、静かに退座する

という方法になります。

また、末席に座ろうとすると葬儀会場の人に「前の方からお座り下さい」などとアナウンスされることもあるので、その際には「申し訳ありませんが焼香後に退出させていただくのでここで良いでしょうか」と聞いて末席に座らせてもらうようにしましょう。(ただ、途中退出するなら告別式よりもお通夜の方が自然な流れなので、お通夜の方に参列できないかを再度検討してみる方が良いでしょう。)

途中退出する際の注意点とは?

告別式の焼香は、告別式開始後15分から20分くらいからとなります。
そして、途中退出するから末席に座っておく場合は、焼香の順番は後の方になるため告別式開始後30分前後と考えておく方が良いかもしれません。(告別式の長さは小規模なら40分で終わることもありますが、宗派や葬儀の規模、参列者の人数、弔辞等の長さによっても異なり1時間以上かかるケースもあります。)

また、お焼香は親族と一般参列者が1ヶ所で行うケースと、2ヶ所に分かれているケースがあり、1ヶ所の場合には親族、一般の順に行うため焼香が遅くなる可能性もあります。

葬儀社の担当者はおおよその進行時刻を把握しているので、お焼香がいつ始まるのか気になる場合や退出時刻が気になる場合には、早めに行って相談してみる方が良いでしょう。

告別式開始後15分程度で退出したい場合

告別式の焼香は開始後15分から20分程度になるため、早めに退出したい場合には焼香が出来ません。ですから、告別式開始前、出来れば一般弔問客が入る告別式の30分前より少し早めに行き、遺族に以下のような挨拶をして香典を渡しましょう。

「この度はご愁傷様でございます。大変申し訳ありませんが、所用のため告別式の途中で失礼させていただくため少し早く参りました。(香典を渡して)御霊前にお供えください。」

【途中退出する際のまとめ】
退出するタイミングとしては、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 焼香が済んだ時点でそっと退出する
  • 告別式後のお別れの儀式中(棺に花を入れる時点)でそっと退出する
  • 香典を受付で渡して、その場で帰る
    (受付には一言、「用事があるので、後日改めてお参りさせていただきます」と言っておきましょう。可能であれば、なるべく早く行って、遺族にお悔やみと、途中退出することのお詫びを一言伝えておきたいものです。)


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告別式の途中参加を円滑に行うには?

告別式の途中参加は「遅刻」であり、マナー違反と言われています。でも、葬儀の遅刻というのは世間から後ろ指さされるほどのマナー違反ではありません。
「遅刻は良くないから行かない」ことよりも「遅刻しても急いで駆けつけ、お別れをする」ことの方がずっと大切ですし、故人の供養になるし、遺族も喜んでくれるものです。

とはいえ、20分程度の遅刻なら問題ありませんが、告別式終了間際や終了後というのはギリギリ過ぎます。また、最後のお別れが出来ない可能性もあるので、1分でも早く到着するように心がけてください。

そして、告別式に遅れる場合には、事前に遺族か葬儀会場に連絡しておきましょう。
遅れるお詫びも兼ねて、本当は遺族に連絡しておく方が良いのですが、告別式前の慌ただしさで電話に出られないかもしれません。

電話が通じない場合は葬儀会場に電話して、到着予定時刻の進行状況がどんな予定か確認しておくと良いでしょう。葬儀会場の場合、「20分くらい遅刻すると思いますが、お焼香に間に合いますか」など訊くと、「その頃焼香が始まる予定です」等の予定を教えてくれることもあります。

また、実際に到着した際に、受付がまだ残っていれば「遅くなって申し訳ございません」と言いましょう。受付がもう終了している場合には香典を渡すことができないため、告別式終了後の出棺前に喪主に遅れたお詫びを伝え、香典を渡すようにしましょう。挨拶としては以下のような感じです。
「この度はご愁傷様でございます。大変遅くなり申し訳ございません。(香典を渡して)御霊前にお供えください。」

ただ、出棺前に慌ただしくて渡せそうにない場合は後日郵送する方が良い、というケースもあります。(香典はきちんと管理しなければならないものであり、慌ただしい中渡すと無くしてしまう可能性もあるため。これは喪家の状況次第ですので、当日の状況を見て判断してください。)

【遅刻する場合の注意点】
多少遅刻する程度なら問題ないケースが多いのですが、告別式終了間際に駆け込む場合は焼香終了すべきなのに自分が遅刻したために焼香の時間を延長させてしまう、という可能性もあります。くれぐれも葬儀の迷惑にならないよう、可能な限り早く到着するように心がけましょう。

さいごに

告別式で焼香のみ参列というのは、自然な流れではないので非常にやりにくいです。
ただ、葬儀の性質上、遺族にとっては「急な不幸の知らせに対して忙しい中駆けつけてくれた」という気持ちになるものであり、マナーの点ではさほど失礼なことではありません。

とはいえ、厳粛な葬儀の中、静かに退出すること、静かに入場することはとても重要です。ですから、事前に遺族や葬儀会場に遅刻や早退のことを相談して、当日の細かいスケジュールを把握しておくと良いでしょう。

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