阿賀神社 太郎坊宮

開運

【関西パワースポット】知る人ぞ知る『阿賀神社太郎坊宮』成り立ち・ご利益・みどころやアクセス

滋賀県東近江市にある「阿賀あが神社」。
夫婦岩で知られる、巨岩が露出した赤神山の中腹にあり、「太郎坊宮たろうぼうぐう」の名で親しまれている古社です。聖徳太子が国家安泰を祈願し建立した太郎坊宮は、勝負事の神様としても有名。スポーツ選手や、政治家、経営者の参詣が後をたたない滋賀有数のパワースポットです。

神様の山、修験道の霊山である『阿賀神社 太郎坊宮』。その成り立ち、ご利益、みどころ、アクセスなどを、詳しくご紹介します。

阿賀神社 太郎坊宮の成り立ち・由緒

滋賀県東近江市にある 阿賀神社あがじんじゃ 。太郎坊宮たろうぼうぐう や太郎坊阿賀神社の通称で知られています。

神道に天台山岳仏教と修験道の信仰が相交わり、特殊な信仰形態のもとに、今日の太郎坊信仰が確立されました。全山巨岩が多く、見るからに神秘な霊山である 赤神山あかがみやま の中復に位置します。神体山信仰、盤境信仰の発祥の地とも言われています。

そもそもは、夫婦岩をはじめ巨石を磐座として、祭祀が行われていたと言います。

600年頃、推古天皇の時代、四天王寺で使用する瓦を焼くために、蓑作山みつくりやま に 瓦屋寺かわらやじ を創建。同時期に、蓑作山の一峯である赤神山に天照大神の第一皇子神 正哉吾勝勝速日天忍穂耳命マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ を祀る社を建立。赤神山の名前から阿賀神社と称したとされます。

阿賀神社のある地名「小脇」は、天照大御神がいつも小脇に抱え「此の脇の子」とかわいがっていた正哉吾勝勝速日天忍穂耳命が降り立ったところであるからだと伝わります。

799年、伝教大師最澄薬師如来本尊とする成願寺を、阿賀神社の神宮寺として麓に建立。その際に、山の守護神として建立を手助けしたのが、天狗の太郎坊。

その後、阿賀神社と成願寺は神仏習合し、社殿・僧坊が50あまりも建立され発展します。成願寺は阿賀神社境内の最高所に奥之院を作り、太郎坊大権現像を祀りました。阿賀神社は成願寺の管理下となり、総称を太郎坊宮とし、修験道の霊場になっていったそうです。

1568年、足利義昭を擁して上洛を目指す織田信長と、それを迎え撃つ六角義賢との合戦に巻き込まれて炎上、荒廃しています。その後再建されますが、時代の変化もあり、阿賀神社は成願寺の管理下を離れ、成願寺の奥之院を新たに神社の本殿に改めます。

阿賀神社太郎坊宮 公式サイト:http://www.tarobo.sakura.ne.jp/

ご本尊

  • 正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ

伊勢神宮の天照大神の第一皇子神。

神様のお名前には「まさに勝った、私は勝った。朝日が昇るように鮮やかに、速やかに勝利を得た」という、勝利を象徴する意味が込められています。
そのお名前の通り、勝利と幸福を授ける神様として信仰されています。

太郎坊宮

神験即現しんげんそくげん (神様のご利益がすぐに現れる)の大神」と崇められています。プロスポーツ選手や、企業経営者、政治家、職人、ビジネスマンなど、業種を越え多くの人々がご利益をいただきに、参詣がたえません。

ご利益

勝運授福、開運厄除、除災招福、商売繁昌

阿賀神社 太郎坊宮の見どころ

太郎坊宮 一の鳥居

近江鉄道、太郎坊宮前駅を降り立つと、すぐに一の鳥居に迎えられます。
太郎坊宮は標高350mの赤神山(太郎坊山)に建つ神社です。

赤神山

鳥居の奥には、巨石や山肌に佇むいくつもの建造物。
大昔から「神様の山」「天狗が住む山」「修験道修行の霊山」と崇められきた、赤神山のもつパワーをまさに肌で感じることができるのです。

麓まで続く道路では、時折車ともすれ違いますが、とても静かな1本道。道路脇には田畑がずっと続く田舎道ではありますが、道路際には桜などが植えられ、石灯篭もずっと続きます。人々の祈りにまもられてきた参道を、ただひたすら進みます。

二の鳥居の手前には、御神田と大きな野面燈籠もあります。

御神田
野面燈籠
太郎坊大権現

石碑の先には、740段の階段。

長いですが、、、整備された階段ですので、比較的登りやすいです。

成願寺

赤神山 成願寺

参道をあがっていくと、赤神山せきしんざん 成願寺じょうがんじ があります。

799年、伝教大師最澄の創建と伝えられている天台宗の寺院。本尊の薬師如来坐像は平安後期のものですが、秘仏で、扉越しのお参りです。

阿賀神社と天台宗の成願寺は、古くの神仏習合で最盛期には50ほどの社殿・僧坊が建立されていたそうです。織田信長の兵火にかかり炎上、その後再建されますが、時代の変化もあり阿賀神社は成願寺の管理下から離れ、阿賀神社は成願寺の奥之院を新たに神社の本殿に改め、太郎坊宮と称することになります。明治の神仏分離で、阿賀神社とは完全に分離、その後修験道も廃止され、僧帽は廃寺となりました。現在するのは、成願寺と行万坊、石垣坊の一寺二坊のみ。太平洋戦争では金属類改修令により、梵鐘が供出、と過酷な歴史があります。

びんずる尊者像

身体の悪い箇所と同じ箇所を撫でると治ると言われる、びんずる尊者像

表情が若干怖いですが、頭はピカピカなところをみると、多くの方の願いを受けていることは確かなようです。

参道 木の鳥居

太郎坊宮 参道

参道には、多くの鳥居があります。木造の鳥居には新しいものが目立ちます。

大正時代のはじめには、太郎坊宮の参道には1000基を超える鳥居が立ち並んでいたといわれます。神さまへの祈りや感謝の思いを込め、大昔から寄進され続けてきました。

戦後は良質な木材の確保が困難になったことなどから次第に減少していきました。

伝統そのままに、神様への「祈り」と「感謝」のひとつの形である、鳥居の寄進を受付ています。受付期間や建立予定は、太郎坊宮のサイトでご確認いただけます。

不上石

不上石

昔の石段の1つで、明治初年の頃までは、参拝当日に魚・鳥といった肉類を食べた者は全てこの石よりは上には登らず、ここから拝礼したそうです。

修験道の霊山に穢を持ち込むな、というところでしょうか。

祈祷殿

祈祷殿

山の中腹にある駐車場に建つ祈祷殿では、お車のお祓いや、本殿までお参りできない方のご祈祷やお守りを授与いただけます。

猪目の的 かわらけ投げ

駐車場からは、「猪目の的」と「かわらけ投げ」も。思いをこめて「かわらけ」を投げ、的を通ると、開運厄除、恋愛成就、昇運授福のご利益も。

十二支の御神像

十二支の御神像

十二支にそれぞれ司っている事柄があり、その年の行先を見極める上でも深い意味を有しています。この御神像には、十二支がそれぞれ司る事柄を刻んでお祀りしています

太郎坊宮
  • 子:子授
  • 丑:根気
  • 寅:決断
  • 卯:飛躍
  • 辰:信頼
  • 巳:貫徹
  • 午:勝利
  • 未:安泰
  • 申:学芸
  • 酉:繁栄
  • 戌:恩義
  • 亥:勇気

拝殿

太郎坊宮 拝殿

太郎坊宮では、本殿と拝殿は離れています。まずは拝殿。

太郎坊宮の重要な祭儀を行うための建物です。夫婦岩の真下に位置し、江戸時代にはすでに現在の場所にあったそうです。

阿賀神社の神紋は、「輪宝りんぽう 」。
「災いを祓う」「魔物を倒す」といった意味があります。

赤神山稲荷社・火防の稲荷社

赤神山稲荷社
火防の稲荷社

銅鳥居

銅鳥居

夫婦岩の手前には、板金加工を施された珍しい鳥居(鳥居自体は木造)があります。
銅での板金加工の理由はわかりませんが、圧倒的な存在感があります。

夫婦岩

夫婦岩

神様のお力によって押し開かれたと伝わる大岩。長さは約12m、岩と岩の幅はわずか80cm。

良い心の持ち主が、願い事を念じて岩の間を通ると願い事が叶い、悪い心の持ち主が通ると、岩にはさまれてしまうと伝わります。江戸時代の書物には「岩の間には天狗が住んでいて人間は通れない」と記されていたそうです。

山側大きいほうが男岩で、谷側が女岩とも呼ばれ、縁結びのご利益もあると人気です。

なお、地質的には、湖東流紋岩という火山岩の節理(割れ目)。味気ないですが、これが真実です。

本殿・参拝所

成願寺奥之院

元は、成願寺奥之院。現存の本殿は1753年建築。

お参りの際に、外から見えるのは参拝所で、大正時代の増築。山腹の斜面に乗っかるように、せり出すように立っています。

七福神

七福神

本殿から降りてくると七福神に迎えられます。こちらの道は裏参道と呼ばれています。

七福神は、それぞれ離れていますし、時々わかりにくい場所にいらっしゃる方も。下り道なので、気楽に探しながら進めます。

✔ 祈祷殿から絵馬殿の方に進むと、裏参道から本殿へお参りできます。本殿への上りは坂道が多く、本殿から夫婦岩〜参集殿の下りが階段となります。

鎮魂窟

鎮魂窟

弁財天の下にあるのが、修験者が修行の場所である鎮魂窟。修験者ではなくても、格子戸をあけ中に入ることができます。

「鎮魂」というと死者の霊を慰める意味で使われることが多いですが、神道では「(み)たましずめ」といい、生者の魂を体に鎮める儀式を指します。

一願成就社

一願成就社

お百度詣り等によって願掛けを行う一願成就社。

一願とは、自分が心に抱く、ただ一つの、本当の願い事。必勝祈願、合格祈願等などでのお参りも後をたちません。

太郎坊宮 一願成就社

1983年造営。

正面には天狗が、殿内は本漆塗、極彩色、金箔と華やか。天井は二尺角格天井九十四枚絵、国内自生の花九十四種が描かれています。

阿賀神社 太郎坊宮のお守りや御札 授与品

  • 各種お守りや、おみくじ、御朱印は、参集殿でいただくことができます
  • 授与品はインターネット販売はありません。ご注意ください。
  • 社務所に電話等で連絡すると、郵送もしていただけます。

👉お守りを授かりたい人はこちらの記事も参照ください。最強のお守り(護符)について書きました。

年中行事

  • 1月1日 初もうで
    勝運授福、開運厄除、商売繁昌の神として信仰される太郎坊宮の初もうでには、毎年約10万人の方々が訪れます。
  • 3月24日 例祭
    太郎坊宮のお祭りの中で、最も重要な儀式。皇室弥栄、国家安泰、万民幸福等を祈願する祭礼。
    献幣使をお迎えし、神社神職、役員が正装して拝殿に進み、儀式を行います(一般昇殿不可)。
  • 4月第1日曜日 渡御祭とぎょさい
    太郎坊宮の神様を奉じ、御神輿が氏子各町を巡ります。賑やかな鐘太鼓の音が鳴り響く中、御神輿のお渡りがなされます。
    前日の宵宮祭では太郎坊宮の山麓にある御神田に大炬(大きなたいまつ)を五柱並べて立て、御神火を灯します。
  • 5月第3日曜日 お田植え大祭
    五穀豊穣、産業発展を祈ります。菅笠に手甲、脚絆を身に着けた早乙女が神饌田に苗を植え付けます。

    秋に収穫されると、太郎坊宮の神前に御供えする饌米や鏡餅に、藁(わら)は注連縄に使われます。
  • 6月30日 夏越大祓式
    半年間の罪穢れを祓い清め、紙製の人形にご自身の罪穢れを託し、清火で燃やすことにより心身清浄を祈ります。『茅の輪くぐり』神事も行います。
  • 7月中旬 千日大祭
    この両日にお参りすれば、千日間のお参りと同じご利益を授かると伝わる、太郎坊宮の古祭。
    1週間ほど前には「千日大祭祈願祭」。奉納頂いた提灯が境内神域を照らし、幻想的な空間が広がります。千日大祭日を含む一週間の間には、献茶式等各種行事も同時に開催されます。
  • 中秋の日 観月祭
    麗しい菊花を太郎坊宮の神様に献じます。山上広場一帯に菊花が展示されます。
  • 11月3日 一願成就社報恩祭
    太郎坊宮の神様から頂いた「恵み」に感謝し、更なるご加護を祈ります。
  • 12月第1日曜日 お焚上大祭
    神道、天台山嶽仏教、修験道が融合した祭礼で、太郎坊宮の象徴とも言われる大祭儀。
    全国屈指の規模を誇る神道護摩行事で、国家安泰、天下泰平と共に、人々の幸福を願い、神主や修験者が真摯に祈りを奉げます。神域と俗世を隔てる結界においてなされる山伏問答もみどころのひとつ。
    数万を超えるご神木(護摩木)が、各地から奉納されます。護摩壇に燈された御神火は瞬く間に広がり、神域には御神煙が立ち込めます。この御神煙を浴びると、心身清浄となり、諸願成就、心身守護の大いなる御神徳を頂きます。
    御神煙が晴れると、読経とともに、修験者が護摩壇にご神木(護摩木)を投じ、願いを天高くまで届けてくださいます。
  • 12月31日 師走大祓式
    半年間の罪穢れを祓い清め、紙製の人形にご自身の罪穢れを託し、清火で燃やすことにより心身清浄を祈ります。

※画像:阿賀神社

阿賀神社 の拝観料・行き方・駐車場・開門時間

拝観料

  • 参拝には拝観料はかかりません

参拝時間

  • 境内参拝時間:24時間可能
  • 授与所・御朱印:9:00~16:30頃
  • 祈祷は予約不要ですが、予約もできます
  • 御朱印やお守り、御札は参集殿で授与いただけます
  • 一部のお守りは、中腹駐車場近くの祈祷殿でも授与いただけます

所要時間

  • 60分程度

アクセス情報

◆JR東海道本線(琵琶湖線)「近江八幡駅」または「米原駅」乗り換え
 近江鉄道「太郎坊宮前駅」下車 徒歩20分
◆名神高速道路八日市インターチェンジより 西へ10分
◆国道8号線(友定町・西生来町各交差点)より 東へ15分

駐車場

  • 無料(太郎坊宮前駅駐車場、神田前駐車場、登山口駐車場、中腹駐車場)
    ・登山口から本殿までは階段約740段
    ・中腹駐車場から本殿までは階段約260段

阿賀神社 一緒にお参りしたいパワースポット

それぞれが離れています。公共交通機関での移動にはそれなりに時間がかかります。電車やバスの時間を事前にご確認ください。

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