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贈り物・おつきあい

商品券で旅行に使えるのはどれ?宿泊代や新幹線代の場合は?

商品券って旅行に使えるのでしょうか。

両親の誕生日や母の日、父の日、敬老の日等に旅行券をプレゼントしたいと考えても、実際に贈るとなると、どこで買えば良いのか悩むものです。

実は、どんな旅行をするかによって向き不向きがあります。今回は、贈る相手のタイプによって、どんな商品券が合うのか、宿泊代、新幹線代等をどうするかまで踏み込んだ選び方をお話しします。

商品券 旅行に使える中でおすすめは?

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旅行目的の商品券を購入する場合は、贈る相手がどんな旅行を好むかによって選択肢が全く異なります。

ちなみにJTB旅行券は旅行代理店のJTBが販売する旅行券ですが、JTBのお店でしか使えません。つまり、旅行券を使えるのは、旅行ツアーの予約時であって旅行当日のホテル精算ではありません。

商品券は発行会社がどこと提携しているかによって、旅行代金の支払い範囲が次のように異なります。

1.旅行ツアーを利用する場合
→旅行代金全額に充当(ホテル等宿泊代+交通費)

2.旅行ツアーを利用しない場合
→(1)ホテル等の宿泊代に充当
(2)新幹線等交通費に充当

自動車で行く場合はホテル代だけが必要ですよね。でも、高齢になると全部お任せのツアーの方が楽だし便利だ、という人も多いですよね。
だから、贈る人がどの形態で行くのかを事前に考えて選ぶようにしましょう。

では次に1つ1つ考えていきましょう。

ツアー旅行の場合

ツアー旅行の場合は贈る相手が申込みに行ける範囲の旅行代理店がどこか調べましょう。
商品券を利用できる主な旅行代理店は次の通りです(2016年4月時点調査)。

  • JCBギフトカード→JCBトラベル、東武トップツアーズ、日本旅行、阪急交通社、名鉄観光サービス
  • VJAギフトカード→近畿日本ツーリスト、京王観光、京急観光、JR東海ツアーズ、東武トップツアーズ、奈良交通、西鉄旅行、阪急交通社、阪神アイビートラベル、名鉄観光
  • UCギフトカード→小田急トラベル、京急観光、東武トップツアーズ、日本旅行(日本旅行OMCを除く)、日旅サービス
  • 三菱UFJニコスギフトカード→小田急トラベル、近畿日本ツーリスト、京王観光、東武トップツアーズ、西鉄旅行、名鉄観光サービス、郵船トラベル

また、百貨店商品券(全国百貨店共通商品券でない、百貨店限定商品券)だと同じグループ会社の旅行会社等を利用できます。

  • 東武百貨店の限定商品券→東武トラベル、メトロポリタンプラザ等
  • 東急百貨店の限定商品券→東急観光、テコプラザ、東急電鉄の定期、東急系のホテル、日本交通でのタクシー料金の支払い等
  • 小田急百貨店の限定商品券→小田急トラベル、小田急系のホテル等
  • 京急百貨店の限定商品券→京急観光、京浜急行の定期売場、京急グループのホテル等

宿泊代だけの商品券だとおすすめは?

旅行代金全額となると旅行代理店で申し込みするツアーが一般的だし楽ですが、贈られた側が「どこに行くか、ホテルをどうするか、どこの旅行代理店で申し込みするか」を1から考えるというのは高齢になると案外迷ってしまうものです。

そんな場合に便利なのが、「宿泊代だけをプレゼントする」という方法です。もちろん、「2つのうちの1つを選びましょう」というのでなく、全国各地の温泉やホテル等を予算に応じて選ぶことができます。

お年寄りって、「この中から良いものを選んでね!」という見てパッと選べるプレゼントだと案外気楽に選べるんですよね。
これだと「宿は申し込んだけど交通費はどうするの?」となるかもしれませんが、それは自腹で行ってもらうか別に交通費として商品券や現金をプレゼントするという方法もあります。これは予算に応じて決めても良いと思いますよ。

宿泊の商品券、カタログギフトのおすすめは次の通りです。

(1)リンベル「選べる宿泊ギフト」
カタログギフトで有名なリンベルの宿泊ギフトです。
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(2)温泉宿ギフト(JTBえらべるギフト「たびもの撰華」)
JTBのギフト券の1つで、1泊2日の2名様プラン以外にも遊覧飛行、クルージング、レストラン等の食事などが可能です。
宿泊代だけの商品券ですが、カタログを見て予約センターに電話し、ハガキを投函するだけなのでJTB旅行券よりも使いやすいはずです。
PR)詳細はこちら(公式サイト)です。

商品券で新幹線代を考える場合は?

旅行代金をプレゼントするケース以外に、「孫の顔を見に来てね」という意味を込めて、新幹線代を贈りたいというケースもありますよね。そんな場合には新幹線代も商品券で贈る方法があります。

ただし、新幹線の乗車券を商品券で購入する場合、JR各社共通のギフトカードはなく、基本的にJR各社とも、自社発行の商品券のみ利用可能となっています。

  • JR北海道→ツインクル旅行券、大きい駅※の場合はびゅう商品券も使えます。
  • JR東日本→びゅう商品券、びゅう旅行券
  • JR四国→ワープ旅行券
  • JR九州→JR九州旅行券

※札幌、小樽、新千歳空港、函館、旭川、釧路、帯広などがあります。

旅行代理店で購入するなら他の商品券も利用可能です。
上の「ツアーで使える商品券」と同じように商品券の種類によって利用できる旅行代理店が異なります。ですから、高齢者に贈る場合は分かりにくいので避けた方が良いかもしれません。

ちなみにJR西日本とJR東海は旅行券、商品券がありませんが、JR東海系列の旅行会社「JR東海ツアーズ」ではJTB旅行券が使えます。

まとめ

旅行をプレゼントする場合は旅行代理店で申し込む旅行券か、宿泊代や新幹線代等単独のプレゼントにするか事前に考えておくことが重要です。

旅行券と宿泊ギフトそれぞれのメリットとデメリットは次の通りです。

旅行券のメリットとデメリット
【メリット】宿泊代だけでなく新幹線や飛行機、バス等の交通費も含まれている(申し込み時に乗車券や宿泊券を貰う)
【デメリット】商品券によって利用できる旅行代理店が限定されるので間違えやすい(宿での直接払いはNG)

宿泊ギフトのメリットとデメリット
【メリット】申し込みが電話やインターネットで簡単に出来る
【デメリット】交通費は別に用意しなければならない

そして、渡す際は商品券の使い方をさりげなく、しっかりと説明した方が良いでしょう。
商品券には利用店舗一覧等が同封されているはずですが、年配の方だとそれを読まずに「旅行ならどんな内容でも利用できるもの」と思い込む可能性があるからです。

説明ポイントは次の通りです。

ツアー旅行代金(宿と交通費込み)の場合
「××旅行代理店でツアーを申し込む際に使えるから、××へ行ってツアーを決めてその支払いに使ってね」

宿泊代の場合
「全国の宿がここで選べるから、どこに行くか決めたら予約ダイヤルに電話して、同封ハガキを郵送してね」
(電話だけで済む宿泊カタログもあります)

旅行券の場合はショッピング目的の商品券と違って、その場で使える、使えないが分かりにくい商品券です。
だから、ホテルに行ってから「使えなかった」ということのないよう、最後までフォローする気持ちで贈りましょう。

◆その他商品券の記事はこちらにもあります。
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