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マナーの【経験談】

【経験談】入学式に車で行ったら間に合わない!親のマナーも見られる私立校

「私立の学校では親のマナーも見られている」

今回は「世界」さんの私立校入学式での体験談、学校側から車で来ないよう指示されたけれど、しかたなく車で参加したら学校側から注意をうけたお話です。私立校では子供だけでなく親のマナーも見られています。

それでは、「世界」さんお願いします。

中学までは義務教育、公立学校なら無試験で入学出来るが、私立校となると中には親子面接があり、保護者が子供の受験に影響を及ぼす。

合格した途端に手のひらを返す保護者は少なくない、勘違いしてはいけない、合格は始まりであり終わりではない。 エスカレーター式で進学できる学校でも、評価によってクラスやその後の進路が変わってくる。

諺に「親の背を見て子は育つ」があるように、良いことも悪いことも子供は大人のマネをする。学校側としては子供の教育に悪影響を及ぼす保護者を注視している、入学式や授業参観など学校行事には注意が必要。

多額のお金を支払ったのに車はダメ

私も姉も入学出来なかった女子校に娘が合格した。

姉、「凄いじゃない」
私、「これから大変よ、私立は何かとお金が掛かるから」
姉、「叔母として協力するから、困ったことがあったら何でも言って」

入学金等でお金が掛かるのだが、娘が合格した学校はエスカレーター式で大学まで進学出来るため、実質的な入学式は1回だけ、あとは形式的なもの。
1回着るためだけに洋服を新調するのは気が引けたのだが、娘のためと思い無理をした。

学校から入学案内が届きチェックしてみると、多くの来場者が予想されるため、車での来校はお断りと書いてあった。
入学金や授業料など多額のお金を支払うのは保護者なのに、どうして車で行ってはダメなの、あんなに大きな駐車場やグラウンドがあるのに。

私、「悪いけど、お姉ちゃん、学校まで送ってくれない」
姉、「ごめーん、入学式の日、私、予定が入っているの」
姉妹であっても、女の「困ったことがあったら何でも言って」はあてにならない。

入学式当日、遅れないよう早めに家を出た、道は渋滞しておらず順調に車は進んだが、学校付近になると途端に混み始めた。

娘、「入学式に遅刻しちゃう」
私、「分かってる、静かにしてて」

平日なのに、どうして混むの?
渋滞する隣の車を見たら、キレイに着飾った女性が運転しており、後部座席には娘と同じ制服を着た女の子が座っていた。

泣きたいのは私

車の渋滞

他の車を見ても、娘と同じ制服を着た女の子が乗っている、道が渋滞していたのは入学式が原因だった。
渋滞する車は入学式が行われる学校の周囲をクルクル回っている私もクルクル回っている、目的は皆同じでコインパーキングを探しているのだ。

スマホで学校近くのコインパーキングを調べると「満車」、マズイ、このままでは入学式に遅刻してしまう。

娘、「ママ、まだなの?」
私、「分かってるわよ、貴方は黙ってなさい」
下の子、「ママ、オシッコ」
私、「我慢しなさい」

入学式の時間が迫っているのは他の車も同じ、渋滞している他の車の人と目が会うと互いに愛想笑い。
こうなったら子供だけでも車から降ろそう、前方では真新しい制服を着た女の子が車から1人降ろされ泣いている。
他の車も同じように車から降ろされた女の子は泣いている、それを見た私の娘は勝手に泣き出した。

娘、「ママが一緒じゃないと嫌だ」
私、「仕方がないでしょ駐車出来ないのだから」
娘、「入学式に車で行くのは良くないって、パパは言ってた」
私、「・・・」

娘が泣くと下の子も泣く、私も泣きたいわよ。

救世主、現れる

下の子、「あっ、オバチャンだ」

校門には、予定が入っていて入学式には付いて行けないと言っていた、私の姉がいた。

娘、「ママじゃないと嫌だ」

娘が私の姉と入学式に出るのを拒む気持ちは分からなくはない、なぜなら、姉は入学式に出るには相応しくないヤンキーファッションをしていたから

私、「我慢しなさい」

すると、娘は号泣、下の子も号泣、何も知らない姉はそれを見て笑っていた。

車から半強制的に降ろされた娘は姉と目が会うと苦笑い、学校近くのコインパーキングは諦め、私は某大型商業施設の駐車場に向かった。
そこも入り口は渋滞、もしかしてと思い隣の車を見ると、キレイに着飾った母親らしき女性が運転していた。
駐車場に車を停めた母親らしき女性達が向かうのは皆同じ、皆に付いて行くと娘の学校に着いた。
入学式会場での子供達は同じ制服を着ているため、どれが自分の子供なのかは分かり辛いのだが、ヤンキーファッションの姉は簡単に見付けられた。

私、「お姉ちゃんは、何処に車を停めたの?」
姉、「学校の駐車場よ」
私、「・・・(苦笑い)」

入学式に間に合うよう急いで歩いたのは他の母親も同じ、入学式のために新調した洋服は汗でビショビショ、隣の母親もビショビショ、学校の駐車場に車を停めた姉は澄まし顔。

スーツ姿の男達

入学式は無事終了。
行きと違い帰りは急がなくても良い、それは他の母親も同じ。
車を停めている某大型商業施設へ向かう母親達で列が出来ている、それをスーツ姿の男性が見ていた。

姉、「今の男、学校関係者よ」
私、「どうしてそう思うの?」
姉、「あの男、学校の中に居たよ」

元ヤンキーの姉は、鋭い観察眼の持ち主。
暫く歩くと、先程とは違うスーツ姿の男が母親達のことを見ていた。

姉、「あの男も学校関係者よ」

暫く歩くと、イケメンなスーツ姿の男が母親達のことを見ていた。

姉、「あの男も学校で見た」
私、「彼なら私も見た」

すると、某大型商業施設へ向かう母親達がザワツキ始めた。
母親であってもまだまだ女盛り、イケメンを見たらザワツく気持ちは私も同じ、一緒に歩く姉はバックからポーチを取り出しメイクを直し始めた。

しかし、私達姉妹が思っていたのとは違い、他の母親がザワツいているのは、入学案内に反し車で入学式に参加した保護者を学校関係者がチェックをしているのでは?

車を停めてある某大型商業施設の駐車場の出入り口には、スーツ姿の男達がズラリ、そして入学式に参加したと思われる母親1人1人に注意をしていた。
このまま列に付いて行けば、車に乗って来た私も注意を受けることになる、そうなれば娘に迷惑が掛かる。

悪あがき

他の母親らは観念して注意を受けていたのだが、元ヤンキーの姉は私に「アゴを出しなさい」

私、「えっ?」
姉、「アゴを出して別人になるのよ」

真面目なサラリーマンと結婚した私は別人になりすますことは出来ず、学校関係者から注意を受けてしまった。

アゴを突き出している姉も学校関係者から呼び止められ、「入学式に参加してましたよね?」
アゴを突き出して話す姉に周囲の母親達は笑う、注意をした学校関係者も笑う。

学校関係者、「入学式では最前列に座ってましたよね」

多くの保護者が参加していても、ヤンキーファッションをしている姉は目立ったのだろう、周囲の母親達もヤンキーファッションの女が最前列に座っていたことに気付いており、入学早々、恥をかいてしまった。

最後に

学校には自治権があり自由に学べる環境があるのに、なぜ、学校は保護者を参加させる行事(入学式や授業参観など)を設けているのか?
教育は学校だけでは不十分、家庭も教育に参加するのが望ましいから。

しかし、教育に適した家庭とそうなでない家庭があるのは事実、教育に適さない家庭を見極めているのは学校だけではない、他の家庭も見ている、オカシナ保護者がいる子供とは大事な我が子は付き合わせたくないと考えるのは当然なこと。

入学させ出来れば安泰と考えてしまう保護者は多い、しかし、気の緩みを学校は嫌う、教育に悪影響だから。
私立校での保護者は、「子供の背中を見て保護者は育つ」、そんなスタンスで望んでみてはどうだろう。

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