訪問時のスリッパマナーは?置いてない場合は持参してもいいの?

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暮らしの知恵

訪問時のスリッパマナーは?置いてない場合は持参してもいいの?

訪問時のスリッパマナーについて悩んだ経験はありませんか。

ママ友の家に招待されて訪問したところ、
スリッパは玄関のスリッパラックに掛けられっぱなし。
その状態だと使っていいのか分からないですよね。

勝手に取り出して履いて良いのでしょうか。
それとも、履かない方が良いのでしょうか。
履かなかったら、スリッパを履いていないことに呆れられることはないのでしょうか。

また、スリッパが置いてないけど床の汚れが気になるので嫌だなあ、と思った場合、次回訪問する機会があればスリッパ持参しても良いのでしょうか。

今回は、訪問時のスリッパマナーについてお話しします。

訪問時のスリッパマナーは?

訪問時にスリッパをどうすれば良いのかという問題は、訪問先の家のスリッパに対する考え方によっても異なります。
来客時にはスリッパを出すのが一般的ですが、普段からスリッパを履く習慣のない家もあり、出さない可能性があることも念頭に入れておく方が良いでしょう。
ここでは、訪問時にスリッパがどんな状態になっているか3通りに分けて対処方法をお話しします。

スリッパが並べられていた場合


スリッパが並べられていた場合は、履くべきです。(履かないと失礼になります。)
この場合、事前にスリッパを並べてお客様を迎える準備していたという意味になるので、先方に「スリッパを履いてください」と言われなくても履きましょう。履く際に「失礼します」「スリッパをお借りします」と言いながら入ると丁寧な印象になります。

また、先方に「どうぞ」と勧められたら履きます。この時、「ありがとうございます。スリッパを履かせていただきます。」「お気遣い有難うございます」等と返答しましょう。


スリッパがスリッパラックに置いてある場合


スリッパラックに置いてある場合、単にスリッパを並べるのを忘れただけかもしれません。ですから、その家の人がスリッパを履いているか確認して、もし履いていたら「スリッパをお借りして良いですか」「こちらを失礼してよろしいでしょうか」等と聞いてみましょう。

家の人が履いていない場合は、スリッパを使う習慣がないのかもしれないので履かないのも選択肢の1つですが、偶々その時だけ履いていなかった可能性もあるので、相手のスリッパ事情は気にせず「スリッパをお借りして良いですか」「こちらを失礼してよろしいでしょうか」等と聞いてみるほうが良いでしょう。

スリッパが玄関に見当たらない場合

訪問した際に玄関にスリッパが見当たらない場合、次の3つが考えられます。

  1. 元々、家にスリッパを置いていない
  2. スリッパを使わせたくない
  3. 玄関収納から出し忘れた

最初にお話ししましたが、世の中には様々な考え方があります。スリッパを置いていない家庭もあるし、もし無いならそれに合わせることは大切です。とはいえ、訪問する側としては、訪問先の床を汚さないようにしたいという気持ちはありますよね。ですから、スリッパが無いのか伺うのは失礼なことではないはずです。

スリッパがない場合、「ここの家ってスリッパを出すマナーも知らないの?」とか「ちょっと床のホコリが気になるからスリッパを履かないと嫌だわ」と思うかもしれませんが、そこは突っ込まずに「このまま上がらせていただいても宜しいでしょうか」とサラッと聞いてみましょう。もしその時に、先方が単にスリッパを出し忘れたなら、気付いて出してくれるはずです。

訪問時にスリッパを持参してもいいの?

スリッパを出してくれない家に訪問したけど床の汚れが気になったという場合、自分のスリッパを用意してくれば良かったわ・・・と思う人もいるでしょう。でも、マイスリッパを持参してしまうと「お宅の床は汚いから踏みたくありません!」と言っているようなものなので、とても失礼です。ですから、スリッパ持参は避けた方が良いです。

でも、床が気になってスリッパ無しで上がりたくない状態も実際にあるでしょうし、極度の潔癖症だからスリッパ無しは嫌だ、というケースもあるでしょう。人の感覚は千差万別であり、他人と自分の感じる度合いが違うのは仕方のないことなのです。

ですから、どうしても嫌な場合には、対処方法もあります。それは、靴下を持参することです。靴下を持参して、玄関から上がる時に「靴下を履かせていただいて良いですか」と伺いましょう。
靴下の場合はスリッパとは違い、あまり角が立たない方法ですが、何故履くのかを訊かれたら、「冷え性なので」というような理由にしておく方がスムーズです。(ストッキングの上に靴下を履いても、冷え症という理由であればさほど違和感を持たれないです。)
靴下はきちんと洗濯した物であれば新品でなくても大丈夫です。

【なぜ靴下ならOKなの?】
スリッパは駄目だけど「靴下なら失礼にならない」のは、茶道のマナーに倣っているからです。茶道では、茶室に上がる前に足袋を履き替えることになっているのですが、これは、訪問する際の草履だと足袋を汚しやすいことから、他所の家の畳を汚さないようにという心遣いなのです。ですから、訪問時に靴下を履くという行為はスリッパと違って相手を不愉快にさせるものではありません。


さいごに

お客様が来たらスリッパを出すのが一般的なマナーですが、普段からスリッパを履かない人も少なくなく、その延長でお客様に対してもスリッパを出さない家もあります。

とはいえ、スリッパが出されたら、訪問する側としては履くのがマナーですし、もし出されていなくても、単に玄関に置くのを忘れただけかもしれません。ですから、出されなかった場合にあれこれ相手も思惑とか突き詰めず、サラッと「このまま上がって良いですか」と訊いて、相手がスリッパを出すか、そのまま上がるように言われるかを待ちましょう。

ちなみに、帰る前にスリッパを脱ぐ際には、脱ぎっぱなしにせず、元通りに戻すことが大切です。

◆訪問される側に立った場合のスリッパに関する考え方はこちらをご覧ください。
来客スリッパは必要?ない場合は人にどう思われる?基本マナーは?

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