冠婚葬祭マナー

四十九日法要のお供え花を寺に持っていく場合の相場は?我が家の場合


四十九日法要のお供え花を寺に持っていく場合、どんな物を選べば良いのでしょうか。

どんな花を、どんな形態で、どの程度の金額で、
考えれば良いのでしょうか。

今回は、四十九日法要のお供え花をお寺に持参する場合の注意事項や相場について、我が家の経験を踏まえてお話しします。

四十九日のお供え花 寺の分はどんな物がいいの?

お寺で四十九日法要を行う際にはご本尊にお供えを用意するのですが、これは施主が持参するパターンとお寺が用意するパターンの2通りがあります。(お寺が用意する場合には別途お花代をお渡しすることになります。お供えするお花に関する決まりごとが細かい場合は、お寺が手配するケースが多いようです。)

どちらにせよ、法事の日程を決める時に、誰が用意するかという話が出るはずです。
そして、施主がお花を用意する場合に気になるのが以下のことですよね。

(1)金額相場
(2)形態(花束、籠花、アレンジメントなど)
(3)花の種類

次に項目別に確認していきましょう。


お供え花の相場や形態、種類は?

四十九日のお供え花の相場

四十九日法要のお供え花の金額相場としては、5千円から1万円程度と考えれば良いでしょう。

お供え花の形態

葬儀や法要のお供え花のイメージとしてアレンジメントや籠花を思い浮かべる人もいますが、お寺の指定がなければ、普通の花束の形で問題ないことが多いです。

というのも、お寺には大抵、大きい花瓶があり、そこに活けることになるからです。

ただ、心配だったら事前に花瓶のサイズをお寺に聞いておき、それに合わせて花束を依頼する方が良いですね。また、お寺の近所のお花屋に注文する場合には同じような注文を受けるケースも多いので詳しく知っているはずです。なので、どうしたら良いのか分からない場合には、お寺の近所のお花屋さんに、どんな形が良いのか相談してみると、それに応じて作ってくれることが多いですよ。

四十九日のお供え花の種類

お花の種類についても、お寺に宗派の決まりごとがないかを確認しておく方が安心ですね。
特に無いと言われたら、お花屋さんに「四十九日法要用でお寺に持っていくお供えの花」と言えば、お任せで作ってくれます。ただ、故人の好きな花を入れたいと考える人もいるでしょう。そこで、お供え花に関する一般的な考え方をお話ししておきます。

お花の種類については、白色の菊や百合などを中心に入れることが多いです。(1周忌以降はもう少し色味の花を中心にしても問題ありません。)

ただ、故人の好きな花があれば多少色味があっても問題ないです。仏花にもよく使われる、桔梗やカーネーション、リンドウ等であれば、白い菊や百合と合わせても問題ありません。色味としては、淡いピンクや紫、青色、黄色などであれば大丈夫です。(ただし、赤はお祝い事に使われる色なので避けて下さい。)

また、以下のように、花の性質から避けた方が良いものもあります。

【避けた方が良い花】
棘のある花(バラ、アザミ等)・・・水を替える際に棘が刺さると痛いです。
香りが強いもの・・・嗅覚過敏の場合は体調が悪くなる可能性もあります。
花粉が多いもの・・・百合は花粉が多いので、花粉を取り除いておきます(花屋さんで処理してくれているはず)。


四十九日のお供え花を注文して感じた事

先日、我が家では義父の法要を行ったのですが、菩提寺に確認したところ、本堂にお供えする花についての指定は特にありませんでした。

でも、お寺の本堂だとどのくらいの大きさで値段なのかさっぱり見当つきません。花瓶のサイズについてもお寺のご住職の奥様にお聞きしたところ、
「皆さん、そこまで聞いてこられるかたがいないし・・・。
お花に合わせて活ければいいので、お気持ちで選んでくだされば結構ですよ」
というようなことを言われてしまいました。

『いやいや、お寺では常識なのかもしれないけど、こちらは全然分からないのよね(泣)
教えてくれる方が助かるのだけど・・・』
という気持ちが残りました。ただ、お寺のご住職の奥様はかなりの年配だし、あまり突っ込んだことが訊きづらくて、そのまま電話を終えました。

仕方なく、いつも墓参りに行く際に購入している(お寺の近所の)花屋さんに相談の電話をかけて「お寺の本堂用を1束と、墓前用をお願いしたいのですが」と相談したところ、それだけで話が通じました。

料金は、お寺の本堂用が税込5,000円、墓前用が一対税込3,000円と言われました。
ちなみに墓前用は2つの花瓶にお供えするため、「2束」=「一対」となります。

我が家では通常の墓参りでは、一対(2束)1,300円から1,500円の花を購入しているので、墓前用でも2倍程度の大きさ、本堂用は3倍よりちょっと大きめになります。花屋さんに訊いたら、四十九日法要用と言われたら、「だいたいこんな金額のものを出すことが多いですよ」と言われたので、それで注文することにしました。

また、本堂用のお花については、アレンジメントでなくて良いのかと尋ねたところ、ウチの菩提寺の場合は花束で出しているそうだし、その地域全般的に花束が一般的なのだとか。お供え物や花等のことは地域性があるので、やはり菩提寺の近くの花屋さんに訊く方が良いのだと感じました。

故人が好きな花があれば、多少色味があっても問題ないと聞いていたのですが、義父の場合は特に好きな花は無かったので、全て花屋さんにお任せして作ってもらいました。

ちなみに、実際に購入した花はこちらです。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
お寺の本堂用。

お墓用一対。

実際に飾られた本堂のお花。

お墓に飾ったお花。

意外と少ないなあと感じたけど、花の本数を数えてみると「まあ、こんなものか(量のこと)」と思いました。でも、本堂とお墓、両方ともきれいな花をお供えできたので、無事に終えることが出来てホッとしました。

さいごに

四十九日法要では、多くの場合、法要後にお墓の納骨があります。ですので、法要の前に掃除をしておく必要があります。
墓前用のお花をお供えするタイミングは、掃除をする時か、法要後の納骨時になります。
どちらが良いのか気になったので花屋さんに訊いたところ、
「どちらでも良いけど、うちのお客さんでは納骨の際にお花を供える人が多いですよ」
と言われました。

そうなると、法要の前に本堂用と墓前用の花を受け取ってしまうと、夏の暑い時期だと花が早く傷む可能性がありますよね。そこで、花屋さんが、お花の受け取りを以下のように2回に分けましょう、という提案をしてくれました。
法要の前→本堂用のお花(5,000円)
法要の後→墓前用のお花(3,000円)

我が家の場合は、注文したお花屋さんがお寺とお墓の近所だったので受け取りが簡単だったこともあります。二度手間ではあるけど、せっかくの花がおまいりする時点で萎れていると残念ですしね。法要が8月の暑い時期だったこともあり気にしてくれたのかもしれません。
花屋さんによって対応は異なるでしょうけど、仏事の注文を多く受ける店であれば色々良い方法を教えてくれるので、疑問は素直にぶつけてみるのがおすすめです。





この記事を書いた人

運営者:祐希
もうすぐ50代に突入する主婦です。
若い頃はキャリアウーマンだったことから主婦としての常識を知らず、嫁ぎ先で親戚に後ろ指さされた経験があります。その後、優しさと賢さを兼ね備えた亡き姑にマナーや処世術を教わったお陰で主婦スキルが向上しました。
このブログでは、姑から教わったマナーの一般常識を中心に、生活に役立つこと、道具や手続き、車関係等について語っています。
【ホーム】闘う嫁のマナーノート

Twitter→@yomemanners

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