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育児・子育て

残暑見舞いの返事を幼稚園の先生に書くべき?宛名や文例は?

幼稚園から暑中見舞いや残暑見舞い葉書が届いた場合、返事を幼稚園に書くべきでしょうか。
子どもがまだ文字の書けない幼稚園児だったら、何をどのように書かせれば良いのでしょうか。

今回は、暑中見舞いや残暑見舞いの返事を幼稚園の先生に出すかどうか、そして出す場合の宛名の書き方や文例などをご紹介します。

残暑見舞いの返事を幼稚園に出すべき?

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暑中見舞いや残暑見舞いを幼稚園からもらった場合、返事は強制的なものではないので、特に出さなくても問題ありません。
ただ、返事を出すか出さないかは気持ちの問題であり、長期休みの後に行き渋りのないよう、登園がスムーズになるように子どもと一緒に返事を出すのがおすすめです。

親子一緒に返事を書くことで、子どもが幼稚園の先生を思い出し、気持ちが前向きになるものです。
今は暑中見舞いなどの挨拶状で返事を出す家庭が減っているようですが、先生にとっても、自分のクラスの子ども達から便りを受け取ると「××君、元気そうにしてるんだなー」と分かって嬉しく思ってくれるはずです。

返事は強制的なものではありませんが、2学期以降も幼稚園で楽しく過ごすためにも、少々時間を割いて暑中見舞いや残暑見舞いを書く方が良いでしょう。

また、園生活以外にも、子ども達に対して暑中見舞いなどの季節の便りをいただいたら、このような風習があることを伝えることができますし、返事をするという風習も教えることができます。

残暑見舞いで幼稚園の先生の宛名は何と書くの?

幼稚園の先生に返事を出そうと考えた場合、誰が何を、どのように書くのか悩みますよね。
基本的には、まだ文字をまだ書けない幼稚園児ですから。(幼稚園によってはしっかり文字を教えるようですが、そうでない幼稚園もありますし。)

子ども自身が書くものは、いくつか考えられます。

(1)これを機に子どもに文字を教えて、自分の名前は自分で書く
(2)「暑中見舞い(残暑見舞い)申し上げます」の意味と文字を教え、ひらがなで書く
(3)好きな絵を描く(夏の思い出、プール、旅行、先生の顏など)

もちろん、文字を書くのが大好きな子どもであれば全部の文章を書かせても構いません。
ただ、子どもの興味関心は個人差があるため、文字を書くのが難しいと退いてしまう子もいるでしょうし、その場合は無理せず(3)の絵を描かせる方が良いでしょう。返事を書く上で一番大切なのは、「子どもが出来ることを一緒に楽しみながらやる」ということです。

そして、上記(1)から(3)共通ですが、肝心の挨拶文や一言はお母さんが書き添えましょう。とはいえ、子どもが主役なので、子どもの絵の脇に一言添える程度で十分です。

残暑見舞いの返事で宛名面について

宛名面については、いただいた葉書の住所を記入しましょう。幼稚園の住所になっているかと思います。

幼稚園の住所の場合は、

東京都渋谷区渋谷○-○-○

○○幼稚園
□□ □□先生

と書きましょう。

宛名に関するポイントは以下の2点です。

(1)「様」と「先生」のどちらにするか?
 →先生宛なので「様」よりも素直に「先生」の方が良いです。

(2)2名以上に出す場合は連名にするか、1人ずつ出すか?
 →1人ずつ出した方が丁寧な感じになるのでおすすめです。

子どもによっては、2枚描かせようとすると文句言われる可能性もありますが(我が家で経験あります)、1人1人先生の顔を思い浮かべながら描かせるなど工夫してみましょう。それでも駄目なら、宛名を連名にして1枚で出します。
宛名で連名にする場合は、次のようになります。

東京都渋谷区渋谷○-○-○

○○幼稚園
×× ××先生
□□ □□先生

ちなみに連名の場合、上の立場の人から順に書くようにしましょう。
もし園長先生に書く場合は、最初に園長先生の名前を。次にその他の先生の名前を。次のように書きましょう。

園長×× ××先生
  □□ □□先生

差出人名はお母さんと子どもの合作なので、親子連名にしましょう。


残暑見舞いで幼稚園宛の文例は?

残暑見舞いの文例といっても、幼稚園の場合はさほど難しいことは考えなくて大丈夫です。
ただ、立秋(8月7日頃)の前日までに出す場合は以下の文例中「残暑見舞い」でなく「暑中見舞い」として送ります。

残暑お見舞い申し上げます。
先日は暑中見舞いをありがとうございました。

・・・ここで子供の近況報告・・・

まだ暑い日が続くので先生もお体にお気をつけください。
2学期も○○(子供の名)をよろしくお願い申し上げます。

子供の近況報告については、

  • 子供が夏休みにどんな風に過ごしたか
  • 夏休み中こんなことをして楽しかった

というようなことを一言書き添えると良いですよ。

また、子供が絵を描くのが苦手で描きたくない、という場合は、無理に絵を添えようとしなくても大丈夫です。インクジェット用の葉書を購入して、夏休みの思い出写真を子供と一緒に選んで、それを印刷してしまいましょう。そして、近況報告として写真の説明を含めて書くと良いですよ。もし家にプリンターがない場合は、子供のプリクラを貼るのもおすすめです。

こういう作業を一緒にやると、子供は文字や絵を書かなくても葉書を書いた気分になり満足感を得られるし、受け取った先生も子供の近況を知って嬉しく思ってくれるはずです。

さいごに

幼稚園からの暑中見舞いや残暑見舞いについては、季節のイベントの一種として出してくる園も多いので、返事はしなくても問題ありません。
ただ、こういうのが日本の文化の1つであり、手紙やハガキを書くという風習は子供達に伝えていきたいですよね。折角の機会なので親子で楽しくやってみる方向で考えると、子供の情操教育にもなるしおすすめです。

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