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食事のマナー

レストラン会食でのスマートな会計方法〜テーブル会計とレジ会計、領収書のもらい方、バインダーやタブレットの場合

美味しいレストランで食事をしたら、会計までスマートに済ませたいものです。日本では、高級レストラン以外はレジ会計が主流でしたが、キャッシュレス決済の浸透やコロナ禍でレジ周りでの混雑回避などもあり、レストランやカジュアルな飲食店でもテーブル会計できることが増えてきています。

会食では、支払いが見られてもいい場合と、見られたくない場合とありますが、いずれにしても難しいものではありません。あまりエネルギーを使わずに、スマートにササっと終えたいものですね。

自分が全額支払う〜自分がホスト(接待する側)の場合

接待たデートでスマートに会計するなら、相手のいないところで支払うの基本

座席以外で会計してもらう

クライアントや特別な人との会食、あるいはお祝いの席など、自分が全額支払いをする場合には、ゲストに見えないところで会計を済ませるのが、会食の王道です。トイレにたった際、あるいはトイレに立つふりをして会計を済ませることが多いです。

最近は、高級系レストランでなくてもテーブル会計ができるようになっていますが、その場合でもテーブル席以外で会計することは可能です。

お店の方に次のことを、明確に伝えて会計をしてもらいましょう。

  • 会計をしてほしいこと
  • 自分がこの場で支払うこと
  • 領収書が必要な場合には、名刺などを渡して宛名を伝える

すぐに支払い金額がわかる場合と、計算に多少の時間がかかる場合とあります。時間がかかるようであれば、計算中にトイレに行き、用が済んでから支払いをします。

なお、中途半端な伝え方をすると、伝票やバインダーを席に持って来られることもあります。見えないように支払うつもりが、「私が今お支払いしてます」になってしまうので気をつけましょう。

座席での会計の場合

座席で会計する場合には、お店の方を読んで会計してもらうようお願いしましょう。

接待やお祝いなど、普段よりも価格帯が高めのお店であれば、金額を書いた紙を乗せたトレイやバインダーを手渡されるかと思います。

✔︎ トレイの場合

伝票がトレイに乗せられてきた場合は、金額や内容を確認し、クレジットカードないしは現金をトレイに乗せてお店の方に渡します。クレジットカードが使える場合には、クレジットカード払いの方がスムーズです。

現金の場合には、お財布からサッと現金を抜き出し支払いをしましょう。小銭は使わずお札だけの方がスムーズです。

領収書が必要な場合には、お金を渡す際にその旨伝え、宛名がわかるよう名刺などを渡すと間違いありません。

✔︎ バインダーの場合

バインダーの場合は、中に挟まれている金額や内容を確認し、バインダーにお札やクレジットカードを挟んでお店の方に渡します。

バインダーは、開くと内側にポケットがあることが多いです。クレジットカードの場合は、バインダー内側のポケットにはさむと落ちにくくなります。

現金で支払う場合には、お札のみでの支払いが基本です。

領収書が必要な場合には、お金を渡す際にその旨伝え、宛名がわかるよう名刺などを渡すと間違いありません。

自分が全額支払う〜家族や親しい人との会食の場合

全額自分が支払う場合でも、家族や親しい人との会食であれば、それほど気を使う必要もありません。

レジ会計の場合

トイレに立ち先に会計を済ませても、お店から出る時にそのままレジで支払っても構いません。

テーブル会計の場合

席で、お店の方に声をかけて、会計をしてもらいましょう。

【会計したい時のスマートな伝え方】
・お会計お願いします
・ご馳走様でした

なお、おじさん達が使うことの多い「おあいそ」ですが、これはお店側が使う言葉であり、客の立場で使う言葉ではありません。

❌「おあいそ」とは言わない

お店側がお客に勘定を支払ってもらう時に「愛想尽かしなことで申し訳ありませんが、お会計をお願いいたします」から来ています。「愛想尽かし」とは、愛想がなくなること。かなり短文に省略し、丁寧の「お」をつけたのが「おあいそ」です。

料理の対価として、金銭の授受、つまりお勘定の支払いが発生するのは当然とはいえ、金銭を受け取ることを申し訳なく思う心情から誕生したものとされています。

✔︎ トレイの場合

伝票がトレイに乗せられてきた場合は、金額や内容を確認し、クレジットカードないしは現金をトレイに乗せてお店の方に渡します。

領収書が必要な場合には、お金を渡す際にその旨伝え、宛名がわかるよう名刺などを渡すと間違いありません。

✔︎ バインダーの場合

バインダーの場合は、中に挟まれている金額や内容を確認し、バインダーにお札やクレジットカードを挟んでお店の方に渡します。

バインダーは、開くと内側にポケットがあることが多いです。クレジットカードの場合は、バインダー内側のポケットにはさむと落ちにくくなります。

現金で支払う場合には、お札が基本です。トレイがあれば小銭でも構いませんが、バインダーに小銭を挟むのは難しい(というか無理)。お店の方がバインダーを持ち上げた時に落とす可能性がありますので、避ける方が無難です。

領収書が必要な場合には、お金を渡す際にその旨伝え、宛名がわかるよう名刺などを渡すと間違いありません。

✔︎ タブレットの場合

キャッシュレス決済や、お店側のデジタル化が進みましたので、カジュアルなお店だと席でタブレットで決済する機会も増えています。

現金やクレジットカードのほか、電子決済などにも対応していることが多いので、会計時に確認することもできます。領収書が必要な場合には、会計時に伝えましょう。

割り勘の場合

割り勘の場合には、代表者がまとめて支払い、お店の外で清算するのがスマートなのですが、カジュアルなお店であれば席で清算しても構わないでしょう。場の雰囲気を壊さないように、周りへの配慮が必要ですが、、

会計時に一番ダメのは?

会計をスマートに済ませるために、いつ・どのように言うかに気持ちが向きますが、一番大切なのは態度です。

お店の方に対して横柄な態度では、どんなにスマートに支払ったところで一撃でアウトです。ほんと、ダサい、ダメダメ、最悪です。

一時期、現金での支払いはダサい説もありましたが、今でも現金でしか支払うことができない飲食店もたくさんありますし、支払い方法に上下はありません。

【現金払いの注意点】
・支払いにもたつかないように、お財布の中を整えておく
・小銭を使う時には、少量にし時間をかけない

また、お店によってはクーポンなどを利用できる場合もあります。使う場合には、支払いの際にスムーズに提示できるよう、準備しおくなどの配慮も必要です。

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「会計マナー」なる言葉もあるようですが、会計時に気をつけたいことは、せっかくの食事を台無しにしないよう、双方気持ちのいい態度で、スマートに支払いを済ませるに限ります。

アレコレ細かいことに気をつかいすぎて、一緒にいる相手のことを放ったらかしにしたり、お店の方に失礼な態度をとったりしないようには、気をつけたいものですね。

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