菖蒲湯(しょうぶゆ)用の葉菖蒲は、スーパーやおお花屋さんで買うことができますが、当日買えないこともあります。
事前に購入して保存する方法や、購入できない場合の入浴剤のことをまとめておきます。
菖蒲湯の葉菖蒲はどこで買えるの?
スーパーやお花屋さんで購入
菖蒲湯用の葉菖蒲は、端午の節句近くになるとスーパーやお花屋さんで購入することが出来ます。
ただ、5月5日に入浴するのが一般的なため、当日や前日だと早い時間帯に売り切れてしまうこともあります。当日購入するのであれば、事前にそのお店で売っているか確認し、予約可能であれば予約、予約できない場合には、午前中など早い時間帯に買いに行くのが良さそうです。
ネット/オンラインショップで購入
オンラインショップなどのインターネットで購入すると、葉菖蒲だけでなく乾燥菖蒲や、匂い菖蒲(根っこ付き)を選ぶこともできます。
葉菖蒲は、季節ものですから、基本的には4月中旬〜5月中旬での期間限定販売が多いようです。乾燥菖蒲が在庫があれば年中購入可能です。
乾燥菖蒲は、葉を乾燥させた商品です。とても小さいのですが、お湯に浮かべると香りがほのかに漂い、気持ちよく入浴できます。
根っこ付きの匂い菖蒲であれば、苗を買って育てる楽しみもありますし、5月5日のタイミングに合わせて菖蒲湯に使えて便利です。
また、菖蒲には血行促進や疲労回復、神経痛を和らげる等の効能があるのですが、葉より根の部分に強い働きがあるため、こちらの「根っこ付き菖蒲」はかなりおすすめです。
根っこは、下記のように使うと効能が高まります。
【菖蒲湯で根の部分の効能を高める作り方】
布袋か洗濯ネットに菖蒲の根を包丁で細かく刻んだものを入れ、洗面器に入れます。
そこに熱湯を注いで10~15分程度エキスを出してから、浴槽に入れます。
◆葉菖蒲の効能を高める菖蒲湯の作り方はこちらの記事をご覧ください。
→菖蒲湯はいつ入るの?由来は?効能を高める作り方と楽しみ方は?
事前購入した葉菖蒲の保存方法
葉菖蒲は、事前購入して保存することが可能です。
- 冷蔵庫に入れる(1週間程度なら大丈夫です)
- 新聞紙に包んで直射日光を避けて日陰に保存
どちらの方法でも大丈夫です。水に浸けると傷みが早く、黄色くなります。水に浸けるのは避けましょう。
香りが強いのは根本なので、葉は黄色くなっても問題はないのですが、見た目には緑色の方が気持ちがいいものです。鮮度の問題もありますし、冷暗所で保存するようにしましょう。
菖蒲湯の入浴剤は?
葉菖蒲や匂い菖蒲は、生の商品です。直前の購入や保存が難しい場合、効能が気に入り年中使用したい場合には、やはり入浴剤が一番です。
菖蒲根エキス配合の入浴剤はいろいろあるようですが、オススメは↓
名前もパッケージも地味ですが、温浴効果強め。乾燥肌にもオススメです。
◆端午の節句・菖蒲湯関係の記事はこちらにもあります。
→菖蒲湯はいつ入るの?由来は?効能を高める作り方と楽しみ方は?