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公共でのマナー

飛行機内で乗務員(CA)さんとのやりとりのマナー〜挨拶したほうがいい?どこまで頼めるの?コールボタンって?

機内で受けられるサービスは全て受けたいものですが、CAさんはいつも忙しそうに動いておられますよね。

どこまでお願いができるのか、用事を頼みたいときはどのようにするのが良いのか、今回はこの辺りを中心にお話します。

飛行機の乗務員さんに挨拶するべき?

絶対にする必要はありませんが、挨拶をされたら誰でも嬉しいものです。余裕があるなら挨拶をしましょう。

機内に乗り込む直前に、CAさんが並んで挨拶してくれたり座席の位置を教えてくれたりしますよね。あの時に軽く挨拶をすれば印象良く接客してもらえるでしょう。

食事などのサービスを受けるときは挨拶は控えた方が良いでしょう。何十人もの乗客の対応をしている最中ですから、挨拶をするよりも早く全員にサービスを提供するために、素早く立ち去りたいはずです。CAさんの行動を観察して挨拶をする余裕があるかを見極めましょう。

飛行機の乗務員さんにはどこまで頼める?

ブランケットや枕も借りられる

ほぼどんな航空会社でも、ブランケットを幾つでも貸してくれます。機内の空調が寒いときは何枚も借りて体温調節しましょう。
機内には実は枕もストックしてあります。眠い時に枕が欲しくなればCAさんにお願いして借りましょう。クッションがわりにして体勢を整えるのも良いでしょう。

おしぼりも言えば持ってきてくれる

顔や手を拭きたい時に、おしぼりがあると便利ですよね。お願いすれば使い捨てのおしぼりを持ってきてくれますよ。軽く身の回りを清潔にしたい時などにおしぼりを使用しましょう。

無料ドリンクサービス

ドリンクは1回しか頼めないと考えている方もおられるようです。しかし実はお代わり自由なんですよ。機内は気圧が低く血液が循環しにくいこともあり、水分はたくさん採った方が体に良いのです。お水やお茶、ジュースなどをいただきましょう。

赤ちゃんのミルク作りのお手伝い

赤ちゃんのミルクを作るために、お湯が用意されている機体もあります。ミルクを作る手伝いもしてくれますので、赤ちゃんのお世話で手が離せないときはCAさんにお願いしましょう。

お腹が空いた赤ちゃんはよく泣いて周りの乗客の迷惑になってしまうこともありますよね。早い段階で対処して、子どもをあやしつけましょう。

コールボタンはいつでも押していいの?

座席に備え付けられているコールボタンを押すと、CAさんが駆けつけてくれます。しかしコールボタンが原因でトラブルになるケースもあとを絶ちません。コールボタンの正しい使い方を覚えてトラブルを回避しましょう。

コールボタンを押していいとき

緊急の場合

食べ物を喉に詰まらせたときや、隣の乗客が心停止したときなど、緊急の場合はためらうことなくコールボタンを押しましょう。子どもが勝手に座席から離れて何処かへ行ってしまったときも押してください。急な乱気流に巻き込まれたら転倒してケガをする可能性があります。

座席から出られないとき

通路に出たいのに通路側の人が眠り込んでいて通れないとき、赤ん坊を抱っこしていて自由に動けないときなど、座席から出たくても出られないときコールボタンを押して知らせましょう。

コールボタンを使ってはいけないとき

早く飲み物がほしいとき

CAさんの仕事は快適なフライトを提供することですが、飲食店のウエイターではありません。CAさんがドリンクカートを押して乗客の間を動いている時に、コールボタンを押して急かすことはやめましょう。もちろん、寝静まった後に薬用のお水が欲しい時などはコールボタンを押して知らせてください。

ブランケットなどを借りたいとき

できるだけ近くにCAさんが通りかかったときを見計らって借りたいものをお願いしましょう。CAさんは乗り合わせている乗客全てに対応しなければなりません。一人一人がコールボタンを押してものを借りていたら身が持ちません。CAさんの負担をできるだけ軽くしてあげる配慮が喜ばれます。

さいごに

CAさんはあなたのフライトを快適にしてくれる素晴らしい仕事です。様々なサービスを提供してくれますが、できるなら要求は控えめに。CAさんの仕事に配慮した行動を心がけながら、空の旅を楽しみましょう。

◆飛行機に関しての記事はこちらにもあります。
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