電車の中の飲食は、マナー違反でしょうか?
私は、よく学生の頃、電車の中で友達とおにぎりを買って、電車の中で食べていました。
大人になって周りを見渡してみたら、おにぎりを食べている人なんていないことに気づき、学生の頃の行動がマナー違反だったのではと思いました。
実際に電車の中で飲食をする人は多少なりともいるのではないでしょうか。
結論から言うと、電車の中の飲食は法律や電車の中のルールとしては、禁止はされていません。
ただし、電車の中の飲食は、周りの人の洋服を汚してしまったり、においが気になったりして、迷惑と感じる人がいます。
私は、ペットボトルで飲み物を飲んでいる人は気になりませんが、たまに牛丼を食べている人を見かけるとにおいがすごいなと感じます。お酒を飲んでる人も、においが気になりますよね。
電車内の飲食は、周りに迷惑をかけない程度の軽食でしたらOKですよ!
この記事では、
- 電車の中の飲食がマナーが悪いと感じる3つの理由
- 飲食がどこまでOK?【場所別・食べ物別に解説】
を紹介します。
この記事を読んで、電車の中の飲食マナーを身に着けて、電車の移動時間も快適に過ごしてくださいね。
電車の中の飲食がマナーが悪いと感じる3つの理由
電車の中の飲食マナーについては、賛否両論あります。
ですが、電車の中で飲食することにより嫌だなと感じる人が一人でもいる限り、マナーを守らなければ、電車内は快適に過ごすことはできません。
電車の中の飲食が、マナーが悪いの感じる理由を3つを解説していきますね。
食べ物が服やカバンについて汚されそう
マナーが悪いと感じる理由に一番多いのが、食べ物が服やカバンについて汚されそうという意見です。
食べている人の食べ物が、電車の揺れでこぼれて、自分にかかってきたらとても嫌ですよね。
電車の中で飲食をしている人のせいで、万が一自分に食べ物がかかってきたら、どうしようと考えるだけでも、不快な思いをしてしまいます。
私は、小さいころソフトクリームを食べながら、電車に乗って、電車の揺れでソフトクリームを前に立っていた人の洋服を汚してしまったことがありました。
子供ながらにも、人とぶつかってしまうところでソフトクリームを食べてしまったことをとても反省しました。
食べ物のにおいが気になる
電車の中は、狭い空間でもありますので、においが籠ってしまい、食べ物のにおいがとても気になります。
食べていなくても、持っているだけで、「このにおいは何?」と探してしまうぐらいなので、食べている人がいればよりにおいが充満してしまいます。
においは、好みがありますので、好きなにおいだったらいいのですが、嫌いなにおいの場合は、気分も悪くなってしまう人もいるんです。
私は、妊娠中とてもにおいに敏感になっていて、電車の中のにおいはとても気になりました。
隣でコーヒーを飲んでいる人がいるだけで、嫌だなと感じました。
誰にも迷惑をかけないようにするには、においが出るものは電車の中では飲食しない方が無難ですね。
見た目が悪い
電車の中で、他人が食べている姿を見るのを不快に感じる人もたくさんいます。
テーブルがきちんとあるわけでもなく、狭いスペースで食べるわけですから、きちんとお行儀よく食べれることは絶対にあり得ないですよね。
もし、朝の通勤ラッシュの中で目の前に座っている人が、おにぎりを食べ始めたら、とっても気になりますよね。
朝から他人の食事を見せられたら、いい思いは絶対にしませんよ。
電車の中は、公共の場ですので、誰かが絶対に見ています。
最初は、車両に一人だけかもしれませんが、途中で誰かが乗ってくる可能性もあります。
電車の中は、誰かに必ず見られていることと食べていることを見ると不快に思う人がいることを忘れずに適切な振る舞いを心がけましょう。
飲食がどこまでOK?【場所別・食べ物別に解説】
マナーの範囲内でしたら、電車の中で飲食をすることは可能です。
電車の場所別、食べ物別に電車の中で飲食ができる範囲を調べてみました。
詳しくみていきましょう!
電車の飲食マナー【場所別編】
- 通勤通学電車
- グリーン車
- 新幹線や観光列車
の3つについて解説していきます。
通勤通学電車
多くの人が利用する通勤通学電車の中での飲食は基本的にNGです。
短い時間に乗ることが想定されている電車ですので、席は横並びに座るようになっていて、飲食をすることを想定されていません。
混雑の中、飲食をしてしまうと飲み物がこぼれて隣の人の洋服を汚してしまう可能性があります。
ペットボトルの飲み物ぐらいでしたら、少しだったら問題ないですが、おにぎりやパンでも控えておくのが無難です。
どうしてもお腹が空いてしまったという時は、電車の待ち時間にホームで人混みをさけて、ささっと食べてしまいましょう。
グリーン車
通勤通学電車でも、お金を払って乗るグリーン車でしたら、多少の飲食はOKです。
グリーン車は、シートのスペースが広くなっていて、隣が座っていてもくっつくことはありません。
ゆったりしているので、少しの揺れで飲み物をこぼしてしまったり、食べ物が当たってしまうリスクも少ないため、飲食は可能です。
ただし、においがあるものや大きいお弁当を持ち込むと近くに座っている人は不快に思う可能性があります。
私も、よく通勤する時にグリーン車を利用していましたが、パンを持ち込んで朝ご飯を食べていました。周りの人もコーヒーやパン、おにぎりを食べていましたので、違和感はありませんでしたよ。
新幹線や観光列車
新幹線などの特急列車や観光列車は、飲食OKです。
駅弁などのお弁当を持ち込んで食べる人もたくさんいます。
ただし、車内ではすぐににおいが充満してしまいますので、なるべくにおいがきつくないものを選びましょう。
電車の揺れはありますので、こぼしやすいものも選ばない方が無難です。
もし、電車で飲食を楽しみたいという人は、新幹線や観光列車に乗って、食べるようにしましょう。
ただし、新幹線はビジネス利用の人もいて、仕事をしている可能性もあります。
仕事中に隣で楽しく飲食していたら、とても不快ですよね。
飲食をするときは、周りの様子を気にするようにしましょう。
電車の飲食マナー【食べ物別編】
電車内で食べてもOKなのか、
- 飲み物
- おにぎりやパン
- カップラーメン
の3つについて解説していきます。
飲み物
基本的に蓋つきのペットボトルなどの飲み物はOKです。
ただ、こぼすと汚しやすいコーヒーやジュースは注意して飲む必要があります。
満員電車などの混雑している中では、飲み物でも控えましょう。
また、アルコールは、電車の中で飲んでいると不快に感じる人も多いので、やめましょう。
ただし、観光列車だったら、アルコールを飲んでも大丈夫ですので、楽しむ程度に飲みましょうね。
おにぎりやパン
おにぎりやパンは、基本的にはNGです。
ただし、空いている電車やグリーン車などのゆったりめのシートの電車であれば、食べてもOKです。
学生がよく電車の中でおにぎりやパンを食べていますが、不快に感じる人も多いので、マナーとしはNGですよ。
パンだって、そのまま食べればぼろぼろと床にくずがこぼれて汚してしまい見た目がよくありません。
カップラーメン
カップラーメンなどの汁物はこぼすリスクがありますので、電車の中ではNGです。
何度か電車の中でカップラーメンを食べている人を見かけたことがあります。
においもすごいし、食べる音にもびっくりしました。一緒に電車に乗る人はかなり不快に感じます。
カップラーメンは、コンビニでお湯が入れられてとても便利ですが、どこでも食べていいわけではありません。
電車の中は、汁物は絶対に控えましょう。
さいごに
電車の中の飲食マナーが悪いと感じる理由は
- 食べ物が服やカバンについて汚されそう
- 食べ物のにおいが気になる
- 見た目が悪い
です。
電車の中の飲食は、法律や電車のルールとしてNGとされていませんが、場所や食べる物によっては、不快に感じる人が多くいます。
電車の中での飲食は極力控えた方がいいのですが、少しお茶が飲みたいなと思うことは誰しもあります。
当たり前のように飲食をするのではなく、周りに気を遣いながら、さっと飲食を済ませることが大切です。 電車の中の飲食マナーを守って、快適な電車時間を過ごしてください
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