テレビや雑誌、ネットの無料の占いでは解決されない悩みや願いをお持ちの方は多いと思いますが、個別に本格的に占ってもらうとなるとかなり勇気が必要です。
しかし、今のままでは何も解決できませんし、前進できませんので、いつか、何らかのタイミングで占い鑑定を受ける日がくると思います。
その時のために、知っておくべき占いを受ける際のタブーや注意点など、気をつけることを簡潔に紹介します。
詐欺など危険な占いサイトなどに騙されない為、そして何より、占いの精度も高まりますので是非覚えておいてください。
もし、もっと占いについて知りたい人は、私の著書、占い初心者(占ってもらう方です)のための占い超基礎知識「占う前に読む本」をご一読いただければと思います。今ならKindle Unlimited 会員は無料で読めます。
占いサイトのトラブルに注意(国民生活センターからの注意喚起)
先ずは何よりも、占い詐欺などにあわない・騙されないようにしましょう。
無料のつもりで占いサイト等に登録すると、迷惑メールがたくさん届くようになったり、不安をあおって何度も占いや鑑定をするよう誘われ、知らず知らずのうちに高額なお金を支払ってしまっていたり、無料と思ってインストールした占いアプリが途中から有料になっていたり、時間制の電話占いで話を延々引き延ばされ高額になってしまったり、等など、今、占い関連に関するトラブルが増えているそうです。
騙されないためには、安易に占いをしないことです。
占いは、個人情報から個人の悩みまでを、相手(占い師・霊媒師または占いサイト)にさらけ出さなければなりません。
なので、占う側も占ってもらう側も覚悟と責任をもって行うべきが占いですので、特に、無料というワードにひかれ、無名の占い師や占いサイトに鑑定をしてもらうのは避けましょう。
少なくとも有名な占い師や占いサイト、占いサービスであれば、大きなトラブルは避けられます。
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それでもトラブルにあってしまったと感じた場合は、最寄りの消費生活センター等に相談してください。
※消費者ホットライン:「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
占う前に知っておくべき3つの禁止事項
占ってはいけない3つの禁止事項、「占いの三禁」というのがあるのをご存じでしょうか?
占いの三禁、それは「生死にかかわること」「不倫・浮気」「犯人探し」の3つです。
諸説ありますが、その3つは占いのタブーとされ、これを破ると幸せになれないとも言われます。
占い師の方から断られますのでご注意ください。
生死に関することは占えない
これは占いの常識で、生死に関することは占ってはいけないことになっています。
つまり、「誰かの寿命、死期」を占って宣告することはタブーなんです。
結果的に占いでそれがわかってしまっても、占い師がそれを伝えることは基本的に禁じられています。
中にはそれをどうしても知りたい人もいるかと思います。占い師や霊媒師によってはそのヒントや解決する方法まで教えてくれる人もいるようですが、そういう鑑定を依頼する人は歓迎されませんし、タブーを犯す占い師や霊媒師は信頼できません。
また、病気や治療に関することもNGです。現代においてそれは占い師ではなく医者に相談するのが大前提だからです。
不倫や浮気、犯人探しなど、他人のことは占いえない
誰と誰が浮気しているのか、誰が盗んだのか、犯人は誰なのか、という答え合わせのための占いはしてはいけません。
占う対象は常に自分(依頼者)です。占いは他人のことについて占うことは出来ません。
特に、不倫・浮気の場合、誰と浮気しているかの特定は、たとえ占って相手が分かったとしても、悩みの種が増えるだけなので占いこと自体が無意味とされています。
また、犯罪の犯人捜しなどは、占い師ではなく警察に依頼するのが大前提。それに占い師や霊媒師は犯罪に関わることを嫌います。
なお、霊視などによる犯罪捜査をする場合は、当事者と警察またはマスコミなどが共同で、できる限りの情報を提供して行うものなので、特殊なケースです。
その他、占ってはいけないこと
「占いの三禁」以外にも、占ってはいけない、占っても意味がないとされるものがあります。
それは、既に受験したテストの結果や、購入済みの宝くじなどギャンブルの勝敗です。
それらは「当てもの」と呼ばれ、当たるかどうかそれ自体が目的となってしまっているので、占うべきではないとされています。
もし占ってもらうのであれば、試験を受ける前、ギャンブルをする前に、そもそも「テストやギャンブルをすることの吉凶」や「成功するためにはどうしたら良いか」などを占ってください。
占いを受ける前に準備しておくべきこと
占いはあなたの相談の仕方や態度によって異なる結果になることがあります。
当然、デタラメな情報を伝えるのはNGだし、曖昧に相談すると、占いの精度は低くなってしまいます。
より精度の高い鑑定結果を得るには、また、占いでより適切なアドバイスを得るには、事前準備がとても大事です。
占う前には以下の項目を整理してください。
相談内容を絞る
1回の占い機会で占って欲しいジャンルは1つに絞りましょう。
ジャンルとは、「仕事」「金運」「恋愛」「人間関係」とか、大括りの占ってもらうテーマのことです。
相談内容のジャンルが複数でバラバラだったりすると、焦点がズレるので鑑定結果は広く浅いものになってしまいます。
なお、占いは時間に比例して料金が発生するものです。
相談内容を絞ることで、占いの精度を高めるとともに、時間=お金の節約にもなります。
具体的な質問の仕方を考える
仕事なら仕事関係に絞って、何を相談したいか、何を質問したいか、何を知りたいかを、箇条書きにしておきましょう。
そのメモを見ながら、メモをチェックしながら、相談したり質問したりすれば、鑑定もスムーズに進み聞き忘れなども防げます。
最も気をつけたいことは、行き当たりばったりで質問しない、ということです。
実際、占い師や霊媒師を前にすると、緊張して上手に話せないということは起こり得ます。
また、話している途中や鑑定結果を聞いている途中で不安に陥り、急に「そういえば○○も気になって…」などと、突然思い出した不安について話し出してしまうことがあります。
あれもこれもと心配事や聞きたい事をやみくもに話すと、鑑定結果は散漫となり、占いの精度も低くなるし、余計に時間=費用もかかってしまいます。
なお、質問の仕方で注意すべきは「○○はできますか?」という聞き方です。
「できますか?」と問いには、「できるかできないか」の二択、つまり、Yes か Noかという答えになるので、あまり役に立ちません。
「○○できるようになるにはどうすれば良いですか?」「何に気を付けいたら良いですか?」「必要な事はなんですか?」というように、自分のこれからの行動に役立つ具体的なアドバイスがもらえるよう質問してください。
占いの対象はあなたで、占いの結果を参考に問題解決のために行動するのはあなた自身です。他人事ではなく自分のためなる具体な文言で質問をまとめましょう。
とにかくリラックスして占ってもらう
占いは、家族や友人にも話せないような、極めてプライベートなことを見知らぬ人(占い師や霊媒師)に全て曝け出す、とてもデリケートな行為です。
誰にも見られることなく知られることなく相談できる電話占いでも緊張しますし、街中にある占いの館や占い部屋などでの一対一の対面占いだと、そこに行くだけでも緊張するものです。
そして占い師や霊媒師を前にすると更に緊張が高まり、頭が真っ白になってしまい上手に話すことはもちろん、鑑定結果を聞き逃すこともあるので、とにかく自分にとってリラックスできる環境や条件を整えてください。
それは事前に摂る食事や飲み物かもしれませんし、服装かもしれませんし、部屋の香りや明るさかもしれません。とにかく、自分なりにリラックスに努めてください。
そして、前述した質問事項のメモは、できればそれをそのまま読めば伝わるような文言で用意しておくのが理想です。
また、占いの結果やアドバイスを聞き逃さないよう、忘れないように、メモを取る事をおすすめします。
このメモは人に見せるものではないので、自分が読める・自分が理解できるレベルで良いので気楽にメモってください。
緊張のあまりその時は理解できなくても、後からメモを見返すと大いに役立つことになるでしょう。
さいごに〜占いをうけるマナー
占いは、占い師(または霊媒師)とあなたが、一対一で真剣に対話することから始まります。
あなたも緊張もするでしょうが、占い師も緊張しますので、お互いに敬意を持って接するのが基本的なマナーです。
疑いの心で試すようなことをしたり、占い師の質問にたいして不誠実に答えたりすると、それは占いの結果として返ってきます。
有意義な占い結果を得るためにも、この記事に書かれたことは最低限のマナーだと思って望んでください。
なお、大前提として、信頼できる占い師や霊媒師に依頼する必要があります。
あたなと相性の良い占い師との出会い方や、有名=安心して占ってもらえる占い師・霊媒師については、こちらの記事を参照ください。