喪中はがき

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供養のマナー

喪中はがきの作り方 自分で作る場合の用紙や切手選定ポイント

喪中はがきを出す場合、印刷屋さんに依頼するのも1つの手段ですが、自分で作り方が分かればちょっとの手間で作れます。

今回は、自分で喪中はがきを作れるように定型文面の無料ダウンロードや、喪中用はがき用紙と切手の選び方などをお話しします。

喪中はがきの作り方はどんな方法があるか

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印刷屋さんに依頼する場合

喪中はがきを作る場合、手っ取り早いのは印刷屋さんに依頼する方法です。
スーパーや町の印刷屋さんに行けばパンフレットもありますし、

・亡くなった人の氏名、続柄、年齢、
・差出人の住所、氏名、郵便番号
・印刷部数
・印刷文面をどのパターンにするか

このようなことが分かればすぐに注文でき、比較的短期間で仕上がります。

どこで印刷するのか探すのが面倒であれば、ネットでも注文できます。

喪中はがきが完成したら、自分でやることは次の2つだけです。

・宛名面の印刷(または手書き)
・切手を貼って投函※

※切手を貼るのが面倒であれば郵便局に行き、料金別納郵便にするという手段もありますが、受け取り手によっては手抜きと思われるので、余程枚数が多いのでなければ切手の方が無難でしょう。

自分で作る場合

でも、ちょっとの手間を惜しまないのであれば、自分で作成するほうが費用が安く抑えられます。
自分で作成する場合の手順は次の通りです。

(1)喪中はがき用紙の購入
(2)パソコンで文章作成・印刷※
(3)宛名面の印刷(または手書き)
(4)切手を貼って投函

※喪中はがき文面をダウンロードしよう

喪中はがき文面はWordで簡単に作成できます。
こちらのサイトがおすすめです。

(株)ササガワ 喪中はがき無料テンプレート12種類

このデザイン中には

・文面画像
・文面入り商品
・文面打ち換え可能

この3種類があるので、故人の氏名、続柄、年齢などを入れたい場合は「文面打ち換え可能」タイプから選びましょう。
氏名、続柄、年齢は入れなくてもよいとされていますが、受け取り手に誤解が生じないよう、なるべく氏名と続柄は入れるほうが良いと思います。


喪中はがきの用紙選定ポイントは?

喪中はがきを自分で作る場合は、まず用紙を買ってくる必要があります。

郵便局の官製はがきについて

郵便局の官製はがきを使う場合は「通常はがき・胡蝶蘭(62円)」が無難です。
以前はインクジェット用紙がなかったのですが、現在ではインクジェット用紙も発売されています。
郵便局官製はがきページへ

ただ、胡蝶蘭は喪中用として販売されている物ではなく、「落ち着いた柄だから」という理由で使う人が多いだけです。

郵便番号は赤枠ですし、胡蝶蘭は弔事にも問題ありませんが慶事でも使える花であり違和感を覚える人もいます。そのため、これらのことが気になる場合は官製はがきでなく、市販の印刷用紙を使い、弔事用切手を貼るのが良いでしょう。(郵便局では期間限定で定型文面が印刷されたはがきを販売していますが、個人名や自分の住所等は印刷されていないため、きちんとした物を作りたい人にはおすすめできません。)

市販の印刷用紙について

市販の印刷用紙を使うと、郵便番号部分はグレーなので落ち着いていますが、切手を貼らなければならないので大量発送する場合は手間がかかります。
(料金別納郵便にすれば手間は省けますが、手抜きと思われるかもしれません。)

安い印刷用紙としては、このような商品があります。

ただし、紙の厚さがやや薄手なので、重厚感のある喪中はがきを求める人には向かないかもしれません。

ちょっと値段が高くなりますが、このような商品もあります。

喪中はがき 用紙のみ 10枚 胡蝶蘭

喪中に相応しく上品なデザインで、楽天市場では人気があり高評価ですよ。

喪中はがきの切手はどう選ぶ?

喪中はがきの切手は、現在郵便局では弔事用普通切手62円(花文様)が発売されています。
郵便局 普通切手一覧ページへ

これにしなければならない、という決まりはありませんが、弔事に相応しい落ち着きのあるデザインだし無難なので選ぶ人が非常に多いです。
ただ、余ったときに困るからどうしよう、と迷う場合は、1枚につき交換手数料5円払えば他の切手や官製はがきなどに交換購入できるので少し余っても問題ありませんし、交換手数料が勿体無いと考えるのであれば、何か景品応募など、受け取った相手が切手を見て気にしないようなケースで使い回しする方法もあります。

また、弔事用切手なので受け取った人が重い気持ちになるのでは、と思う場合は、地味な切手を貼る方法でも大丈夫です。郵便局で地味なデザインがないか相談しても良いでしょう。ただし、年賀状用の切手や慶事用切手など、おめでたいイメージの切手は避けてくださいね。

さいごに

喪中はがきは手間をかけたくないなら印刷屋さんにお任せしましょう。

でも、パソコンとプリンターがあれば自分で作る方が安いし、案外簡単にできるのでおすすめです。

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