父の日の由来を説明できますか?
何となく母の日の後にある父の日と言うイメージですが、由来まで知らないものですよね。
調べてみたところ、父の日はアメリカ発祥の祝日である女性の育ててくれた父親に対して『感謝を伝えたい』という気持ちからできたものでした。
父の日の歴史は深い意味があるようで是非子供にも教えてあげたいですよね。
安心してください!
子供に簡単に伝える方法も後ほどご紹介します。
父の日の由来を知りたいあなたに
- 父の日の由来は?
- 子供に簡単に伝えるおすすめ方法は?
- 父の日の贈り物は?
をまとめました。
父の日の由来を知って、子供にも教えてあげて、毎年素敵な父の日を過ごしてくださいね。
父の日の由来は?
父の日の由来はアメリカで発祥して育てて父親に対して『感謝を伝えたい』と気持ちからできたものです。
詳しく見ていきましょう。
父の日の始まりはアメリカのある女性の願い
父の日は、1909年にアメリカに住んでいたソノラと言う女性が、母の日があるのに父の日がないことに疑問を抱き、牧師に相談したことから始まったと言われています。
ソノラは、6人兄弟の末っ子でしたが、軍人である父親に男手1つで育てられました。
ある日教会で母の日があることを知って、父の日もあるべきだと思い、牧師にお願いをしたそうです。
そんな願いから、アメリカで1910年6月19日に初めて父の日の式典が開催されました。
ちなみに母の日もアメリカ発祥なんですよ。
アメリカで、母の日ができて、父にも感謝したいという思いから『父の日』が誕生しました。
父の日が浸透するまで6年もかかった
1910年に父の日の式典が開催されましたが、一般に浸透するまで6年もかかり、1916年に多くの人が父の日を知るようになりました。
父の日がたくさんの人に知られるようになったきっかけは1916年の式典で第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことです。
その後、1966年に第36代アメリカ大統領であるリンドン・ジョンソンが「父の日」を称賛する大統領告示を出して、6月の第3日曜日を「父の日」と定められました。
そして、1972年についに6月の第3日曜日が正式に「父の日」として制定されました。
父の日の式典から60年もかかって、多くの人に知られるようになったんですね。
父の日の歴史の深さを感じされます。
日本で始まったのは1950年ごろ
日本で父の日が導入され始めたのは1950年ごろです。
でも、このころはまだアメリカでも正式に制定されていないころですので、全然日本国民に浸透していませんでした。
多くの日本人が、「父の日」を認識するようになったのは、1980年代です。
デパートなどの商業施設の販売戦略の1つとして「父の日」を取り合げられたところから、多くの人が父の日を知るようになりました。
日本では父の日が現代のハロウィンやバレンタインのような始まり方をして、親しまれるようになったんですね。
日本でも、アメリカと同じように6月の第3日曜日が父の日と定められています。
他にも、イギリスやフランスなどの多くの国が6月の第3日曜日が父の日とされているんですよ。
子供に簡単に父の日を伝えるおすすめ方法は?
父の日の由来をお伝えしましたが、このまま子供に伝えるにはとても難しいですよね。
でも、子供には父の日を意味を理解して、毎年祝ってほしいと思うのが親心なもの。
子供でも毎年お祝いする意味が分かるような伝え方を伝授しますね。
まずは父の日はいつなのか教える
父の日は何となく母の日の次というのはわかっても正確な日にちまでは覚えるのは難しいものです。
子供にはまず父の日はいつに定められているのか覚えてもらうようにしましょう。
父の日は、6月の第3日曜日です。
母の日が5月の第二2日曜日なので、少し覚えづらいですよね。
しっかりお祝いするためにも、父の日は6月の第3日曜日ということを子供に教えてあげてくださいね。
お父さんに感謝を伝える日と伝える
次に父の日はお父さんに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える日だと教えてあげましょう。
なかなかお父さんに日ごろの感謝を伝える機会がない子も多いものですので、1年に1度お父さんに感謝の気持ちを伝える大切な日なのだと教えてあげましょう。
母の日が終わると次は父の日の準備をするように促してあげて、お父さんの似顔絵やお手紙を書いて、感謝の気持ちを伝える準備をしましょう。
なかなか子供にとって感謝の気持ちを伝えると言ってもピンときませんので、何か形になるものを作るように教えてあげると理解しやすいですよ。
父の日はアメリカのある女性のお願いから始まったと教える
実際にアメリカに住んでいる女性が牧師にお願いしたことから父の日が始まったと由来も教えてあげましょう。
ただ父の日はお父さんに感謝を伝える日と言っても子供にとってもあまりしっくりこないことがありますので、父の日ができたのには歴史があって、長い年月を経てできたものなんだと教えてあげると興味を持つかもしれません。
- 100年前ぐらいに始まった
- お父さんやお母さんが産まれる前からある祝日
- 昔からある大切な日
などと教えてあげると子供にとっても大切な日なのだと感じやすいですよね。
その子によって、理解しやすい言葉は異なってくるので、お子さんに合わせて伝わりそうな言葉を選んで伝えてあげましょう。
1度にすべてを伝える必要はありません。
何年もかけて伝えてあげれば子供の記憶にも残り、大人になっても父の日を祝ってくれるようになるかもしれませんよ。
せっかく素敵な由来のある父の日ですので、子供と一緒に理解して1年に1度の素敵な日にしてくださいね。
父の日の贈り物は?
母の日と言えばカーネーションですが、アメリカでは父の日はバラを贈る習慣があります。
是非、父の日は日ごろの感謝の気持ちを込めて心のこもった贈り物をしてあげたいですよね。
父の日に贈るといいおすすめプレゼントを紹介していきますね。
黄色いバラ
アメリカでは父の日にバラを贈る習慣があります。
母の日はカーネーション、父の日はバラととても分かりやすいですよね。
お父さんに花をプレゼントはなかなかしたことがない人が多いのではないでしょうか。
特に黄色いバラは「身を守る」と意味があるようです。
是非父の日には感謝の気持ちを込めて黄色いバラをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
手作り工作
子供からお父さんへのプレゼントの定番が手作り工作したものですよね。
我が家でも、子供たちが毎年保育園で思い思いに作ってきた工作品をパパにプレゼントしています。
パパと一緒に写った写真を貼ったりするなどしてあるので、パパは毎年大喜びで受け取っていますよ。
似顔絵やお手紙だけでもとても嬉しいものです。
手形を取ってプレゼントでもとても思い出になりますので、赤ちゃんの時期からプレゼントは可能です。
是非用意して、プレゼントしてみてくださいね。
お酒
成人して20歳超えていたら、お父さんの好きなお酒をプレゼントして一緒に飲んでお祝いするのもアリですよね。
子供の時にはできないお祝いの仕方ですので、お父さんも喜ぶこと間違いなしですよ。
普段はなかなかできない話で盛り上げることができるかもしれませんので、お父さんの好きなお酒をリサーチして、用意してプレゼントしてみましょう。
さいごに
日本では6月の第3日曜日にお祝いされている父の日の由来について詳しく解説しました。
父の日の由来は
- 父の日はアメリカのある女性の願いからできた
- 父の日が浸透するまで6年かかった
- 日本で始まったのは1950年ごろ
です。
子供に簡単に父の日を伝える方法は
- まずは父の日はいつなのか教える
- お父さんに感謝を伝える日と伝える
- 父の日はアメリカのある女性のお願いから始まったと教える
です。
父の日の由来まで簡単に伝えられるとこれから大人になっても祝ってくれそうですよね。
プレゼントも黄色いバラや手作り工作、お酒などお父さんの喜びそうなものを用意してプレゼントしてあげてくださいね。
父の日の由来はアメリカのある女性のお父さんに感謝を伝えたいという気持ちから始まっている素敵な日です。
毎年この由来を思い出しながら、素敵な父の日をお祝いしてあげてくださいね。