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母の日

母の日カーネーションに切り花と鉢植えどっちが長持ち?おすすめは?

社会人になって初めての母の日。
オーソドックスだとは思うけど、母の日なんだからやっぱりカーネーションを贈りたい。

今までは1本の切り花しか贈れなかったけど、初めての給料も出たから豪華な花にしようと思うの。

セブンイレブンのカタログを眺めていると、切り花の花束や鉢植えだけでなく可愛らしいアレンジメントもあって迷っちゃう。どれを選べばいいのかなあ?

このように、母の日に豪華なカーネーションを贈りたいと考えたけど、切り花の花束やアレンジにするか鉢植えにするのかを迷って悩む人は案外多いです。

今回は、カーネーションの選び方について切り花と鉢植えのメリットデメリットや、どちらが長持ちするか、贈る相手による向き不向きについてまとめました。

母の日カーネーションに切り花はどうなの?

母の日のカーネーション切り花

母の日のカーネーションで花束やアレンジメントのような切り花を選ぶ場合、メリットとデメリットは次のことが考えられます。

【メリット】
・手入れが水を変えるだけで済む(1日1回)
・(同じ予算の場合)鉢植えよりも大きな花が入るので豪華に見える

【デメリット】
・短期間で枯れてしまう

カーネーションの切り花の寿命は、春の場合は1週間程度です。暑い時期だと4~5日程度と更に短くなります。

手入れについては通常1日1回水を変えるだけですが、茎が傷んできたり元気がなくなってきたら水の中で茎の先っぽを斜めに切る(水切りする)ことが必要になります。

アレンジメントについても茎を挿しっぱなしにするのでなく水切りが必要になるため、花束を生けるよりも案外手間だと感じるかもしれません。

ただ、切り花も水切り以外に寿命を延ばす方法として次のようなことがあります。

  • 10円玉を水に入れておく(きれいな硬貨がおすすめ)
  • キッチンハイターを1滴垂らす
  • 砂糖を少し入れる
  • 炭酸水を5分の1の割合になるよう入れる
  • 延命剤を入れる

母の日カーネーションに鉢植えはどうなの?

鉢入りの母の日のカーネーション

一方、カーネーションの鉢植えのメリットとデメリットは次のようになります。

【メリット】
・多年草なので翌年以降も花を咲かせる楽しみがある

【デメリット】
・同じ予算の場合、切り花よりも小さな花になる(可愛らしいけど豪華に見えない)
・手入れが難しい(普段園芸をしない人にとって)

カーネーションの鉢植えは毎年母の日に人気ですが、意外と育てるのは難しいです。

園芸好きな人ならどんな点に注意すれば良いのか分かるし難しくないのですが、コツが分からないと枯れてしまうことが多いです。

また、鉢植えは「切り花よりも長持ちするだろう」と誰もが思って購入したり、受け取った人も思いがちなので、その花が枯れた時のショックは大きいようです。


母の日カーネーションで長持ちするのはどっち?おすすめは?

 

常識的に考えると長持ちするのは鉢植えですが、上でお話ししたように、実際には鉢植えを育てるのは難しいです。

贈るお母さんが園芸好きでない限り、鉢植え寿命も切り花と同じで「枯れて当たり前」と考えておく方が無難です。

贈る場合に大事な点は「長持ちするから」という理由と期待だけで鉢植えを贈らないことです。

運よく夏までもった場合でも、カーネーションは夏の暑さに弱いので夏越しするのが難しいですし、多年草で春や秋に何回か花を咲かせる可能性もありますが、上手に咲かせるのは難しいです。

じゃあ、やっぱり切り花の方が良いの?

と思うかもしれません。
その通りで、お母さんがあまり手入れをしない場合は切り花がおすすめです。

それでも鉢植えを贈りたいなあ、と考えるなら次の2つのことが当てはまるか考えてみて下さい。

  1. 贈った相手がカーネーションを育てる楽しみを持つか?
  2. カーネーションの適切な置き場所があるか?

(1)贈った相手がカーネーションを育てる楽しみを持つか?について
花を贈る場合のポイントは「贈った相手が花とどう関わるか」であり、今後花が咲くか咲かないかという問題でなく、植物を育てることの楽しみがあるかなのです。

鉢植えを贈る場合、鉢の周りにビニールで丁寧にラッピングされているのですが、実はこれは花が傷む大きな原因の1つです。

何故かというと、ビニールで覆うことで蒸れやすくなっているからです。

手入れしない人だと、「あら、きれいねー」と言ったまま数日間放置することもあるんですよね。この間、水はあげるけど、ビニールのままなので水が鉢底にたまってしまい、根腐れしてしまうしその水分のおかげで湿気も高くなり萎れてしまいます。

だから本当は、贈られたらすぐにビニールから取り出して水をやり、余分な水を除いて風通し良い場所に置くことが大切です。

育てる楽しみがある人なら、こういうマメ知識は当然の常識であり、花を貰ったらすぐに置き場所などを考えて世話をし始めるものです。

もし贈る場合でお母さんがこういうことを知らないなら、教えてあげて一緒に世話するつもりでいた方が良いかもしれませんね。

(2)カーネーションの適切な置き場所があるか?
カーネーションは日光を好むため、日の当たる場所に長く置いてあげることも大切です。ですから、置く場所の有無も重要な判断基準になるでしょう。

もし鉢植えを贈りたいけど日当たり良い場所が殆どないという場合は、アジサイのような、日照時間が多少少なくても良い性質の花がおすすめです。

さいごに

母の日のカーネーションは切り花、鉢植え共に母の日に合わせて最高の状態になるよう管理して育てられています。ですから、その後にもっと良くなることを期待しない方が良いでしょう。

また、鉢植えの場合つぼみが多いので、数日経ったらもっと花が咲くかもしれないと期待しがちですが、残念なことに、つぼみの中身はスカスカで開花しないものが多いです。もし鉢植えを選ぶのであれば、贈る時点で花が沢山開いている鉢を選ぶ方が良いでしょう。

そして、花を育てるのが楽しみというお母さんでなければ切り花の方が花が大きく豪華に見えるしおすすめです。「でも切り花だと1週間程度でおしまいよね」と考えるのであれば、延命剤を一緒に贈るという方法もありますよ

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