こどもの日って毎年祝っていますか?
我が家では、5月5日をついうっかり忘れて、スルーしてしまう年がありました。
息子の初節句はきちんとお祝いしたのに、次の年からどうしたらいいのかわからないくなってしまいました。
ゴールデンウィークなので、ついうっかり予定を入れてしまって、祝うことを忘れてしまうことがあったりもしました。
こどもの日は、いつまでお祝いするべきとは決まっていないようですが、一般的には、こどもの日は、子供が小学校卒業ぐらいまでお祝いする家族が多いようです。
理由は、中学生になると、部活動があったり、友達と遊びにいったりして、一緒に過ごすことがなくなるからです。
子供がある程度成長すると自然とお祝いすることがなくなるようですね。
我が家は、今のところ5月5日にお祝いは忘れることありますが、4月下旬頃から鯉のぼりを出したり、小さい兜を部屋に飾っています。
この記事では、
- こどもの日は毎年お祝いするの?
- 現代的な簡単なお祝いの仕方
- 子供への由来や伝統の伝え方
を紹介します。
この記事を読んで、毎年こどもの日どうしよう・・・という悩みを解消して、いつまでお祝いできるかわからない1年で1度の貴重な日を有意義に過ごしてくださいね。
こどもの日は毎年お祝いするの?
こどもの日は、小さいうちは毎年お祝いしてあげましょう。
いやいや、そんな毎年なんて大変で困りますよね。
お祝いは大勢で集まらなくてもよくて、簡単でいいのですよ。
毎年お祝いした方が理由をこれから説明していきますね。
男の子の健やかな成長をお祝いして、幸せを祈る
もともと5月5日は「端午の節句」と呼ばれる日です。
端午の節句は、男の子の健やかな成長を祝って、幸せを祈る日です。
誕生日でも同じようなお祝いはしますが、昔から5月5日は男の子の成長をお祝いする日でした。
毎年5月5日に写真を取ると、成長記録をつけられそうですよね。
成長記録をつけるような感覚でお祝いするのもありですね。
端午の節句の由来や意味を学ぶ
端午の節句の由来や兜や鯉のぼりを飾る意味を教えてあげる日にしましょう。
4歳過ぎになってくると、文字が読めるようになってきて、随分といろんなことを理解できるようになってきます。
昔から端午の節句はお祝いする理由や兜や鯉のぼりを飾る理由を教えてあげましょう。
1日では覚えることは難しいですが、毎年少しずつ教えてあげると段々と理解していきます。
毎年教えることに意味があります。
実際に兜や鯉のぼりを飾ってあるとより理解しやすいですよね。
日本の伝統を学ぶ素敵な機会ですので、是非毎年兜や鯉のぼりを飾って、ゆっくり学ぶ日にしてあげましょう。
現代的な簡単な祝い方
毎年お祝いしたほうがいいと言っても、さすがに毎年ご馳走を用意するのは大変ですよね。
いつもと少し違うことをすることでこどもと特別感を味わうことだけでも、こどもはこどもの日を理解してくれます。
我が家でやっている簡単な祝い方を紹介します。
兜や鯉のぼりを飾るだけ
兜や鯉のぼりを飾っただけで、子供は特別感が出て喜んでくれます。
飾るのは我が家はパパの役割になっていて、普段あまり家のことをしないパパが飾っているだけで、特別感があります。
我が家の鯉のぼりは、外に出すようなので、雨の日は閉まったりと少々めんどくさいですが、子供はとても喜んでくています。
兜は、小さいもので、出すだけですので、リビングの棚にちょこんと置いておいています。
簡単に飾っただけですが、部屋の雰囲気が変わるので、お祝いしてる気分になりますよ。
柏餅を食べる
ご馳走は大変なので、スーパーで柏餅を買って食べています。
柏餅は、そんなにしょっちゅう食べるものではないですので、特別な日のおやつという気分で味わって、お祝いしています。
段々感づいてくると「何で柏餅食べるの?」と聞くようになります。
そんなときは、端午の節句を教えてあげられる最高の機会ですよね。
柏餅を買って食べるだけで、ちゃんとこどもの日のお祝いになります。
我が家では、毎年柏餅を食べる日=こどもの日と言う認識になっています。
一緒にスーパーに買いに行くところから食べるまで子供と楽しんで、こどもの日を過ごすようにしています。
おじいちゃんおばあちゃんと出かける
なかなかおじいちゃんおばあちゃんと出かける予定を立てるのが難しい家庭は、毎年こどもの日は一緒に出かけると決めるといいですよね。
こどもの日ならではのイベントで鯉のぼりがたくさん飾ってある場所もあるので、是非チェックして、参加してみましょう。
祝日なので、無理なく予定を合わせることができますし、子供をおじいちゃんおばあちゃんに預けて、どこかにお出かけ連れてってもらうのもありですね。
こどもの日の伝統や由来の伝え方
せっかくお祝いするので、こどもの日の伝統や由来を伝えて有意義な一日を過ごしてあげましょう。
ただ、1~3歳ぐらいですと、まだ理解するのが難しいので、4歳ぐらいになって、ある程度理解できるようになったら、少しずつ伝えてあげましょう。
小学校に上がる頃には、こどもの日を認識して、楽しめるようになるので、毎年少しずつ楽しみながら教えてあげられるといいですね。
絵本や紙芝居を読む
小さい時は、絵本や紙芝居を読んで伝えてあげるのがとても効果的です。
こどもの日の時期になると、関連する絵本が本屋さんや図書館に並んでいるので、是非こどもと探しに行っていてください。
我が子は、鯉のぼりの本を読んであげると興味深々でした。
行事の絵本は、その季節しか買う機会がないのですので、是非お気に入りの1冊を読んであげてくださいね。
折り紙で兜を作る
折り紙に兜は、簡単に誰でも作れます。
大きめの新聞紙や画用紙を使うと被れるぐらい兜作ることができます。
兜を飾ることも立派なお祝いになりますが、実際に作ってみると兜の形を覚えられて、楽しく学ぶことができますよね。
4歳を過ぎると手先がとても器用になり、自分で折り紙を折れるようになります。
兜はとっても簡単ですので、オリジナルの兜を作って、被ってみたり、お部屋に飾ってみたりしてこどもの日を楽しんでください。
作りながら、兜を飾る由来を教えてあげましょう。
「兜はね、被るととっても丈夫で頭を守ってくれるんだよ。悪いことから身代わりになって、守ってくれるようにかぶとは飾るんだよ。」と言うと、子供でもわかりやすいですね。
こいのぼりの歌を歌う
「やねよ~りたか~いこいの~ぼ~り~♪」と一緒にたくさん歌いましょう。
毎年歌っているとちゃんと覚えて、鯉のぼりを見ると歌っています。
歌い終わったら、鯉のぼりの由来を教えてあげましょう。
「鯉はね、他の魚が登れなかった、滝を登ってね。その鯉はかっこい龍に変身してお空に飛んでいったんだって。そんな龍みたいに男の子がたくましく成長するように飾っているんだよ。」と簡単な言葉で教えてあげるとわかりやすいですね。
まとめ
こどもの日は毎年お祝いしてあげましょう。
5月5日はもともと端午の節句であって、こどもの健やかな成長と幸せを祈る日です。
豪華なご馳走を用意する必要はありません。
お祝いの仕方は、鯉のぼりやかぶとを飾ったり、柏餅を食べたり、おじいちゃんおばあちゃんと出かけたりしましょう。
こどもの日は何でお祝いをするのか、子供に教えてあげる機会にできるといいですね。
1年に1度のお祝いの日ですが、子供はいつまでも子供ではなく、ずっとお祝いすることはできません。
毎年くるこどもの日はとても貴重な男の子の成長をお祝いする日です。
こどもの成長を感じながら、伝統や由来を伝えて、貴重な1日を過ごしてくださいね。